嬉しいことに早朝チェックインできたので、シャワーを浴びて一休みしたら、街を散策してみることにしました。
ホテルのマネージャーの話だと、ホテルからサパタウン(市街地)までは徒歩5分とのこと。
さっそくサパの中心部へ向かいます。
ここはヨーロッパ?不思議な感覚になるサパ
サパの中心部ともいえるのが、この大きな広場ではないでしょうか。
写真を撮ったのは午前中で人がいませんが、夕方になると子供たちが集まってサッカーをし、大人はバレーボールに興じていました。
写真だけ見ると、まるでヨーロッパのどこかの街のよう……
この広場の反対側には、サパのシンボルとも言える教会があります。
どうやら中には入れないようなのですが、雰囲気たっぷり。
欧米人観光客が多いこともあって、自分がどこにいるのか忘れそうです。
この教会があるエリアは、サパ湖のすぐ近く。
せっかくだから湖まで歩いてみよう!
気温はそれほど高くないのですが、とにかく直射日光が強くて暑い!
そして、こんなに綺麗な景色の中なのに、車とバイクが通り過ぎるたびに舞い上がる土埃がすごくて、排気ガスもスゴイ……
そんな中、湖沿いまで来ると少しほっとします。
やっぱり、アジアっぽくないけど……
湖はそれほど大きくなくて、歩いて1周しても20分もかかりません。
反対側から見たところ。
のどかだよね~
ほんと、リラックスできる!
せっかくだからベトナム式のコーヒーが飲みたいな、と思って湖の反対側まで戻りおしゃれなカフェに入りました。
Le Petit Gecko
テラス席もあって気持ちよさそうだったので、テラス席へ。
ティラミスとコーヒーで確か8万ドンくらい。400円でこんな素敵なティータイムが過ごせるなんて!
ちなみにこのカフェ、トイレを借りたのですがとても綺麗でした。
……なんですが、目の前は車とバイクが通って土埃が上がります(汗)
また、民族衣装を付けた少数民族の女の子が、グッズを売りに来ます(汗)
サパのレンタルバイクについて
このとき、隣の席に白人のカップルがやってきました。
彼らは「バイクをレンタルしようよ!」と話し合っていて、「なるほど、そういう楽しみ方もあるのか……」と。
なんとベトナムでは、無免許でバイクを運転できちゃうんです!
ベトナムはウィーン国際条約に加盟していないので、国際免許を持っていても意味が無いという国。
そんな流れからか?観光客が無免許でバイクをレンタルして乗り回すことができます。
実際見ていると、バイクを二人乗りしている明らかに観光客だと思われる人々多数!
隣の席の彼らも、ちょうど通りかかった白人のバイクの青年たちに「どこでバイク借りたの?」と聞いていました。
ちなみに、サパではいたるところにレンタルバイク屋があります。
少し歩けば、簡単に貸してくれるところを見つけることができます!
さて、お腹も膨れたところで湖の周辺を散策します。
こちらは湖から一本奥(山側)へ入った通り。
こうやってみると、アジアですよね……
いろいろな商店が立ち並びます。
犬肉を食べさせるレストランもありました。
サパは、スーパーマーケットで何でも揃う!
湖沿いにはいくつかスーパーマーケットもありました。
1軒のお店に入ってみたところ、1階は食品、2階は衣類など。
かなり充実した品ぞろえです。
しかもお値段も安いので、足りないものはここで変えば良い!という感じ。
サパの街中には、ウィンドブレーカーやダウンジャケットを売っているお店がたくさんあります。
私は「寒いかな」と思って裏地の付いたウィンドブレーカーを持ってきたのですが、全く使いませんでした。これからサパに来る人は、薄着で来て、もし「寒い」と思ったら街中のショップで購入すると良いと思います。
そのほうが荷物が軽くて済むしね。
ちなみに会計は1階でまとめて。
私は下着が足りなくなってしまったのでここで買い足しました。パンツ1枚5万ドン(250円)。モノも悪くなさそうなので良いのですが、1階のレジで会計をしたあと、袋に詰めてくれる係の男性がいるカウンターがあり、そこに移動して袋に入れてもらうというシステムだったので、ちょっと恥ずかしかったです……
ちなみにこのスーパーで、缶ビール(1万ドン 約50円)も売っていました。
街中にはATMもたくさんあって、お店は遅くまで営業しています。
サパは人口が3000人くらいしかいないと聞いていたのですが、その人口ではありえないくらい商業施設が充実しています。
さすが、観光の町。
けれど、日本の観光の町よりも、いろいろな面が都市っぽくて使いやすいです。
長期の滞在でも不便さは感じずに過ごせるのではないでしょうか。
Mau Son Templeで笛の音色を楽しむ
さて、地図を見ていると、湖の近くにMau Son Templeというお寺がある様子。
行ってみることにしました。
この入口の前で自撮りをしようとしている女性を発見。
写真を撮ってあげたらとても喜んでくれました。
石段を上がったところ。
中は自由に見学できるようになっています。
中国式というかベトナム式というか、カラフルな神様(?)がいました。
そしてかすかに聞こえるきれいな笛の音。
これは……?
数名の若者が集まって、演奏の練習をしていました。
笛の音が綺麗だったので、しばし聞き入っていたところ、先ほど写真を取ってあげた女性が「中に入ろうよ」と誘ってくれました。
けれど靴を脱いでござに座るスタイルで、入ったところでどうしたら良いのか分からなかったので辞退。
今思えばちょっともったいないことをしました。トライしてみれば良かったな。
フラフラ歩いて教会のところまで戻ると、少数民族の女性が子守をしていました。
街中に普通に、民族衣装を着た人がたくさんいる街……
2年前に訪れた麗江を思い出します。
でもサパの少数民族は商根たくましい!
麗江ではあまり「買って、買って」と言われなかったなあと、懐かしく思い出しました。