ベトナム ニンビン紀行 タムコック周辺&ベトナム土産

さて、夕方のバスの時間まで、ジンヒーちゃんとタムコックのボート乗り場周辺を散策することに。

タムコック周辺の様子をお伝えします!

レストランが多くのどかなエリア、タムコック

タムコックは湖の周りに飲食店が並び、食べるところには困らない、滞在に適したエリアです。

スーパーマーケットはないけれど渋いコンビニみたいな商店はあるので、買い物にも困らないし、ATMもあります。

あとはマッサージ屋さんを兼ねている商店や床屋さんもあり、1つの場所が2つ、3つの役割を兼ねているようです。

タムコック

すっごくで、車も少ないので、散歩しやすいのが良いです。

歩道にバイクが連なっているということもありませんでした。

タムコック

昼下がりのボート乗り場で一休みしているこぎ手たち。

暑いのでみんな日陰にいます。

このボート乗り場の端にある東屋では男性達が集まってワイワイしていて、何をしているのかとのぞき込むと……

ベトナムの将棋?

将棋のようなものを打っていました!

街の人達が集まってこうしてコミュニケーションを取れる場所があるというのはとてもすてき。

……でも、おじさん達、仕事は???

タムコックの朝の風景

そういえばこの日、朝起きてから朝食までのあいだ、タムコックを散歩しました。

タムコック

私は徒歩で出かけたのですが、自転車でサイクリングしていたジンヒーちゃんと遭遇。一緒に砂利道を散策。

本当にのどかです!

タムコック

水田のそばの川では釣りをするおじさんが。

タムコック

貝を集めているおばさんもいました。

食べるのかな?食べるんだろうな。

タムコック

ちなみにこの辺りの水は澄んでいてとても綺麗です。

 

この時、朝8時前でしたが、すでにタムコックのボートクルーズは営業開始していたようで

タムコック

お客さんを乗せたボートが何艘も通り過ぎていきます。

水鳥も一緒に泳いでいるのがなんとものどかでいい……。

 

タムコック、本当に静か・のどかで車も少ないので「ベトナムでゆっくりのんびり過ごしたい」人にはおすすめの場所です。

 

LYS HOMESTAY

今回、私が宿泊したのが、タムコックのボート乗り場から徒歩3分くらいの場所にあるLYS HOMESTAY。

料理上手のママさん。ママさんが作ってくれる朝食は本当においしかった!

英語は現在勉強中。フランス語が堪能だそう。

穏やかで背が高いパパさん。ジンヒーちゃんはパパさんのバイクタクシーでニンビン観光を楽しんでいました。

 

宿代の支払はオンライン(WEBから)か、現金で。宿でカード払いすると手数料を取られるので注意です。

エクスペディアで予約してそのままカードで支払っちゃうのがおすすめ。

また、宿で手配してくれるツアーの料金はすべて、ベトナムドンではなくUSDです。お間違えなく!

トリップアドバイザー LYS HOMESTAY

ニンビンからハノイ、帰国

さて、この日、夕方のミニバスでニンビンからハノイ空港まで戻りました。

バスの手配はホステルのママさんがしてくれ、最後はバス乗り場まで送ってもらい、ハグをしてお別れしました。

バスは約3時間。

途中1回のトイレ休憩がありました。

ハノイ市内に入ると「ああ、戻ってきちゃったなあ……」という感じに。

早くもニンビンが懐かしい。

ハノイ国際空港

ちなみに空港の中は、いくつかのお土産屋さんとレストランがあるのみで、ゆっくり時間をつぶせるところはありません。

ジンヒーちゃんと

「お腹もそんなに空いてないし……することないね」

と。出国手続きまでひたすらベンチに座ってお喋りに費やしました(汗)

 

そんなわけで翌朝、無事東京に戻ってきました。

ベトナムで買ったお土産!

サパで購入した乾燥シイタケとアーモンド(殻付き)。甘い味付けがしてあった。

サパで黒モン族の女性から買ったハンドメイドのポーチ2つ。

今はスーツケースの中に常備し、旅行中のスマホ充電コード入れとして活躍。

空港で買ったコーヒーとお茶。

このお茶、ティーバックなのですが

個包装されていなくて、まとめてジップロックに入っているあたりが「ベトナムクオリティ」(笑)。

そして、LYS HOMESTAYのママさんが最後にくれた、ランチョンマットときんちゃく袋。ハンドメイドだそう。

どうもありがとう、ママさん!

 

 

ベトナム ニンビン紀行 ヴァンロンでのんびりボートクルーズ

ニンビン滞在の最終日、5日目。

この日は私と、隣の部屋ですっかり仲良くなったジンヒーちゃん、2人とも帰国する日。

飛行機の時間を聞いてみると、私もジンヒーちゃんも夜間のフライトとのこと。ホステルのママさんに「夕方にハノイにつくバスに乗りたい」と頼んで手配してもらいました。

というわけで、この日は短い時間の観光を楽しもう!ということで、ママさんおすすめのヴァンロンに行ってみることに。

超のどか!客が全然いないヴァンロンのボートクルーズ

ニンビンの主なボートクルーズができる場所は3ヶ所あり、私達が宿泊しているタムコックと、先日訪れたチャンアン、そしてこれから行くヴァンロン。

ヴァンロンへは、再びプライベートタクシーを手配してもらいました。

タクシーの運転手さん(ホステルオーナー夫妻の身内)

タクシーの運転手さんをしてくれるのは、再びホステルのママさんだかパパさんの「ブラザー」だそうで、一族みんな揃ってタムコックに住んでいることにビックリです。

こうしてママさん・パパさんが仕事を振ってあげて、一族全員がLYS HOMESTAYで生計をたてているのかな、とか考えちゃいますね……

彼はとても良い人でした。

ヴァイロン

さあ、こちらがヴァイロンのボート乗り場です!

のどか!

ボートはいっぱいあるのに、こぎ手も客全然いない!!!

 

タムコックは朝から大勢の観光客が押し寄せ、次々にボートが出ているのを思い出すと、「大丈夫かな……?」とちょっと心配になります。

ボートに乗って出発!ヴァイロンは水草の中をめぐるツアー

遠くに1人だけいたこぎ手のおじさんにタクシーの運転手さんが合図をして、私達がボートに乗れるように手配してくれました。

ヴァイロン

日焼けしたおじさんがボートを漕いでくれて、ボートクルーズスタート!

 

そういえば、ヴァイロンのボートは全て竹製でした。チャンアンのボートがプラスチックというか樹脂製だったので、それに比べるとよりのどかで「ベトナムの人達の生活に近い」感じ!

ヴァイロン

ボートは広い湖の中に生えた水草の間をゆっくり進みます。

チャンアンのボートクルーズが岩山の間を縫うように進んでいたのに比べると、こちらは本当にのどか。

水面には光が反射し、空を鳥が飛んで……

気持ちいい!

もちろん、ヴァイロンのボートクルーズもアレがあります!

ボートクルーズで何が楽しいかというと、鍾乳洞の中をボートで巡るコース!

ヴァイロンのボートクルーズにも、もちろん鍾乳洞コースがありました!

ヴァイロンの洞窟

そういえば、チャンアンの水は緑でしたが、ヴァイロンの水は茶色だ。

この狭い鍾乳洞の中を……

ヴァイロンの洞窟

ボートで進みます!

中には灯りもないため短時間で少しですが、それでも「冒険している」ワクワク感があって何とも言えない♪

 

いくつかの鍾乳洞に入ったあとは、再び岸へ。

ヴァイロン

 

途中、一組だけボートツアーに参加している観光客と水の上ですれ違い、お互いに手を振りあいました。

そのくらい、ヴァイロンのボートツアーには人が全然いなかった……

 

最後にこぎ手にチップを渡して終了。

「ハノイに戻る前に午前中だけ時間がある」ときに、ちょうどいい観光スポットだなと感じました。

ベトナム ニンビン紀行 圧倒されるバイディン寺

クックフォン国立公園のあとは、バイディン寺へ行くことに。

バイディン寺はホステルで写真を見て「スゴイ!なんかめちゃめちゃ規模でかそう!行ってみたい!」と思ったところ。

なんでも、東南アジアで最大規模の仏教系寺院だそうで、規模はもちろん、何から何まで衝撃的でした。

広すぎる寺院内へはバスで移動

バイディン寺

バイディン寺はとにかく広いので、駐車場を下りて正門を入ってから、中の寺院までバスで移動します。

黄色いバスにみんなで乗り込み、ある程度の人数になったらスタート。

ここもとても暑いので、ジンヒーちゃんと「バスがあって良かったね」と語り合いながら、寺院まで。

巨大な廊下に沿って並ぶ、仏像の数々

こちらがバイディン寺の寺院内(と、ジンヒーちゃんの後ろ姿)。

長ーい廊下が目の前に……

この廊下を抜けていくと

バイディン寺

壁面に埋め込まれた黄金の仏像たちが!!!

さらに曲がり角の先の廊下は

バイディン寺

石で掘られた仏像と、黄金の仏像!!!

 

これはすごい!

 

だって、この廊下

バイディン寺

めちゃくちゃ長くて先が見えないのですから!

いったい何体あるの?

京都の三十三間堂もすごいと思ったけど、ここはそれ以上……

振り返っても仏像。

ひたすた仏像。

仏像もよーく見ると、1体1体全部違ってて

たまにコミカル(笑)

これ、仏像好きな人にはぜったいたまらないはず……!

 

この階段を一番上まで上がりきると

バイディン寺

今度は木造の寺院があったり

途中、中庭に抜けると

バイディン寺

三重塔みたいなのがあったりで、本当に見どころは多いです。

ニンビンで一番高い?タワーに上ってみた!

さて、バイディン寺には広い広い中庭があって

バイディン寺

美しいです!

癒されます!

 

この頃には少し日も傾いてきて、少し過ごしやすくなってきました。

バイディン寺

遠くからバイディン寺を見た時に、こういう高い塔が2つ見えたのですが、そのうちの1つに上ってみることにしました。

五重塔ならぬ……十二重塔。

バイディン寺

上がるのはエレベーターで!

中は近代的です。

塔に入る前に、靴カバーの袋を渡され、靴の上からカバーを履きます。

 

で、この塔の中には

バイディン寺

黄金のお釈迦様がいます!

 

このお釈迦様もかなりの大きさでビックリ。

すごいな、ベトナム!

 

けれど、この塔の見どころはやっぱり展望台!

エレベーターで最上階まで登ると……

 

バイディン寺

 

こーんな景色が見下ろせちゃうんです!

 

すごい!

そして風が吹くから気持ちいい!!!!

ハイキングの疲れが飛んでいく……!

 

それにしても、バイディン寺、巨大だな……

 

ホアルーは何が面白いのか全然わからなかったのですが(失礼)

ここは本当に何もかもが規模が大きくて、この展望台から見る景色も素晴らしくて、

「行って良かった!!!」

と思いました。

ジンヒーちゃんも「バイディン寺が一番よかった!」と言っていたので、ニンビンへ行くなら、ぜひバイディン寺へ行くことをおすすめします。

私達は3時間くらい滞在しましたが、それでも時間が全然たりなくて、見られなかったところがいっぱいあるので、ここは丸一日かけて見るくらいの気持ちで訪問するのがおすすめです。

ベトナム ニンビン紀行 クックフォン国立公園は蝶の楽園!

ニンビン滞在4日目。

この日は同じホステルにステイしている、同じく一人旅の韓国人の女の子ジンヒーちゃんと一緒に観光をすることに。

ママさんからオススメされたのが、クックフォン国立公園とバイディン寺を巡るツアー。

クックフォン国立公園はニンビンから65キロほど離れているとのことでかなり遠いのだけれど、タクシーをチャーターし、2人で割ればそれほど高くない、ということでジンヒーちゃんと「行ってみよう!」ということになりました。

クックフォン国立公園は天国!? 緑の中、舞い踊る蝶々

ニンビンから約2時間。

車を飛ばして辿り着いたのは深い山の中。

ここがすごかった!

国立公園に入ると、両側に迫る色濃く茂った緑の間、通りには蝶が舞い踊る!

その蝶の間を抜けていく車!

 

びっくりでした。

写真も撮ったのですが。なにしろブレちゃって全然蝶々がわからなかった……

 

まるで、夢の中みたいです。

あんなすごい景色は、ちょっとこれまで見たことなかったな……。

 

白い蝶々は基本的に地面の水たまり周辺にいるのですが、車が来るとわぁっと舞い上がるので、蝶々の中をドライブしているみたいな感じ。

あれ、蝶々はちゃんと車をよけていたのだろうか……

 

もうビックリして言葉も出ず、ひたすら後部座席からフロントガラスのむこうを見つめ続けていました。

猛暑のハイキングコースは最高のデトックス

しばらく進んで駐車場で車を降り、国立公園内のハイキングコースを歩くことに。

 

この日もニンビンは30度超え。

山の中と言えど、湿度は高いし温度も高い!

かなり暑い!!!

 

けれど、ジンヒーちゃんと一緒に山道を歩きます。

クックフォン国立公園

国立公園内にはいろいろな虫や生き物がいて、ハイキングの途中に足を止めて

「アッ、虫がいる!」

なんてやるのも楽しかったです。

急な石の階段を上がっていくと洞窟が!

洞窟の中は真っ暗で、スマホのライトをつけて少し散策してみました。

やっぱり、こういうところに入ると涼しくて気持ちが良い!

 

洞窟を出て少し歩くと、西洋人観光客の団体に出会います。

みんな揃って森の一点を無言で見つめていて、何をしているのかと思ったら、バードウォッチング!

どうやら鳥が好きな人達のツアーだったらしく、珍しい鳥がいたのだそう。

「この鳥がいたんだよ」と教えてくれましたが、分からなかった……

 

野生の生き物たちの楽園のようなクックフォン国立公園ですが、人間がハイキングするのにはちょっときつかった。

途中何度も足を止めて水分補給し、その度に蚊に追われながら歩き続ける私達。

 

あとからホステルのママさんに聞いたのですが、ニンビンのベストシーズンは3月と10月。5月6月は非常に暑くなるそう。

だからまあ、仕方ないといえば仕方なかったのね。

でも本当に暑かった!

 

暑さのため?

森の中の植物も一部枯れています。

ハイキングコースにあった看板。

2-1=0

……らしいのだけれど、どういう意味なのかが最後まで分からなかった(笑)

森の中には(多分)すごい樹齢なのだと思われる大木が。

ジンヒーちゃんと一緒に写真を撮り、また森の中を歩いて駐車場まで……

 

もうね、とても豊かな緑の中、蝶々もいっぱいでキレイだったのだけれど

暑すぎて、暑すぎて!!!!

 

5月はハイキングするべきじゃないなと思いました。

 

 

ベトナム ニンビン紀行 チャンアンのボートクルーズ

ホアルーの次はチャンアンへ!

チャンアンはニンビン最大のボートクルーズが楽しめるスポット。その規模はニンビン最大です。

3つのルートから好きなコースを選ぶボートクルーズ

チャンアンのボートクルーズチケット売り場

まずはチケットを購入。1人20万ドンです。

チケットを持ってボート乗り場に向かいます。

ボート乗り場

ボート乗り場には、こんな感じのボートが……

ズラーっと並んでいました!

係りの人にチケットを見せると、3つのコースがあるから好きなコースを選ぶように言われます。

これがコース一覧。

よーく見てみると……

コースによって、経由する洞窟の数や立ち寄る島の数が違うようです。

私はBコースを選択。

他のBコースを選んだベトナム人ご夫婦と一緒にボートに乗り込みました。

のどかなボートクルーズ……でも暑い!

こちら、ボートの上から撮影した写真。こんな感じで、あちこちに客を乗せたボートが浮かんでいます。

こぎ手の大半が女性。

とても大変そう……

 

それにしても、本当に日差しが強いので、多くの人が傘をさして日差しをよけています。

自分の上に開いた傘を固定しているこぎ手も多いです。

緑の岩山を眺めつつ、緑の水の滑るボートの上で心地よい風を感じるのは、気持ち良い……

 

さて、これらの岩山には無数の洞窟(鍾乳洞)があり、ボートのまま鍾乳洞内をクルーズできます。

こう見ると、すごく高さがない鍾乳洞のように見えますが……

実際、高さはありません!

日傘を畳んで身をかがめ、洞窟の中を進みます。

洞窟の中は日差しもさえぎられてヒンヤリして、すごく快適です!

クルーズの途中、島に上陸!

さて、ボートクルーズの途中、数回島に立ち寄りました。

こんな感じで島には船着き場があります。

島の大きさはさまざま。

どの島にもお寺があり、中を見学できます。

中国風寺院。人が少ないのでとても静かです。

こんな風にかなり整備された橋がかけられている島も。

島散策は結構楽しかったです!

 

ボートクルーズ自体1時間ほど。

一緒にボートに乗ったベトナム人ご夫婦はクルーズの間歌を歌っていて、自由に楽しむ空気が良かったです。

ボートを下りる時に2万ドンのチップをそれぞれ手渡して下船。

めちゃくちゃ暑かったので売店でアイスクリームを食べて、ホームステイ先の宿まで戻りました。

人懐っこいおばあちゃん

さて、この日はまだランチも食べていなかったので、タムコック池沿いのレストランへ。

暑い国で飲むスイカのジュースって、どうしてこんなにおいしいんだろう!

どこに行っても私、スイカのジュースを頼んでいたように思います。

 

さて、このレストラン、奥さんがテキパキと働く中、旦那さんはビールを飲んでくつろいでいるというフリーダムさだったのですが、おばあちゃん(旦那さんのママさん)がすごく人懐くこくて、1人で食事をする私と同じテーブルに座って、ニコニコ色々話しかけてくれました。

とはいっても、おばあちゃんはベトナム語、私は「もう英語も通じないし」ということで日本語で(笑)

でもそれなりに意思疎通できちゃうんだよね(笑)

カメラを剥けたらすごくいい笑顔!

 

ちなみにこのレストランで、キュウリとトマトのざく切りをみじん切りにしたニンニクで和えて塩と胡椒、お酢、オイルで味付けしただけの非常にシンプルなサラダを食べたのですが、これがとってもおいしかった!

めちゃくちゃシンプルな料理だったのですが、本当においしくて、帰国後しばらく同じようなものを作って食べていました。

 

タムコックのレストランのスタッフは、ここ以外もとてもフレンドリーで居心地よかったです。

ベトナム ニンビン紀行 あっけなかったホアルー

MUA CAVEの次は、バイクタクシーでホアルーへ移動!

1000年前のベトナム北部の首都を見に行きます!

意外とこじんまりしていたホアルー

こちらがホアルーの門。漢字が彫られているのがなんとも不思議。

それにしてもこの色褪せ方、ノスタルジックです……好き、こういうの。

 

民族衣装を着て観光する人達の姿も。

とにかく暑いので日傘で日光を遮りたいところですが、東南アジアでは日傘が一般的ではないようで……

皆さんが差してるの、どう見ても雨傘です。

歴史を感じる壁と門だね!

 

ホアルーって、すごくこじんまりしていて、

こんな感じの広い庭園があって、古い建物がいくつか残っていた

という感じ……

建物より庭園メイン。

庭園の木にからまるジャックフルーツ。

正直、写真も全然撮ってません(汗)

 

わざわざここに来た意味とは?

 

って思ってしまうくらい……あっけなかった(汗)

 

ホアルーでなぜか私が興味が引かれたのがトイレでした。

 

ホアルーのトイレ

庭園の向こうに建物があり、建物の一番奥にトイレがあります。

トイレの前に女性が座っています。

有料。

大人は2000ドン。先ほどの女性に2000ドンを支払って中へ。

トイレの建物も、歴史ある雰囲気。

向って左が男性、右が女性。

普通に洋式のトイレでした。

個室の中に紙はないのですが、洗面台のところに

「ご自由にどうぞ」って感じで、紙が段ボールに入れられています。

おおざっぱだな……!

 

歴史ある名所とのことで、1時間くらい観光する予定だったのですが、30分もかかりませんでした。

私が見どころを見落としていたのかな?

あまりにあっけなくて「え、もう終わり?」という……

肩すかし感がすごいままにホアルー見学は終わり。

 

そうそう!ここで日本人の団体様に会いました。

4泊したニンビンで日本人に会ったにはここでだけ。

私は日本語が聞こえてきて「あれ」という感じでしたが、向こうは「あ、日本人ですね」と声をかけてきました。

「恰好が日本人だから分かりました」

と言われました。来ていたのは10年くらい前に買ったシャツとジーンズでしたが、なんとなく日本人ってわかるみたいですね。

 

ベトナム ニンビン紀行 MUA CAVEをよじ登る

ニンビン到着3日目。

ノープランですが、まずは朝食を食べに1階のダイニングに降りました。

ベトナムってフルーツがとてもおいしい!

LIS HOMWSTAYの朝食はとてもおいしくて、しぼりたてのフレッシュジュースがらスタート。

このジュースも数種類から選べます。

この日はバナナジュースをセレクト!

メインはバインミーかフォーがセレクトできるので、野菜のフォーを注文。

それからカットしたパイナップル。

 

このパイナップルが非常に非常に美味でした!

パイナップルっておいしいんだけど、酸のせいでちょっとたくさん食べると口の中がおかしくなるよね。

けれど、ベトナムで食べたパイナップルは本当に甘くて酸味が少なく、口の中がチクチクすることがありませんでした。

目が覚めてすぐに食べる冷えたパイナップルの美味しいことといったら……最高♡

LYS HOMESTAYは、なにしろ朝食が本当に良かったです!

本日のプランをママさんが練ってくれる

さて、朝食を食べ終わったあと、今日はどうするのかという話になって、

ママさんが

「MUA CAVEに行ってからHOA LU、それからTRANG ANでボートツアーに参加したら!」

と提案してくれました。

昨日の灼熱サイクリングが辛かったので、この日はママさんの兄弟がバイクタクシーをしてくれることに。

バイクタクシー借り切り、1日いくら、という設定です。

値段を聞いて安いと思ったのですが、実はその値段、ドンではなくてアメリカドル。

だからそこまで安くなかったのだけれど、この時はそれに気づかずオーダー。

まあ、自転車で走れるような気温でもないので、結果的にバイクタクシーを利用して良かったなと思います。

 

見上げるMUA CAVE、登れるのか?

というわけで、ママさんの兄弟のおじさんが運転するバイクの後ろに乗って、まずはMUA CAVE(ムア洞窟)へ。

CAVEといいながらも洞窟ではなく、石灰岩の山をひたすら上り、頂上から眺めを楽しむ観光名所です。

こちら!

こちらがムア洞窟の山!!!!

山は途中で左右に分かれているのですが、これは片方の山の中腹から撮った写真です。

こんな、足を踏み外したら一発アウトな急な階段がひたすら続く……

ひぇぇぇ………

 

この日も35度を越える猛暑の中、他の観光客と一緒に石段をよじ登りました。

 

って書くと簡単そうですが、途中で休み休み、転がり落ちないように注意しながら………

てっぺんまで。

岩山の頂上に東屋みたいなのがあって、その後ろにアーチがあるの、お分かりになりますか。

ここまで登ります!

ちなみに、このアーチの部分……

拡大すると龍の背中になっています。

そして、アクティブな欧米人たちは、龍の背中に乗って遊んじゃったりしています!

けどね、ここ、柵とかないので。

本当に、足を滑らせたら一巻の終わりです。

私は龍のところまでは行きましたが、背中によじ登るのはさすがに無理でした。

ちなみに東屋の中には白い観音様(?)がいて

 

絶景です!!!

 

タムコックが足元に広がる……

こんなところまで登ってきた自分を褒めてあげたい!!!

 

地球の歩き方には小さくしか乗っていないMUA CAVEですが、ここはオススメ。

ぜひ行ってみてください(体力があるなら)

ベトナム ニンビン紀行 灼熱のBIRD Valley

BICH DONGのあとは、LIS HOMWSTAYのママさんにおすすめされたBird Valleyへ行ってみることに。

LIS HOMWSTAYから7キロとのこと。

さあ、がんばるかと再び自転車をこぎ出します!

田舎道を自転車で走るのが楽しい

ニンビンの田舎道

ベトナム旅行を振り返って、何が一番印象に残っているかっていうと、寺院などの観光名所より、街の中の何気ない風景です。

人々がそこで暮らしている、生活感が感じられる風景に、自分の速度で触れられるっていうのがとても貴重だなと感じます。

というわけで、これ。

こんな、まるで日本にもありそうな田んぼの中の道を自転車でひた走ります!

……けれど、ここが日本ではなくベトナムなのがわかるのが

ニンビンの田舎道

こんな家々が並んでいたり

ニンビン

水田の中にニョキニョキ生えている岩山が連なっているところ。

ここは、日本のように思えるけれどニンビン! ベトナム!

 

なにより、暑さがハンパない!

だって、5月だっていうのに

こんなお天気ですからね!

ニンビン、暑すぎるでしょう!!!!

本当に自転車こいでて、汗ダラダラで……あんなに汗かきながら自転車に乗ったのは初めてだったよ。

けれど、そんな暑さの中でも

ニンビンの田舎道日陰に入り、こういう風景を見るとちょっとホッとします。

Bird Valley入り口

さて、ニンビンはいい感じに田舎で、人も車の少ないので、アスファルトで舗装された道を選べばそこそこ自転車は走りやすいです。

舗装された道はね。

舗装されていない道を選ぶとこんな感じで

ニンビンの舗装されていない道

自転車下りて、押して歩くしかないです。

 

ハァハァいいながら自転車をこぎこぎ、ようやくやってきたBird Valleyの入り口。

この緑の建物の前でチケットを買います。

チケットがこちら。

1万ドンでした。

この入り口を入ると緩やかな坂道で、そこをヒィヒィ言いながら登ると……

次は、長ーい下り坂!!!!

Bird Valley

かたわらに広がるのはこんな景色!

かなり広大な自然公園でした!

こういう風景の中、車がこない坂道を自転車で思いっきり走り下りる!

 

最高ーーーー!!!!!

 

ほんっと暑かっただけあって、この下り坂を下りるのは最高だった。

あれが頭をよぎりました。

ゆず。

「夏色」

この長い長い下り坂を

君を自転車の後ろに乗せて

ブレーキいっぱい握りしめて

ゆっくりゆっくり下ってく……

(作詞:北川悠仁)

いや、ぜんぜんゆっくりでもないし、後ろに誰も乗ってないし、ブレーキも全開だったけどね!

まずはお食事、出てきたヌードルにびっくり

さて、Bird Balleyの中心部にはいくつか建物があり、そのうちの一つがレストランの様子。

すでに昼時を過ぎていたこともあり、お腹がペコペコだったので、レストランに入って腹ごしらえすることに!

Bird Valleyのレストラン

ところが入ってみると、こんな巨大な丸テーブルが並んでいて、あきらかにファミリー向け&少し高級。

1人でちょっと形見が狭いながらも、丸テーブルに通してもらいました。

 

メニューを見て、ビールと野菜のヌードルを注文。ビールはなんだかいつもサイゴンを注文していました。

届いたのがこちら。

……なんか、ヌードル……

この見た目、触感、味……知ってる。私知ってる。

ヌードル……

 

これ………

 

チキンラーメン????

 

明らかにフォーじゃないし、このちぢれ具合はインスタント!という具合で。

これが街中の屋台なら笑えたのだけれど、雰囲気はいっぱしの高級レストランだっただけに、残念さが際立ちました。

せめて、フォーが食べたかったなあ。

 

灼熱Bird Valleyサイクリング

さて、お腹を満たしたあとはBird Valleyを見て回ることに。

Bird Valley自体はかなり広いのですが、中は自転車で回れるようです。

緑の中に点在する建物。いくつか覗いてみたところお寺っぽい。

散歩する家族。

小学生の団体(遠足?)も来ていて、日陰でオリエンテーションしていました。

細い道のわきで自転車を止めて歩いて行くと、

こんな冒険心をくすぐるような竹で作られた橋があったりも!

というわけで、中はかなり広いのですが

暑すぎるためか鳥がいない。

このチケットみたいな、こんな風景どこにも広がってない!さらに、暑すぎるので木陰のベンチで休んでいると、めっちゃ蚊に刺される!!!!

 

というわけで、早々に退散して7キロの道をひたすら自転車こいで帰りました……

 

そうだ、園内には売店があって、そこで飲み物やビールが買えます。

Bird Valley内でも数本のビールを飲んで水分補給しましたー!