火傷にはティーツリーよりラベンダーのほうがいい?

ティーツリーもラベンダーも、肌に直接付けてよい精油で、炎症を抑える効果があります。

夏場の虫刺されで、両方試してみた際、私はティーツリーのほうが痒みが収まる効果があるように感じたため、最近ティーツリーをメインで使っていました。

先日、なんと熱湯を足にかけてしまうという大失敗をし、足の甲に大きなやけどを作ってしまいました。
慌てて冷やしたのですが、数日後に水ぶくれが発生……
しかも、痒い!!!

ティーツリーのオイルを患部に何度も塗ったのですが、夜中に足が痒くて目が覚めてしまいます。
「痒いっていうのは、痛いっていうことなんだよなあ」
なんて考えながら、ティーツリーを塗って掻かないようにさすって……
そして、「アトピーの人の苦しみってこんな感じなのだろうか」
なんて考えていたのですが……。

今朝、「そうだ、ラベンダーも塗ってみよう」と思い、水膨れだらけの足にラベンダーの精油をドバーッと垂らして手で広げてみました。

すると……

なんと、足から痒みがさーっと引き、なんとなく清々しい感じが。

エッ、やけどってラベンダーの方が効くの??

個人差はあるかもしれません。

けれど、ヨーロッパの家庭では薬箱の中に、当たり前にラベンダーとティーツリーのオイルが常備されているという話が「そういうことか!」と納得できた出来事でした。

ちなみに、やけどの水膨れはできるだけ潰さないほうが良いといいますが、水ぶくれがあまり大きくなってしまった場合は、潰して中の液体を出してあげた方が早く直ります(以前、診療所でそう教わり、針で穴をあけて中味を出してもらいました)

今日はラベンダーを塗りたくることにします。

ラベンダーもティーツリーも、両方常備しておいて本当に良かった!

「遺伝子組み換え」された食材について、ちゃんと知ってる? 食から社会を考える

豆腐を買う時に必ず私がチェックするのが、生産者(工場)の住所と原材料です。
福島の原発事故を重く感じ、事態は今でも全く収束していないことから、東北の太平洋側、および北関東、千葉の工場の商品は避けています。
また原材料についても

  • 出来れば国産、かつ「北海道産」など産地が明記されているもの
  • 海外の大豆であれば「遺伝子組み換えでない」と明記されているもの
  • 消泡剤など余分なものが極力入っていないもの(豆腐は大豆とにがりがあればできます)

こんな基準を自分の中に設けて買い物をしています。
私は今、神奈川に住んでいるのですが、神奈川のスーパーでは「神奈川産大豆」を扱った豆腐があったり、神奈川の工場で作った豆腐が置かれているので助かります。

さて。
今回は遺伝子組み換えされた食材についてです。

遺伝子組み換えってなに?
たくさん収穫されるように遺伝子組み換えしているんじゃないの?
遺伝子組み換えされた作物があれば飢餓を救えるんじゃないの?

そう考えている人。

全て、違います。

遺伝子組み換えされた作物はアメリカのモンサントという企業が中心になって開発を行っています。この遺伝子組み換えされた作物を作るためには、モンサントと契約を結び、モンサントから種を買わなくてはいけません。
通常植物を育てると、虫がついて虫に食べられてしまうことがあります。自然の摂理です。
けれどモンサントでは、モンサントが作った種用の農薬も一緒に売っています。モンサントの種をまき、モンサントの農薬を使うと、害虫の被害に悩まされることなく作物が収穫できる、というのが売りなのです。

けれど、ここにはいくつかの罠があります。
まずモンサントと契約した農家は毎年モンサントから種を買わないといけないこと。
遺伝子組み換えされた農作物からは、次の作物につなげるための種が取れません。
そしてモンサントの農薬を作っている工場や、その農薬をたくさん使っているエリアでは多数の病人(ガン患者)が発生していることなどです。

詳細は『モンサントの不自然な食べもの』(2008年公開、フランス)をご覧ください。

普通、作物は種を落とします。その種から次の芽が出て、その作物と土地の相性がよければ自然と作物は育ち、増えていきます。
それが無いこと自体、おかしい「不自然」だと感じませんか。
遺伝子組み換えされた食品を食べ続けるとどうなるのか。
ラットを使って研究した大学教授がいます。とんでもない結果が出たことを報告し、「遺伝子組み換え食品を導入するべきではない」と提言したところ大学を追放されてしまいました。

モンサントはアメリカの巨大企業で、そこには様々な利権がからみ、多くの著名人が出資しています。
またモンサントは日本でも財閥系の企業と提携をしています。
カネがあるところでは、儲かって仕方がない「遺伝子組み換え」
しかし別の側面を見ると……。

ここで多くを語るよりも、ぜひ映画を見ていただきたいと思います。
自分の目で見て、耳で聞いて、情報を自分の頭の中で整理し
疑問があれば自分の手で調べ

何がよくて、何が悪いのか
どんな情報なら信じることができるのか

何もかもが曖昧だとしたら、自分はどんな選択肢を選ぶのか

食べ物は毎日身体に入り、私たちの身体を作る大切なファクターです。
幸いにして日本にいてスーパーに行けば、いろいろな食品が並んでいます。
冒頭の豆腐にしても、5種類~10種類はあるのではないでしょうか。

値段だけに惑わされず、その裏側にあるものを考えて買い物をすることは、とても大切です。

ケガ、虫刺されにカレンデュラ!

カレンデュラって知っていますか?
マリーゴールドという名前のほうが聞いたことがあるかもしれません。明るいオレンジ色のお花です。
マリーゴールドは学名からカレンデュラとも呼ばれています。日本では観賞用の花ですが、ヨーロッパではハーブとして飲用や食用、肌に塗布するために使われています。

このカレンデュラ、実はとてもすごい効能があるのです!

カレンデュラには優れた消炎効果・抗菌効果がある

カレンデュラはオイルとしても売られていますが、一般的にはハーブとして花びらを乾かしたものが販売されていることが多いです。
この花びらには傷の炎症を抑えたり、殺菌する効果があるため、ケガや虫刺されに使うことができるのです。
私も先日、カレンデュラオイルが肌の炎症に効くと聞いてドライハーブを購入しました。

カレンデュラ
カレンデュラ

こちらが私が購入したカレンデュラ。
ハーブやオイルの類は、いつも薬局グローバさんで買っています。高品質なのに安く、丁寧な対応をしてくれます。

この日はカレンデュラオイルを手作りしようと思っていまして、作業中に貴重なカレンデュラハーブをオイル作成用の瓶の周りにポロポロこぼしてしまいました(汗)

「もったいな~い!」

とばかりに落ちたカレンデュラを拾い集め、数日前から虫に刺されてかゆかった膝の上と足の甲にそのままカレンデュラをゴシゴシとこすりつけてみました。
私は虫刺されなどのかゆみには、最近香港で買った「白花油」を塗っているのですが(これもかなり効果があります)膝上はかなりしつこいかゆみにやられていまして、この白花油もなかなか効果を発揮しきれていなかったのです。ところが……
カレンデュラをこすりつけしばらくたって、ふと気づきました。

「あれ? かゆみがぶり返してない?!」

そうなんです。
日に何度もかゆくなり、そのたびに白花油を塗っていた私の虫刺されあとが、カレンデュラをこすりつけた直後からピタッとかゆみが止まったのです!!

カレンデュラ、スゴイ!!

大感激したところで、カレンデュラの効能をもっときちんと調べてみました。

カレンデュラの効能

  • 解熱作用
  • 消炎作用
  • 抗菌作用
  • 防腐作用
  • かゆみ・炎症の改善
  • 保湿作用
  • 日焼け・火傷の改善
  • 粘膜の修復

こ、これはすごい……。
日焼けの改善と保湿効果もあるということは、夏のお肌のお手入れにもかかせません!
しかも同時に虫刺され跡の修復も期待できます!
ブラボー、カレンデュラ!

参照カレンデュラ の効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ | imeless Edition

さて、この優れたハーブ、カレンデュラはオイルに付けてカレンデュラオイルとして肌に付ける保湿用オイルとして活用するつもりなのですが、発汗作用やホルモンバランスを整える効果もあるようです。つまり、生理不順や生理痛にも効果が期待できるということですね。さらに更年期障害にも役立つようです。

ハーブはお湯を注げばハーブティーになります。
ヨーロッパではカレンデュラをハーブティーとして飲む人も多いのだとか。
日本ではなかなかお目にかかることがない「カレンデュラのハーブティー」、この機会に挑戦してみようと思います。

虫刺され ~炎症・かゆみに効くハーブ~

虫刺され ~炎症・かゆみに効くハーブ~

夏場は蚊に刺されることが多いですよね。またアウトドアに行くと思いがけない虫に刺されることも。私はマレーシアで巨大なアリに刺され痛い思いをしました。

虫刺されに効くハーブは以下の通り

  1. ラベンダー
  2. カレンデュラ
  3. ティートゥリー
  4. ゼラニウム

どのハーブも抗菌効果や炎症を抑える効果があります。ラベンダーの精油なら直接肌につけることができるので、お出かけのときにラベンダーの小さなオイルボトルを一つバッグに入れておくと良いかもしれません。
カレンデュラは直接ドライハーブをかゆい場所にこすりつけて使ったことがありますが、即効性がありました。
虫刺されに市販薬を使うこともあるのですが、かゆみがなかなか治まらなかったり、ぶり返したり、最後には薬を塗りすぎては肌が荒れてしまう……ということが多かったので悩んでいました。
けれどエッセンシャルオイル(精油)を使うとすぐにかゆみが治まりぶりかえすことが少ないので簡単で楽ちん。なによりとても良い香りがするので、塗った自分もいい気分になれますし、同じ空間にいる人も香りを楽しむことができます。
ハーブや精油の香りは100%植物のもの。香水などと違って天然の匂いは「苦手」と感じる人も少ないので(オフィスなどでは、香水の香りを嫌がる人が多いですよね)どこでも使いやすく、周囲からもあまり不快に思われないというメリットがあります!
むしろ
「いい匂い~。リラックスできる」
と好意的に受け止めてもらえることの方が多いです。
夏場はぜひラベンダーを持ち歩いて役立てて下さい。またゼラニウムは虫除けの効果もあります。夏にはこれらのハーブや精油を活用して、ナチュラルに暮らしましょう!

日焼け ~紫外線から身を守るハーブ~

日焼け ~紫外線から身を守るハーブ~

春先から秋にかけて紫外線が強くなります。日焼けを気にしてたっぷり日焼け止めを塗る人も多いのでは。
けれど日焼け止めにはたくさんの化学物質が入っています。塗った後、肌がひりひりすること、ありませんか?
日焼けあとの対策、としては多くのハーブが紹介されていますが、日焼けの直接の対策となるとなかなか紹介されることがなく、「植物では日焼けに対策できないのでは」と感じる人が多いかもしれません。
が、あるんですよ。日焼けに有効なハーブが。

  • レッドラズベリーシードオイル

こちらは海外で日焼け止めとして人気かつ一般的なオイルです。日本ではそれほど見かけないですよね。SPF20~50程度、PA++程度の日焼け止め効果があると言われています(カナダの研究チームの論文に記載されているとのこと)。一般的な日焼け止めには酸化チタンが入っていますが、精油ならもちろん入っていないので安心。こまめに塗りなおせばSPF20もあればじゅうぶんです。
日焼けを抑えるのにオイルを塗って大丈夫なの?と心配になる人がいるかもしれませんが(サンオイルなど日に焼けるためのオイルもありますよね)日焼け止めにも化粧品(ファンデーション)にも油分は含まれています。むしろ高価すぎる油をたくさん肌に塗って日焼けするほうが肌には良くないという話も聞きます。
レッドラズベリーシードオイルを直接肌に薄く塗ったほうが、よっぽどシンプルだし安心だけど……と私は感じるのですが、どうでしょうか。落とす時も身体を洗うソープで一緒に洗えばそれで充分ですし。さらにレッドラズベリーシードオイルには抗酸化作用もあるので、より安心です。

ちなみに、突出した日焼け止め効果があるハーブはレッドラズベリーシードオイルですが、ほかにもあります。

  • シアバター
  • マカダミアナッツオイル
  • セサミシードオイル
  • ホホバオイル
  • ヘンプシードオイル

ただしこれらはSPF5前後のため、やっぱり一番強力な天然の日焼け止めはレッドラズベリーシードオイルが独走状態でトップです。