ニンビン滞在4日目。
この日は同じホステルにステイしている、同じく一人旅の韓国人の女の子ジンヒーちゃんと一緒に観光をすることに。
ママさんからオススメされたのが、クックフォン国立公園とバイディン寺を巡るツアー。
クックフォン国立公園はニンビンから65キロほど離れているとのことでかなり遠いのだけれど、タクシーをチャーターし、2人で割ればそれほど高くない、ということでジンヒーちゃんと「行ってみよう!」ということになりました。
クックフォン国立公園は天国!? 緑の中、舞い踊る蝶々
ニンビンから約2時間。
車を飛ばして辿り着いたのは深い山の中。
ここがすごかった!
国立公園に入ると、両側に迫る色濃く茂った緑の間、通りには蝶が舞い踊る!
その蝶の間を抜けていく車!
びっくりでした。
写真も撮ったのですが。なにしろブレちゃって全然蝶々がわからなかった……
まるで、夢の中みたいです。
あんなすごい景色は、ちょっとこれまで見たことなかったな……。
白い蝶々は基本的に地面の水たまり周辺にいるのですが、車が来るとわぁっと舞い上がるので、蝶々の中をドライブしているみたいな感じ。
あれ、蝶々はちゃんと車をよけていたのだろうか……
もうビックリして言葉も出ず、ひたすら後部座席からフロントガラスのむこうを見つめ続けていました。
猛暑のハイキングコースは最高のデトックス
しばらく進んで駐車場で車を降り、国立公園内のハイキングコースを歩くことに。
この日もニンビンは30度超え。
山の中と言えど、湿度は高いし温度も高い!
かなり暑い!!!
けれど、ジンヒーちゃんと一緒に山道を歩きます。
国立公園内にはいろいろな虫や生き物がいて、ハイキングの途中に足を止めて
「アッ、虫がいる!」
なんてやるのも楽しかったです。
急な石の階段を上がっていくと洞窟が!
洞窟の中は真っ暗で、スマホのライトをつけて少し散策してみました。
やっぱり、こういうところに入ると涼しくて気持ちが良い!
洞窟を出て少し歩くと、西洋人観光客の団体に出会います。
みんな揃って森の一点を無言で見つめていて、何をしているのかと思ったら、バードウォッチング!
どうやら鳥が好きな人達のツアーだったらしく、珍しい鳥がいたのだそう。
「この鳥がいたんだよ」と教えてくれましたが、分からなかった……
野生の生き物たちの楽園のようなクックフォン国立公園ですが、人間がハイキングするのにはちょっときつかった。
途中何度も足を止めて水分補給し、その度に蚊に追われながら歩き続ける私達。
あとからホステルのママさんに聞いたのですが、ニンビンのベストシーズンは3月と10月。5月6月は非常に暑くなるそう。
だからまあ、仕方ないといえば仕方なかったのね。
でも本当に暑かった!
暑さのため?
森の中の植物も一部枯れています。
ハイキングコースにあった看板。
2-1=0
……らしいのだけれど、どういう意味なのかが最後まで分からなかった(笑)
森の中には(多分)すごい樹齢なのだと思われる大木が。
ジンヒーちゃんと一緒に写真を撮り、また森の中を歩いて駐車場まで……
もうね、とても豊かな緑の中、蝶々もいっぱいでキレイだったのだけれど
暑すぎて、暑すぎて!!!!
5月はハイキングするべきじゃないなと思いました。