ほくろを簡単に皮膚科で取った話

先日。

ふと鏡を見たら、鼻の下にうっすらあったシミが濃くなっていることに気づき

「なんかめっちゃ老けて見える!」

と思って、どうしようかと考え……

ちょうど数カ月前、知人から「皮膚科に行くと、液体窒素でシミを焼いて取ってくれる。保険がきくからすごく安かった」という話しを聞いたことを思い出し、かかりつけの皮膚科に行ってみました。

シミじゃなくてほくろだった

病気でもないのに、皮膚科に行ってもいいものだろうかとちょっと悩んだのですが

最近お受けしている医師へインタビューする仕事で、ほとんどの医師が「ちょっとしたことでも相談してほしい」「こんなことで病院に行ったら怒られるかなとか、思わなくていい」と言っていたことを思い出して

「行ってしまえ!」と来院したわけです。

で、先生に

「どうしました」

と言われて

「シミが気になるんです」

とちょっとドキドキしながら伝えたら、ごく普通に

「どのシミ?」と聞かれました。

(なあんだ、美容皮膚科みたいな勢いで対応してもらえるんだ!)と思いながら、ここ、と鼻の下を指さすと、拡大鏡みたいなので見て

「これ、シミじゃなくてほくろですよ」

と……!

なんと。

「CO2レーザーで焼いて取れますけど、取りますか?」

とあっさり聞いてくれました。

ほくろは、皮膚科で保険で取れる!

おおお……

しかも保険が使えるって!!!!

 

私はほくろができやすい体質で、20代の頃、エステのほくろをレーザーで取るコースを契約し、数万円払って20個ちかいほくろを取った経験があるのですが……

 

近所で、保険でほくろって取れるんだね!!!!

 

知ってたら最初から皮膚科に来てたよ……。

 

ついでに他の気になるほくろもとってあげるよ、と先生に言われて、口元にあったほくろを3つ取ってもらうことに。

ベッドに横になり、患部にまず麻酔を打ちます。

この麻酔をしてくれるってところも、皮膚科ならではだよね。エステじゃ、なかった……痛いの我慢してた。

麻酔は比較的すぐにきいて、5分後くらいにレーザーで気になるほくろを焼き切りました。

あっというまです。

 

処置の方法としては、ほくろをレーザーで焼いて取ってしまい、その上に再発を防ぐためもう一度レーザーを打ちます。

で、お薬塗って絆創膏をつけて終わり。

レーザーを打ったその後

レーザーを打ったあとは、表面の皮膚が取れているので、少しだけへこんだみたいになっています。で、そこをできるだけきれいに治すため、お薬をつけて、下の皮膚ができるまで絆創膏を張り、乾燥させないようにと指示されました。

だいたい2週間が目安だけど、1週間後に見せに来てね、と言われて終わり。

で、ほかにも気になるシミがあったので

「シミに付けるお薬もらえますか?」

と聞いてみたら、あっさりハイドロキノンが配合されたロート製薬のお薬を処方してくれました。

DRXという王スリで、約2000円。こちらは自費。

ケシミンも薬局で買うとそれくらいの値段がしたと思うのですが、なんかこっちのほうが、効果ありそうだよね。

目元の気になるシミにぬりぬりしてます。

 

シミもほくろも、気軽に皮膚科に相談して良かった!

なんか病院って敷居がたかくてさ。

特に病気でもなくて美容目的なのに、「美容」じゃない一般の医院に行くのって駄目なんじゃないかって思ってたけど、全然そんなことなかったです。

あっさり気になる部分にレーザーしてくれて、お薬もくれて、しかもレーザーは保険適用!

 

何でもっと早く皮膚科に相談しなかったんだろうとしみじみ思います……

 

だから、シミやほくろで悩んでいる皆さん!

近所の皮膚科で相談してみて!

私は、ほくろを3つ取って、ハイドロキノンのお薬もらって、8,000円くらいだった。

美容専門のクリニックに行ってレーザーやるのと比べたら、ずっと割安だし、地元のクリニックだから電車代もかからないし、とても良かったです(^^)

 

 

フィリピンの学校事情、増える子どもに対応できず、1日2サイクルで授業!

私は英語力向上のため、スカイプでフィリピン人の先生から英会話を習っています。

もう3年くらいになるかな。

まだまだですが、始めたころと比べると格段に話せるようにはなってきました。

で、先日。

中年の女性の先生と話していたところ、私が「朝ごはん食べたけど、お腹すいた」と話したら(午前10時くらいのレッスン)、先生が「私は朝ごはん食べない習慣になっちゃった」と。

「朝ごはん食べないと、お腹すかない?」と私がたずねると、先生曰く

「娘が朝5時に出かけるから、その前に起きて娘にお弁当を持たせなくちゃいけない。食べてる余裕がないのよ」

朝7時から授業が始まる、これがフィリピンの「普通」

ええええ、朝5時に出かける!?

先生の娘さんは高校生。

なぜそんなに早く学校に行くのかと、なんと驚きの返答が。

「フィリピンでは子どもが増えていて学校が足りない。だから学校では、1日に2サイクルで授業をしている。私の娘は、午前の授業を受ける生徒なの」

……なんと!!!!!

学校の二期作!!!!

増え続ける子供に対し、学校の建設が間に合わないため(もしくはもう建設を諦めたのか)、フィリピンの学校は「午前コース」と「午後コース」があるのが普通。

午前コースは朝7時から授業が始まりお昼まで、午後コースは13時くらいから授業が始まり18時ころに終わるそう。

確かにこうやって対応すれば、子どもが多くて学校が足りなくても授業はできるよね。

スゴイ………

フィリピンの過酷な交通事情、学校まで片道2時間

けど、ちょっと待って。

朝7時から授業なのに、娘さんは5時に家を出るの?という疑問が。

早く行って自習でもするのか、それともクラブの朝練か?と思ったのですが、答えはどちらもNO。

正解は「スクールバスで学校に行くけれど、渋滞がひどくて学校まで2時間かかるため」とのこと………!!!

そのため、娘さんは5時に家を出る時、ママに作ってもらったお弁当(たぶんサンドイッチとか)を持って行って、バスの中で食べるのだそう。

で7時に学校に到着して授業が始まるというわけ。

「そんなに遠いの?」

と聞くと、距離的には大して離れていないそう。

先生の家はマニラにあり、家のすぐそばで鉄道を作る工事をしているそう。近所に駅ができる予定で、学校のそばにも駅ができる予定。先生の家と学校の近くの駅は、駅3つ分しか離れていないとのことで……

「早く鉄道が開通して、電車で通学できるようになるといいね」

と話したのですが、駅が開通する頃には娘さん、卒業してそうだな……

 

ちなみに授業が終わったあと、またバスで帰宅するのだけれど、それも片道2時間。

帰りはずっと寝てくるのだそう。

通学に往復4時間、これがマニラの子どもたちの生活。娘さんも大変だし、それをサポートするお母さんも大変。

 

自転車なら渋滞関係ないのでは?と思って聞いてみたこともあるのですが、爆走する車やバイクが多く、信号無視も当たり前。また、誘拐も多く、あらゆる意味で

「自転車は危ないから」

ということで、スクールバスを利用するのが一般的なようです。

また、道路もボコボコなので自転車での走行には適していないんですよね。

 

2サイクルで授業をしている学校がある、ということが驚き。でもこれはフィリピンではふつう。

そんな文化の違いを知れたことが新鮮で嬉しい、そんなレッスンでした。

あー、フィリピン、行ってみたいな。