ほくろを簡単に皮膚科で取った話

先日。

ふと鏡を見たら、鼻の下にうっすらあったシミが濃くなっていることに気づき

「なんかめっちゃ老けて見える!」

と思って、どうしようかと考え……

ちょうど数カ月前、知人から「皮膚科に行くと、液体窒素でシミを焼いて取ってくれる。保険がきくからすごく安かった」という話しを聞いたことを思い出し、かかりつけの皮膚科に行ってみました。

シミじゃなくてほくろだった

病気でもないのに、皮膚科に行ってもいいものだろうかとちょっと悩んだのですが

最近お受けしている医師へインタビューする仕事で、ほとんどの医師が「ちょっとしたことでも相談してほしい」「こんなことで病院に行ったら怒られるかなとか、思わなくていい」と言っていたことを思い出して

「行ってしまえ!」と来院したわけです。

で、先生に

「どうしました」

と言われて

「シミが気になるんです」

とちょっとドキドキしながら伝えたら、ごく普通に

「どのシミ?」と聞かれました。

(なあんだ、美容皮膚科みたいな勢いで対応してもらえるんだ!)と思いながら、ここ、と鼻の下を指さすと、拡大鏡みたいなので見て

「これ、シミじゃなくてほくろですよ」

と……!

なんと。

「CO2レーザーで焼いて取れますけど、取りますか?」

とあっさり聞いてくれました。

ほくろは、皮膚科で保険で取れる!

おおお……

しかも保険が使えるって!!!!

 

私はほくろができやすい体質で、20代の頃、エステのほくろをレーザーで取るコースを契約し、数万円払って20個ちかいほくろを取った経験があるのですが……

 

近所で、保険でほくろって取れるんだね!!!!

 

知ってたら最初から皮膚科に来てたよ……。

 

ついでに他の気になるほくろもとってあげるよ、と先生に言われて、口元にあったほくろを3つ取ってもらうことに。

ベッドに横になり、患部にまず麻酔を打ちます。

この麻酔をしてくれるってところも、皮膚科ならではだよね。エステじゃ、なかった……痛いの我慢してた。

麻酔は比較的すぐにきいて、5分後くらいにレーザーで気になるほくろを焼き切りました。

あっというまです。

 

処置の方法としては、ほくろをレーザーで焼いて取ってしまい、その上に再発を防ぐためもう一度レーザーを打ちます。

で、お薬塗って絆創膏をつけて終わり。

レーザーを打ったその後

レーザーを打ったあとは、表面の皮膚が取れているので、少しだけへこんだみたいになっています。で、そこをできるだけきれいに治すため、お薬をつけて、下の皮膚ができるまで絆創膏を張り、乾燥させないようにと指示されました。

だいたい2週間が目安だけど、1週間後に見せに来てね、と言われて終わり。

で、ほかにも気になるシミがあったので

「シミに付けるお薬もらえますか?」

と聞いてみたら、あっさりハイドロキノンが配合されたロート製薬のお薬を処方してくれました。

DRXという王スリで、約2000円。こちらは自費。

ケシミンも薬局で買うとそれくらいの値段がしたと思うのですが、なんかこっちのほうが、効果ありそうだよね。

目元の気になるシミにぬりぬりしてます。

 

シミもほくろも、気軽に皮膚科に相談して良かった!

なんか病院って敷居がたかくてさ。

特に病気でもなくて美容目的なのに、「美容」じゃない一般の医院に行くのって駄目なんじゃないかって思ってたけど、全然そんなことなかったです。

あっさり気になる部分にレーザーしてくれて、お薬もくれて、しかもレーザーは保険適用!

 

何でもっと早く皮膚科に相談しなかったんだろうとしみじみ思います……

 

だから、シミやほくろで悩んでいる皆さん!

近所の皮膚科で相談してみて!

私は、ほくろを3つ取って、ハイドロキノンのお薬もらって、8,000円くらいだった。

美容専門のクリニックに行ってレーザーやるのと比べたら、ずっと割安だし、地元のクリニックだから電車代もかからないし、とても良かったです(^^)

 

 

海外旅行から帰国したら、頭痛に悩まされる……

さて、まだベトナム旅行の記事をすべてアップしたわけではないのですが、23日の早朝、ベトナムから日本へ帰ってきました。

私がこの旅で使ったのはJALなのですが、JALのハノイー成田便は、0:05発。深夜です。

ハノイのノイバイ空港では他の多くの便が深夜に出発するらしく、空港は夜8時過ぎから急に混みだしました。

 

さて、深夜の便ということは、飛行機の中で睡眠を取ることになるわけですが、当然ながら熟睡なんてできません。

LCCよりましとはいえ、エコノミー。

フルフラットになるわけでもなく、足を伸ばせるわけでもなく。

うとうとしては起き、またうとうとして……飛行機は朝7時、成田に到着したのでした。

帰国後、頭がぼーっとして頭痛がする

もうかなり疲れ切っていたので、電車に乗るのはやめてリムジンバスで帰宅することに。

最寄り駅の駅前でちょっと野菜を買って家に戻り、荷物を片付けて洗濯をして、とりあえず布団に横になり昼寝をしたわけです。

 

で、目が覚めたのが昼過ぎ。

どうにもスッキリしない。

まあ、睡眠不足なのと、普段寝ない時間に寝たのもあるから仕方ないのかな、と思わなくもないのですが……

スッキリしない。

 

寝れば治るかなと思ったけれど、翌朝もスッキリしない。

おまけに、下にあるものを取ろうとするなど、頭を下に向けると頭痛がする!

 

私、めったに頭痛に悩まされることはないのですが、頭を低くすると頭痛がするっていうのは、過去にも何度かありました。

あのときは自然治癒したんだったっけ……

それにしても、この頭が痛いのはなぜ? 何が原因なの?

頭を下に下げると痛いのは、副鼻腔炎(重症)?

疑問に思って調べてみると「急性副鼻腔炎」がヒット。

蓄膿症みたいに、膿が鼻の奥に溜まってしまうのが原因で、しかも頭痛がする場合は重症らしい。

 

……おいおい、大丈夫か、私?

 

不安に思ったものの、少し様子を見ようとその日も早めに布団に入ったのですが……

翌日も、スッキリしないし、やっぱり頭痛が残ってる。

 

おりしも今日は金曜日。

このまま放置して週末に悪化したら、病院に行けない!

 

そう思い、とりあえず近くの耳鼻科へ行ってみることにしました。

私、自分が患者として耳鼻科に行くのは、実はこれが初めて!

初の耳鼻科体験です!

 

飛行機による気圧の変化が頭痛の原因

平日の午前中だったので、それほど混んでおらず、さっくり診察してもらえました。

先生に症状と、症状が出る直前まで海外にいたことを告げると

「ああ、それかあ。聞いておいてよかった」

と先生。

ん?

「ネットで調べると、副鼻腔炎って出てくるでしょ」

「はい」

「でもあなたの場合、飛行機に乗って、暑い国からまだそれほど暑くない日本に移動してきた。それが原因」

えー?

「気圧の変化と気温の変化で、鼻の奥の方が詰まって、鼻の奥にある空間の空気がうまく喚起できていないんだよ」

そんなことあるんですか?

「だから、あなたは鼻の奥にベトナムの空気を入れたまま帰ってきて、それがまだ残っているわけだねえ」

びっくりです。

 

念のため、と鼻の奥を見て「きれいだから、副鼻腔炎じゃないと思うよ。でも念のため、レントゲンも撮っておきましょう」と先生。

頭のレントゲンを撮るのも、生まれて初めての体験でした。

 

レントゲン写真も、今はすぐにパソコンで確認できるんだね!

数分で表示された画像をみて

「蓄膿症でもないし、副鼻腔炎でもないよ。大丈夫」

と診断してくれました。

 

よかった~~

 

痛み止めを飲むほど痛くはないことを告げると、鼻の通りを良くする小青龍湯という漢方だけ処方してくれました。

 

海外旅行で、日本と気温差が大きいところへ行った場合、気温の変化と気圧の変化で頭痛が起きる可能性がある。

 

初めて知りました。

そういえば、今までも海外旅行のあと、ぼーっとすることはあったなあ。

あれは疲れだと思ってたけど……そういう変化も関係しているのかも。

 

おそらく、日本から海外に到着した際にそういう症状にならないのは、慣れない場所で興奮しているせいもあるのでしょうね。

で、日本に帰ってきて気がゆるんで、症状が出る、と。

 

頭を下に下げると頭痛がする!という方。

海外旅行の後だったら、副鼻腔炎ではなく、気圧と気温の変化が原因かもしれませんよー

 

食品添加物を食べても死なないから大丈夫?

先日ある方と会食をしていた時に
「私はとてもアバウトなんですよ。例えば食品添加物。気にする人いるじゃないですか。
でも、私は全然気にしません。食べても死ぬわけじゃないし」
と笑って話しておられました。

私も少しお酒が入っていたこともあって、笑って聞き流していたのですが、
内心
「……え。待てよ? 『気にしなくて大丈夫』なんて、そんなわけない」
と思っていました。
けれど、どう言えば相手に納得してもらえる話ができるか、浮かばなくて
そのままになっていました。

食品添加物って、食べても本当に私たちの身体に害がないのでしょうか?

そもそも、食品添加物って何?

食品添加物って、いったいなんでしょうか。
食べ物の原材料を見たときに書いてある「アミノ酸等」や「保存料」「香料」「着色料」など、食品以外のモノのことです。

例えば今、私の家にちょうどあったおせんべいとチョコレート菓子を例にとってみましょう。
私は「食の安全」に相当こだわる方なので、お菓子を購入するときも必ず裏に書いてある「原材料名」を確認します。

手元にある三幸製菓のおせんべい「米ひびき」にはこのように記載されていました。

原材料名
米(新潟県佐渡産)、植物油脂、食塩(新潟県佐渡産60%、長崎県崎戸産40%)、加工でん粉、植物レシチン(大豆由来)

この場合、食品添加物にあたるのは「加工でん粉」「植物レシチン」です。
スーパーで売られているお菓子で、食品添加物がこれだけ、という商品はとても珍しいと思います。たいていもっとてんこ盛りです。

一方、グリコのポッキー。
こちらはどうしてもチョコレート菓子が食べたくなって、「添加物とか、今日は気にしない!」と自分に言い訳をして購入してしまったものです。

原材料名
小麦粉、砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ショートニング、モルトエキス、でん粉、食塩、イースト、ココアバター、乳化剤、香料、膨張剤、アナトー色素、調味料(無機塩)

この場合の食品添加物は
ショートニング、イースト、乳化剤、香料、膨張剤、アナトー色素、調味料(無機塩)です。
こんなにたくさんの食品添加物が使用されているのですね。

日本ではOK、けれどEU諸国ではNGの食品添加物

EU 400種類以下
日本1500種類以上

上記の数字は、利用が許可されている食品添加物の種類です。
健康や安全にうるさく、自ら調べ、問題があると立ち上がって行動するヨーロッパの人々の国民性が出ていると思います。
上記には当然ながらEU諸国では利用が許可されていないけれど、日本では利用が許可されている食品添加物が多くふくまれています。
また食品添加物の宝庫のように思えるアメリカでさえ使用不可にしている食品添加物が、日本では使用可能になっているケースもあるのです。

いったい、なぜこのようなことが起こるのか。
そして食品添加物は私たちの身体にどのような害を及ぼすのか。

もっと掘り下げて探っていきましょう。

食品添加物が危険な理由を追う

さて、前回の続きです。
いったいなぜ、食品添加物は私たちの身体にとって「良くない」のではないかと考えられているのでしょうか。

食品添加物は単品で使われることはありません。
ほぼ必ずといって良いほど、一つの食品に対して複数の添加物が使われています。

そして食品添加物は”一応”動物実験をして”とりあえず”安全だと思われるものが使っても良い、と言われています。
しかしこれは、食品添加物を単品で実験しており、複数を組みあわせての実験ではないのです。
たとえばAという食品添加物だけならそれほど効けんは無いかもしれませんが、これがAとBの組み合わせだとどうなるのか。そこにさらにCも入った時は?
化学的に合成された食品添加物が私たちの体内でどう変わるかということは「だれも分からない」ということが本当です。

また食品添加物がこの世の中に出回ってまだ数十件。
じゅうぶんな臨床結果が出ているとは言い切れないというのが事実です。

一つ、私が個人として気になることがあります。

それは、アトピーや喘息、ガン、アレルギーになる人が非常に増えていること。

私たちのおじいちゃんやおばあちゃんの世代では、がんになる人はいますが、アトピーや喘息もちは稀で、アレルギーがある人も非常に少ないです。両親の世代でもそれほど多くありません。特にアトピーなど、私たちの世代でポロポロと出てきて、もっと若い世代になると大量に発生しています。

これは私たちが食べている食品添加物の量に比例するのではないか、と考えています。
あくまで実験結果があるわけではなく個人的な考えにすぎません。
しかしおじいちゃんおばあちゃん世代が子供のころには食品添加物などほとんどなく、多くが家庭でお母さんが作った料理を食べていました。おやつといえば果物やイモを蒸したものがせいぜい、お菓子を毎日のように食べるような時代ではありませんでした。
私たちの親世代になると、子供のころは質素な食生活でしたが、経済が発展していくにしたがって食品添加物を多く使ったものを食べるようになります。
それから生まれた私たちの世代。
食品添加物は身近にありましたが、まだ専業主婦が多い時代で、出来合いのお惣菜や冷凍食品よりもお母さんが作った料理を食べることがほとんどでした。

しかし現代では共働きの家庭が増え、料理を作るひまもないほど多忙なお母さんは、どうしても食品添加物ドッサリの冷凍食品や出来合いの総菜に頼らざる得ません。コンビニで売っているお菓子はだれもが簡単に買い求められますが、それらにも食品添加物がたっぷり。ファミリーレストランも身近でしょっちゅう使いますが、そこで出される食材にも何が使われているかといえば…。

若い世代は、圧倒的に食品添加物の摂取量が増えているのです。

食品添加物を取ったからといって、死んだ人がいるわけではないかもしれない。
しかし、食品添加物を多く取っている世代では、アトピーやアレルギーになる人が増えていませんか?

今度、そんな話題になったら。
こう返してみようと思います。

人によって違う! 喜ぶこと、嬉しいこと ~ストレスからの脱却~ 1

幸せな生活、幸せな毎日って何かな、と考えた時に、それって心配事が出来るだけすくない毎日のことなんじゃないかな、と思いました。
その直後、「ストレスを出来るだけ少なくすることが大切」という話を他から聞いて、
「やっぱり!」
と感じ、これはちょっとしたシンクロだぞ、と(笑)

ストレスを感じるとどうなるのか?

ストレスを感じると、人間の身体って活性酸素を分泌するらしいです。
活性酸素がたくさん出てくると、老化します。
どんなにアンチエイジングを頑張っても、化粧品やエステでお金をかけて外側からきれいでいようとしても、活性酸素で内側から老化していたら焼け石に水です。

ストレスが少ない毎日を送ることができたら、どんなに幸せだろう!!
そう思います。

さて。
そのストレスの原因の一つになるのが、人間関係です。

人間関係……。
ありますよね、悩みが。
いっぱい!!
私もあります。

人間関係の悩み

苦手な人や合わない人といることもストレスですが、好きな人や仲良くしたい人とうまくいかないことも大きなストレス。
今回はこの好きな人や仲良くしたい人とうまくいかないことについてです。

私たちが誰かと一緒にいて何かをする上で、「これしてもらったら嬉しい」「幸せ感じる」というものがいくつかありますが、これって大きくわけて、以下の5つに大別されるそうです。

  • 贈り物をもらうこと
  • スキンシップをとること
  • 面倒をみてもらうこと
  • 一緒に時間をすごすこと
  • 誉め言葉(ポジティブな言葉)をもらうこと

あ、わかる~!
あるある!
私も!

という声が聞こえてきそう。
で、これで終わりではないんです。
この5つ、人によって嬉しい順位が違います。
さらに、人によっては、「○○は嬉しいけど△△はべつに…」「かえって☆☆をされたらストレス」ということがあるのです!

例えば。
私は面倒を見てもらうのは好きだけど(たとえば荷物を持ってもらったり、レディファーストしてもらったり、レストラン予約してもったり)プレゼントは本当にいらなくて(断捨離の邪魔になるから)贈り物をもらうことって、たいていストレスなんですよね。
うわー、嫌なヤツ!と思われるかもしれませんが、欲しいものは自分で選んで、自分の価値観に合うものだけを置いていたいので、贈り物をもらった時、95%くらいは「困ったな」という感情が先に出てくるのです。
でも、贈り物をしてもらうのがとっても嬉しいっていう人はとても多いと思います。
人と触れ合うのが好き、ハグするの大好き! という人ももちろんいるけれど、日本人の多くは「あんまりべたべたするのはちょっと…」という感覚があるのではないでしょうか。
一緒に時間を過ごすことは大切だけれど、一人の時間もとても大切、という人もいます。一人の時間がこれだけ欲しい、という基準もひとそれぞれ。

人間関係でのストレスの原因はこれだった!

そうなんです。
本当にこれ、人によって全然違うのですよ。
そして、人とうまくやっていくには、相手の「これしてもらったら嬉しい」順位を察して、その順位通りにしてあげると、相手にストレスを与えずに上手に人間関係が築けるそうなのです。
逆にそれができない人は、「自分は○○をしてもらったら嬉しいから、自分が○○をしてあげたいから!」と相手の「これしてもらったら嬉しい」順位を無視してしまいがち。
こうなると、それは相手にストレスを与えることにしかならないので、当然ながら人間関係がうまくいくはずないんですよね。

続きへ

人によって違う! 喜ぶこと、嬉しいこと ~ストレスからの脱却~ 2

ストレス… こんなケース

実は過去に、私、とある人物から贈り物を大量にいただいたことがあります。
毎日のように宅配便が届いていました。
向こうからしたら好意なのですが、送られてくるものの大半が私が欲しいものではなく(むしろ不要)、それがとてもストレスになっていたんですよね。
一緒に街に出かけた時に
「アレを買ってあげる」
「コレを買ってあげる」
と次々にいろいろな提案をしてくれたのですが、すべてお断りしていたところ
「あなたに○○を買ってあげることができなくて、それがとても心残りだ。寂しい」
と悲しそうにされて…。
なんだかものすごく悪いことをしてしまったような気がしたのですが、これこそまさに「これしてもらったら嬉しい」順位の相違だったわけです。
向こうからしたら「プレゼントをあげたら(もらったら)嬉しい」が一番で、他の人もそうだと思っていた。
けれど私にとってはそれは嬉しいランキングの下のほうなので、もらっても嬉しくない。
向こうからしたら「プレゼントをあげても全然喜んでくれない。ストレス!」だし、私からすると「いらないものがまたきた、また断らないといけない、ストレス!」だったわけです。
好意の行動はいつのまにか、お互いにとって負のスパイラルになっていたんですね。

ああ、こうやって書いてみるとスッキリする!(笑)

人間関係をストレスにしないために

もし、好きな誰かとうまくいかないなあ、と思ったら
あなたが相手のためにしていることが、相手にとって「これしてもらったら嬉しい」ランキングの上位にうまくマッチしているか考えてみると良いかもしれません。
そして誰かがあなたに何かをしてくれた時、それが「これしてもらったら嬉しい」ランキングとズレていたら、とりあえずの愛想笑いでごまかさず、「それはしてくれなくていい」とハッキリ伝えたほうが、お互いにストレスがなくて so good です。
でもたまに、伝えても全然伝わらない相手もいるので。
そうしたら、さりげなく距離をおくようにして、とりあえず自分をストレスから守りましょう!
まずは自分の心身が健康でなければ、幸せとはいえませんからね!

ストレスを解消する方法

感じたことや思ったことを書きだす(話す)のもストレス解消になります。
ただし、ネガティブなことはできるだけ、他の人が見たり聞いたりする場所では、書いたり話したりしないほうが良いです。
見た人や聞いた人が不愉快になるし、ネガティブな言動は他のネガティブを引き寄せます。
どうしてもネガティブを吐き出したくなったら、紙に書きつけて破り捨てるなり、トイレに籠って壁に向かって怒鳴るなり、他の人にネガティブを見せない・聞かせないようにすることが大切。
思いっきり吐き出したら、一人で大笑いして
「あぁ~、スッキリした!」
これで解消です!!

自分のストレスを整理してみる

昨日に引き続き、ストレスについてです。

私たちの身体はストレスを受けると体内で活性酸素を発生させます。
活性酸素は身体を老化させる恐ろしいヤツ!
できるだけ発生しないほうが良いに決まっています。

自分を老化させないためには…ストレスを減らすこと

それにはストレスを減らしていくのが一番です。
けれど、これが難しいんですよね~。よくわかります。
「そんなの、できることならもうやってるよ!」
という声が聞こえてきそう。

運動したり大声で歌を歌ったり大笑いしたり、などいろいろなストレス解消方法がありますが、こんな方法は試したことがありますか?
とっても簡単。すぐできます。

「自分のストレスの原因を整理してみる」

ストレスを感じていても、それが具体的に何なのか、どういうことなのかが漠然としていたり、気づいていないことが多かったりもするのです。
あいまいなままだと、掴めないでしょ。
掴めないと、けっきょく霞みたいに、いつまでもそこにフワフワ浮いたままになっちゃうんですよね。
自分が感じているストレスの原因を書き出してみると、思いがけない発見があったりします。

  • 部屋が汚いのがストレス
  • 収入が少ないのがストレス
  • 上司とソリが合わなくてストレス
  • 子供がちっともいうことを聞いてくれなくてストレス
  • ダイエットが成功しないことがストレス

とかね。いろいろあると思います。
不思議なことに、これって書き出すだけでかなりスッキリするんです。
書いただけで、まだ何も解決していないのにね(笑)
でも文字にしてみることで、「ああ、そうか。私はこのことをストレスだと感じていたのか!」と気づくことができるのです。そして「気づくことができた」ことにスッキリするのです。
これは大きな一歩なんですよ。
だって、自分のストレスの原因がはっきりしないと、それを解決することもできませんから。
こうして「書き出す」「気づく」というステップを踏めば、それだけで気分がスッキリする上に、
「じゃあどうやって解決しようか」
という、さらに先へすすむための一歩を踏み出すことができるのです。

これはスゴイことなんですよ~!!

たとえば、ずっとモヤモヤして何かストレスを感じていたとする。
書いてみる。

  1. 友だちに足が太いって言われたことがひっかかってる
  2. あの友だちはズケズケものをいうからストレス
  3. そもそもどうして私の足、太いんだろう。上半身は細いのに
  4. むくみがあるからだ
  5. むくみを解消しよう
  6. そのためには運動すれば良いかな?
  7. 今夜からランニングしてみようかな
  8. それから、あの友だちに、やんわりと「そういう言い方は傷つくな~」って伝えられたら、もっとスッキリする

こんな具合に。
一気にストレスの原因が二つ解消しました!(笑)

整理するだけで、ストレスが解消している!

実際はまだ解消していないんですけどね。
でも解消する糸口が見えてきました。
これだけで、ストレスからだいぶ開放されているんですよ。
だって、ストレスが二つ減った自分が、ちょっとリアルに想像できるでしょう?

自分で出来る解決方法を考えてみる。
それが可能なことでも不可能なことでも、「考えてみる」というだけでそれは活性酸素の低下につながってるんです(^^)

さあ、ストレス、書き出してみましょうか!

たまごって高い?安い? 食から社会を考える

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とっても美味しい手作りカリカリ梅
先日友人から「カリカリ梅」をもらいました。手作りのカリカリ梅です。
庭に梅の木があり、梅の実がたくさん取れるのでカリカリ梅を作るのだと話してくれました。

梅干しを作る人は時々いますが、カリカリ梅を作る人は初めてで、どうやって作るのかと聞いてみたところ

「玉子の殻を使うんです。でもそのままではだめで、殻の内側の薄皮を剥いて使います」

と教えてくれました。

「玉子の殻の薄皮をはがすのって、大変ではありませんか?」

とお聞きしたところ

「スーパーで売ってる玉子はだめです。殻が薄くて薄皮が剥きにくい。でもうちは田舎なので、自宅のちかくに自宅で鶏を飼っているおうちがあって、そこから購入できるんです。そこの玉子は殻がとても厚くて薄皮も簡単に剥がせます」

と教えてくれました。

私は普段、家で玉子を食べないのですが、今は糖質オフ中。たんぱく質摂取のために久しぶりに玉子を買いました。飼ったのは広島の養鶏農家が飼育する平飼いの鶏の玉子です。

6個で400円程度。

高いと思いますか?

なるほど、ス―パーで山積みになっている玉子はもっと安いですよね。
でも私は6個で400円程度の平飼いの鶏の玉子を選びます。

高いのですが玉子にはこだわりがあります。
この玉子を割ったところ、殻がとても厚くて驚きました。その時にカリカリ梅の話を思い出したのです。

養鶏場の鶏の実態

スーパーで12個150円程度で売られている玉子は非常に殻が薄いことを実感した出来事でした。
ところでスーパーで12個150円程度で売られている安い玉子は養鶏場で鶏が生んだ玉子ですが、この養鶏場がどのような環境にあるかを知っていますか?
コンクリートに覆われた窓のない広い部屋の中に鶏が入ったゲージが積み重ねられています。ゲージは細かく区切られており、その一つ一つのスペースに鶏が同じ向きで並べられています。ゲージは狭く、鶏はその中で向きを変えることも翼を広げることもできません。
ゲージの前(鶏の頭がある方)には餌の箱があり、反対側には鶏が生んだたまごを受け止める溝があります。
鶏は狭いゲージの中で、食べて玉子を生むためだけの機械のように扱われているのです。
こうした養鶏場は、蛍光灯が付いており、消灯されることはありません。24時間明るく蛍光灯が煌々と照らす環境の中で、鶏は今が朝なのか夜なのかもわからず、体内時計が狂ったままで玉子をひたすら生み続けます。通常であれば一日に一つ産むだけですが、養鶏場の鶏は機械のように扱われているので一日に何度も玉子を生みます。玉子を生みすぎて脱腸してしまい、それでも玉子を生む鶏も珍しくないそうです。

この話を聞いたとき、私はあることを思い出しました。
高校生の時に世界史で学んだ、アメリカに連れてこられた黒人の奴隷たちの話です。
彼らはアフリカ大陸で捉えられ、アメリカに向かう船に乗せられます。このとき、一隻の船にできるだけ効率よくたくさんの奴隷を乗せるために、アメリカ人たちは船の中を細かく仕切ることを考えました。人がひとり入れるくらいの棺桶型の仕切りを船の中にみっちりと作ります。その中に奴隷たちを入れます。船の中で奴隷たちは狭いスペースに入れられて身動きをすることができません。彼らには頭の側から食事を与えていたという話です。

もし現代社会でこれを行ったら、非人道的である、拷問だと大問題になりますが、同じことを鶏にしているんですよね。
そしてマシーンのように鶏が生む玉子は、とても安く流通します。殻の薄い玉子です。

一方、平飼い(床の上を自由に鶏が歩き回れる飼い方。自然に近い)の鶏は無理に玉子を生む必要はありません。そのぶん取れる玉子の数は減りますが、一つ一つがしっかりして、殻の厚い玉子になります。

一消費者として何を選ぶか、どこを応援するか

一般的な養鶏場の話を聞いた時。今から10年ほど前になります。その時から私は出来るだけ平飼いの鶏の玉子を選ぶようにしています。確かに安い玉子の2倍近い値段はしますが、一般的な養鶏場の商品にはお金を出したいと思えないからです。
ささやかですが、平飼いの鶏を飼育する農家さんを応援したいという気持ちと、それから味が全然違います。
平飼いの鶏が生んだ玉子は、本当に味が濃くておいしいのです。私の家で友人を招いて食事会をした時に、平飼いの鶏の玉子を出したことがあります。皆が一様に「なにこの玉子、すごく美味しい!!!」と驚いていました。

自分の大切なお金を使うなら、工業的な方法で大量生産している企業に使うよりも、自然の営みや循環、流れを考えている生産者を応援するために使いたいと思います。
自分の口に入るものを買うのであれば、よほどお金に困っていない限りは安いものではなく、生命力にあふれた安心できるものを買いたいと思います。

平飼いの玉子がなければ、せめて太陽の光と風が入る開放鶏舎で育てられた鶏の玉子を買うようにしています。
こういった玉子が置かれていないスーパーからは自然と足が遠のきます。
平飼いの玉子を取り扱っているスーパーには有機野菜が置いてある確率が高く、ほかの食品も安心して買うことができるからです。

あなたは、次に玉子を買うとき、どんな玉子を選びますか?

鳥インフルエンザはなぜ起こる?

玉子の話に続いて、触れておきたいこの話題。鳥インフルエンザについてです。

時折騒がれ、そのたびに養鶏場の鶏が数万羽単位で「処分」されます。
この鳥インフルエンザについて、気になる話があるのです。

ウチの鶏は絶対にそんな病気にならない

鳥インフルエンザが巷で話題になり出したころ。今から10年以上前です。
当時私の友人の一人に、実家が玉子屋だという人がいました。各地で鳥インフルエンザが起こり、そのたびに鶏が大量に殺されるニュースに

「こわいね。実家、大丈夫?」

と聞いたところ、本人も不安になってお父さんに聞いてみたらしいのです。
するとお父さんの回答は

「ウチの鶏は絶対大丈夫。そんな病気にならない」

という答えだったのだとか。
まさかそんな、それは都合のいい思い込みでは。
そう思うところですが、その「大丈夫」にはちゃんと根拠があったのです。その根拠、なんだと思いますか?

「遺伝子組み換えされた飼料は与えていません」
ではありません(これももちろん大事ですが)
「ビタミンEをたくさん含んだ飼料を与えています」
でもありません(そもそも、それも不自然だと思います)

ストレスが少ない環境で体力がある

理由は、彼の実家の玉子屋さんの鶏は平飼いの鶏だったから、なのです。
広い鶏舎の中を鶏が自由に動き回り、じゅうぶんに運動することができるため、鶏一羽一羽が健康で体力があります。
なにより自由気ままに動き回っているから、ストレスが少ないのです。そのような状況下にいれば「ちょっとした病気にかかっても、すぐに治る。自分で治せる」というワケなのです。
また抵抗力も強いので、一羽が病気になったらあっという間に他の鶏に伝染する、ということも無いそう。
確かに理解できます。
例えば学校や職場でインフルエンザが起こっても、全員が感染するわけではありません。体力がなく、抵抗力が弱い個体から感染します。一方ストレスも少なくていつも元気はつらつとしている個体は、感染しないでしょう。

考え方をもう少し発展させてみましょう。
狭い空間に閉じ込められ、外に出ることができません。その空間の中で自由に身体を動かすこともできません。その中で死ぬまで昼夜関係なしに働かされます。食事は口元に自動で運ばれます。
そんな状況にもし自分が置かれたら?
絶望して「死んだほうがまし」「はやくこの状況を(今の生を)終わらせたい)」と願うのではないでしょうか。
そんな状況で一人が伝染病になったら。伝染病でなく、もっと単純な小さな病気でも良いです。あっという間に周囲に感染して、死に至るでしょう。
だって「生きていきたい」と思える要素が、その生活の中にはまるでないのですから。

値段とその裏側にあるもの

話を鶏に戻します。
鳥インフルエンザが発生して大量に処分される鳥がいる養鶏場の玉子は、確かに効率よく産ませることができ、集めることができます。当然ながらその玉子はコストが少ないので安い値段で流通させることが可能です。
一方、平飼いなど生き物本来の生態に近い形で飼育して玉子を集めようとすると、広い面積も必要だし手間もかかります。その分、玉子ひとつひとつの値段は高くなります。

けれど裏側にあるものを考えると、どうしても……。
全ての養鶏場が、せめて蛍光灯のない、そして大きくて広い窓のある養鶏場に変わらないだろうか、と願ってしまいます。
できれば、平飼いで。ゲージの中にとじこめずに、鶏が自由に動き回れる環境を作ってあげられないのだろうか、と。
玉子の値段、もう少しくらい高くても良いと思いませんか?
そして、鶏に優しい自然な方法で飼育している玉子屋さんを、応援してあげようとは思いませんか。
私たちが払うお金は、わずかであっても経済の流れをつくっています。「これは違うだろう、この方法は間違っているだろう」と思うところへお金を落とさなければ、その業者やその方法は淘汰されていきます。
それを忘れずに買い物をしないと、本当の意味で良い世の中にはならないのではないかと思います。ただ与えられるものを買うのではなく、自分の頭で考えて取捨選択をしましょう。
与えられているものを何も考えずに「安いから」という理由だけで選ぶのは、閉鎖された養鶏場の鶏と、変わらないのではないでしょうか。