ベトナム ニンビン紀行 Thai Vi Templeに行ってみた!

さてさて、この記事は2019年1月に書いていますが、旅行をしたのは5月です。

正月休みののんびりしている今、書いておこう!と、旅行を思い出しながら記録を綴っています。

ニンビンに到着して2日目の朝。

朝食を取るためにLys Homestayの1階に降りていくと、1人の白人女性が食事中……

階段を下りてきた私とテーブルについていた彼女の目が合います。

「……!?」

なんとこの彼女、サパで一緒にトレッキングしたアメリカ人の女の子でした!!!!!

本当なら「うわーーー、偶然!」と喜ぶところですが、

彼女にはいろいろ思うことも多く……。また、彼女も私に対してまったくフレンドリーではなかったので

気付かないふりで「Good morning」とだけ声をかけて離れたテーブルに。

朝食を摂っていると、ホームステイのママさんから「今日はどこに行くの?」と声を掛けられます。

まったくニンビンの観光地について調べてもいなかったし、仕事も少ししたかったので

「まだ考えてない」

と答えると、ママさんが超笑顔で一枚のプリントを手渡してきました。

それが、ママさん手作りの「宿から行けるおすすめ観光案内地図」だったのです!

Lys homestayのママ手作りの観光マップ

すっごくおおざっぱな地図ですが、宿からの距離がキロメートルで書いてあり、「自転車で行けるところもあるよ」とのこと。

地図右下エリアの★マークが宿、そこから左側は「自転車で日帰り旅行できる距離」とのことだったので、

  • 宿から約1㎞のThai vi Temple
  • 宿から約2kmのBICH DONG
  • 宿から約7㎞のBIRD VALLEY

の3箇所に行ってみることに!

往復14kmのお1人様自転車ツアーです!

タムコックでは自転車レンタルができる!

ハノイからニンビンに来て驚いたのは、

道路がちゃんと舗装されていて、道端にやたらバイクが止まっていないこと!

たとえばハノイでは歩道すら埋め尽くすほどのバイクで、車も多くて、とても自転車でなんて走れません!

また、道路も段差が多くてガタガタ。

けれどニンビンは道が平坦できれいに舗装されているうえ、田舎で人も少ないので路上駐車しているバイクが少なく、自転車で安全に走りやすいのです。

というわけで、自転車に乗っている観光客も多い!

試しにタムコックの湖周辺まで行ってみると、湖の周りにレンタル用自転車がたくさん並んでいました!

値段を聞くと、1日8万ドンくらい(記憶が……。すみません)。

「新しい自転車だからおすすめ」と言われ、ママチャリを借りてみました。

タムコック湖周辺には複数のレンタル自転車屋さんがいて、それぞれ値段が違う様子。

いろいろ回って安いレンタル自転車を探すのも楽しそうです。

タムコック湖から続く川へとたくさんのボートが出ています。のどかな光景

いざ、THAI VI Tampleへ!

自転車を手に入れたので、宿から一番近い観光名所(?)THAI VI Tample へさっそくGO!

ニンビンは「陸のハロン湾」と言われていて、水田の中ににょきにょきとたくさんの岩山がそびえています。

一見すると日本と変わらないようにも見える

道の左右にそびえる岩山を緑が覆い、なんとも不思議な雰囲気。

日本っぽいけど、岩山のこんもりした形は日本ではみかけないもの。

なにより、5月の日本はこんなに暑くない!(朝の時点で30度越え)

 

ほどなくしてThai Vi Templeに到着しました!

Thai Vi Temple

白い石造りの立派な門。お寺の前の空き地に自転車を止めて中に入ります。

 

Thai Vi Templeの境内

まだ朝早いからか、観光客の姿はまばら。

数名の欧米人とアジア人のグループがいるのみです。

新しい寺院なのか、とてもきれい。

Thai Vi Templeの本堂内

本堂の中にはござが敷かれ、赤いシャツを着たたくさんの人達がお祈りをしていました。

なぜ赤い服を揃って着ているのかは不明。

寺の左右には漢字の表記。

……不思議です。

ニンビンの岩山に囲まれてたたずむThai Vi Temple

写真だと分からないのですが、とにかく暑い!

まだ午前中なのに、たったい1㎞しか自転車をこいでないのに吹き出す汗。

ミネラルウォーターを飲みながら、本堂の周りをぐるっと歩いてみると……

ジャックフルーツの木があちこちに

樹の幹に、なにやら黄緑色の大きな木の実が……

「これはなんだろう?」と(多分)話し合う人々を横目に、私も写真を1枚。

宿に帰ってママさんに写真を見せ「これは何?」と聞いたら、ジャックフルーツでした!

宿の庭にも生えてきたので、ニンビンではとても一般的なフルーツのようです。

(多分)野生のヤギたち

寺の裏にはたくさんの野生だと思われるヤギたちが!

人には慣れていなくて近づくと逃げていくのですが、かわいい……

サパではひたすら水牛(バッファロー)ばっかりだったので、癒されました!

移住・他拠点ワークという選択肢 離島・大崎上島サテライトオフィス見学ツアーレポート

在宅で仕事ができるフリーランスの場合「ネットがつながれば仕事をする場所は問わない」という人も少なくありません。

より生活コストの安い場所や環境の良さを求めて移住をするという選択肢も出てきます。

私自身も東日本大震災のあとから移住を考え始めたのが、在宅ワークという働き方を選択した理由の一つです。

 

けれど、移住となると「どこに住むのか」「そこでうまくやっていけるのか」「地元の人と仲良くなれるのか」「受け入れてもらえそうなのか」というさまざまな心配事も出てきます。

「移住したい」「したい」と言いながら、具体的な行動をほとんど起こしていなかったのですが

今回、ご縁があって大崎上島町のサテライトオフィス見学ツアーに参加させていただきました。

大崎上島町ってどこ?生活できそうな島なの?

大崎上島町は、広島県竹原市のすぐ近く。瀬戸内海に浮かぶ離島です。

島の全周は約35km。

その中に約7500人が暮らしています。

ほかの多くの地方の町と同じように高齢者が多い島ですが、ここ数年、移住してくる人が増えているそうで、町としても移住者を後押しする政策を取っているとのこと。

 

離島と聞くととても不便な暮らしをイメージします。しかし、大崎上島町は広島空港から車とフェリーで約1時間。

「東京に日帰りできる離島」

だと、島の方が話してくれました(ま、1泊したほうがゆっくりできるけどね)

また、本土と大崎上島町を繋ぐフェリーも複数の場所から数多く出ていて、便も多く、人間だけなら往復700円ほどで本土に渡れます。

さらに島にはスーパーやドラッグストア、ホームセンターもあり、暮らしには不自由しなさそう。

在宅ワークをするうえで一番の問題となるネットも、島には光ファイバーが通っていて、100M で通信できる環境が整っているということでした。

ただ、私が利用しているWiMAXのモバイルWi-Fiは島では電波を受信せず。

島内の自宅外で通信するためにはスマホの電波が頼りになります(スマホの電波状況は問題ありませんでした)

島には太陽光発電パネルがたくさん設置されていました

10名の参加者で島内バスツアー

10月30日、31日の2日間を使って行われてたツアーは、大崎上島町が島内に用意したレンタルサテライトオフィスの見学を目的としたもの。

町としては、東京や大阪、広島などに本拠地を置く企業が島に支社を置くことで、そこに雇用が生まれ、仕事に伴って若い世代が移住してくれれば島が活気づく、という目論見があります。
また、島に雇用が生まれれば、島の学校を卒業した子どもたちが島を出ず、そのまま島に残って働き続けることができます。

一方のツアー参加者は、私のようにフリーランスで働く個人事業主もいましたが、企業経営者、仕事のため定期的に島に訪れているという大手企業の方もいて、多彩。

年齢も高齢者から20代と幅広く、バラエティに富んだ顔ぶれとなりました。

空港でピックアップしてもらったあと、港で広島方面からやってきた参加者と合流し、フェリーに乗って島へ渡ります。

古民家を使ったレストランで美味しい昼食をいただいたあと、町役場の会議室に移動。今回のツアーについての簡単な説明を受けてから、バスで町を案内してもらいつつ、移住をした場合・オフィスを移転した場合の住む場所を見学しました。

こちらは町が建築した「お試し物件」、トライアルハウス大串。

真新しいおしゃれな一戸建て

島に移住したい人が「試しに生活したい」という場合に限って利用できます。お値段は格安で、1ヶ月約3万円。1週間~3カ月利用可能。

かなりきれいで環境も良く、「住みたい!」という声が参加者から上がりました。

ロフト部分は畳敷き
上から見下ろしたところ

続いて空き家バンクに登録されている古民家(というか、古い住宅)に移動。

とにかく大きな一戸建て。築40~50年くらい?

こちらは家賃3万円で、1階に16畳ほどの和室、その奥にもう一つ和室、玄関ホールを挟んで6畳ほどの洋間。私は見ていないのですが、2階には3部屋ほどの洋間があるそうです。

とにかく広い!!!

かなり広い物件で家賃も格安ですが、畳がだいぶ傷んでいるので少し手をいれないと住むのは難しいかな、という印象を受けました。

この物件は住んでもいいしオフィスとして使っても良いとのこと、

私のような個人事業主や小さい規模で会社をやっている人からは「シェアオフィスとしてなら使えるけれど……」という反応。

一人だと広すぎるんですよね。

けれど広い庭があり、裏は山。

とても環境には恵まれていて、田舎の良さは味わえます。

 

その夜は宿泊施設のホテルへ移動し、名刺交換会を兼ねた懇親会へ。

ここで、町の観光協会事務局長を務める若い男性とご挨拶させていただきました。

なんと彼も今年の5月にIターンで島へやってきたという移住者。

聞けばシェアハウスに住んでいるとのこと。

シェアハウスがあれば必要なものだけ持って移住すればいいので引っ越しも簡単だし、なによりそこで交流できるから「すごく寂しいことになるかも」という不安がありません。

画期的!

ちなみに今はシェアハウスが満員だということでしたが、シェアハウスのオーナーさんがゲストハウスの運営も今後予定しているとのことで、「若い世代が一人で入ってきやすい環境が整いつつあるのかな」

という印象を受けました。

かなり広いサテライトオフィス、レンタル料は無料

翌日、宿泊したホテル清風館のすぐ近くにある船の博物館を訪れ、町の歴史や見どころとなる場所を教えてもらいました。

この博物館の見どころの一つは、島を撮影した美しい写真がたくさん飾られていて、その写真をコマ送りのようにして作った動画が視聴できるというところ。

この動画がとても美しくて、本当に癒されました。

それから、海岸沿いにあるサテライトオフィスへと移動。

この建物の2階部分だけレンタルできる

サテライトオフィスとなる建物は商工会議所が所有するビルで、1階は倉庫として使用されており、レンタルできるのは2階のみとなります。

……が、広い!

とにかく広い!

すごくきれい!景色もいい!そして広い!!!!

従業員20人くらい余裕で入りそうな広さ。

そして、かなりの予算をかけてリフォームされたとのことでとても綺麗です。

窓からは海と島々が一望でき、とても良い環境。

ネットもこの視察の翌日から繋がるとのこと。

このレンタルオフィスを借りられるのは、1日から最大3ヵ月。無料です。

スゴイ!

……でも、広い。広すぎる。

これだけの広いオフィスを必要とする企業ってあるのだろうか?

 

ちなみにこのレンタルオフィス、シェアは不可とのことでした。

そこから徒歩2分くらいの場所に、統廃合で使わなくなったもみじ銀行の支店があり、そこも今後レンタルオフィスとして使おうと考えているとのことで、そちらも見せていただきました。

元銀行だけあって、建物はすごく頑丈そう。そして中には金庫なども残っています。

閉店後、一切手を加えていないとのことで、リフォームはまだ先。中は雨漏りのあとが……

雨漏りのあとが。今後リフォーム予定とのこと

 

……が、そこで参加者の男性がひとこと。

「ここだと、東京で仕事をするのと変わらない」

そうなんですよね。

だって、どうせ島に来るなら、「島らしさ」を感じながら仕事したいじゃない?

ちょうど、この廃銀行の向かいに、同じく誰も住んでいない二階建ての古民家があって、そっちが借りられるのであれば、そちらをレンタルシェアオフィスにしたほうが、よっぽど魅力的だし、人を呼べそうだと感じました。特に、私のようなフリーランスは集まってきそう。

古民家改築レンタルシェアオフィスなら、すごく参加したい。

 

ちょうどこの廃銀行の前の通りが、昔の建物の残る一角で、少し散策して街並みを見学。

確かに、とても雰囲気のある日本家屋が残っていて、すごくステキ!

木造三階建ての建物が残る路地。明治~昭和初期はこんな建物が並んでいたそう

けれど手入れされず、誰も住んでいない家も多くて、本当にもったいないと感じました。

大崎上島は生活の島で、観光に力を入れているわけではありません。

すごく魅力的な昔の日本の風景がたくさん残っていて、それが年月とともに次第に風化していく……、その過程をまさに、ちらっとのぞかせてもらったという感覚。

観光地化されていないからこその風景が魅力的でもあり、寂しくもありました。

 

その後、観光案内所で島に移住してきた方たちとの交流会があり、今回の視察ツアーは終了。

 

フリーランスワーカーとしては今回見せてもらったサテライトオフィスは使えないけれど、1人で、または家族を連れて移住するには良さそう、という印象です。

単身者用のアパートがもう少しあって、古民家がシェアオフィスとして開放されたら……

ノマドワーカーが集まってきそうだな、と思いました。

それから忘れてはいけないのが、人の良さ。

このツアーで島の方をはじめ、たくさんの方とお話しさせていただきましたが、どなたもとても感じが良くて優しかった。人のあたたかさを感じるエピソードも、たくさん教えていただきました。

そういう意味でも、とても暮らしやすそうです。

完全移住でなく、他拠点ワーク

今回のツアーで出会った人達と話していて気付いたのが、完全移住でなくても良いのかもしれない、ということ。

住居を関東に置いておき、生活コストがかからない地方を「もう一つのオフィス・家」と捉えて、行き来するライフスタイルもありなのかな、と。

そんな観点から、自分の今後を検討していきたいと思った次第です。

島の皆様、ありがとうございました!

ベトナム ニンビンでホームステイ!

5月にベトナムを旅した話の続き。

サパからハノイへ戻り、その足で高速バスに乗ってニンビンへ向かいました。

ニンビン行きの高速バスが出ているバスステーションはハノイ駅や旧市街からはだいぶ離れているので、移動される方はGrabを使われることをおすすめします!

私がバスステーションに到着したのは夜の8時過ぎ。

まだニンビン行きのバスがあるか、ヒヤヒヤしながら窓口があるところへ行って聞いてみたところ、

「今日はもうバスは終わった。明日」

と言われてしまったのです!!!

 

そんな!

ニンビンの宿は予約してあるのに!

 

諦めきれず、そもそも本当にもうニンビン行きのバスが無いのか?と思い、もう一度そのへんにいるベトナム人に聞いてみようとスーツケースを引っ張って広いバスプールを歩いていると、声をかけてくる人が。

もう破れかぶれで

「ニンビン!」

と叫ぶと、その辺に座っていた主みたいなおじさんがやってきて、一台のバスのもとへ連れて行ってくれました!

まだバス、あったよ……!!!!

 

そんなわけで、ハノイからニンビンへのバスの旅。

こちらもほぼ完全に横に慣れるシートで、横3列の2段ベッド。ハノイからニンビンまで10万ドンでした。

このバスの乗客はベトナム人だらけ。バスの中で大声で会話をしたり、歌を歌ったり、とにかく賑やかです。

 

ハノイからニンビンまでは約2時間。途中、トイレ休憩はありません。

私はてっきり、ニンビン駅の前のような、栄えている場所がバスステーションだと思っていたのですが、スタッフに「ニンビンについた」と呼ばれて下ろされたのが

 

何にもない国道?みたいな大通り沿いでした。

 

時間は夜の10時過ぎ。

通る車も少なく、道の両側には店があるけど大半がシャッターを下ろしている……

 

しかも、近くに繁華街みたいなところがある雰囲気がまったくない!!

 

ヤバすぎる!!!!

 

焦りながらスーツケースを引っ張り、とにかく歩きはじめると、閉店準備を始めた一軒の店の前でほうきを片手に掃除をする人の姿が!!

 

もう、頼れる人はこの人しかいない!

この人、英語が通じるかどうか全く分からないけど、近づいて「エクスキューズミー! タクシー!!!」と叫びました……

 

どうやら事情を察してくれたらしいその女性は通りに目を走らせます。するとそこに、ちょうど1台のタクシーが!

実はこのちょっと前、ハノイでタクシードライバーに騙され、約80万ドンをだまし取られるという経験をしていたため、自分でタクシーを捕まえるのは怖いと思っていたのです。できれば、地元のベトナム人に安全そうなタクシーを選んでほしかった。

その女性はタクシーに向かって大声で何かを呼びかけ、手を振ります。するとタクシーがこちらに気づいたようで、Uターンして戻ってきてくれました。

 

この女性も、タクシードライバーも英語は全くでしたが、私が旅行者だと分かると「ホテルはどこだ」というようなことを聞いて来たので、ブッキングドットコムで予約した、宿のページを見せます。

すると運転手さんは、分かった、というように頷き、私のスーツケースをトランクに押し込みました。

どうやら、無事に宿に辿り着けそう!

 

タクシーを止めてくれた女性と握手をしてお礼を言い、お別れしました。

 

さて、このタクシーの運転手さん。

実はめちゃくちゃヘビースモーカーでした。

車を走らせたとたんにタバコを加えてスパー!

 

日本だったら絶対にありえない、いや、他の国でもこれは無かった。サパでもハノイでも、運転手が車の中で喫煙は無かった!

ビックリな事態。

しかも運転手さん、私にもタバコを勧めてくる!

これは彼なりのすごい親切なんだろうと思いつつ、タバコはお断りして窓を少し開けさせてもらいました。

 

ところが、実はこの後、タクシーが宿を間違えるという事態が発生。

写真でみたのと違う外観の建物の前に連れていかれ、私が「ここじゃないと思う」と告げると運転手さんが中の人に聞きに行き……ということを2回繰り返し、最終的に予約した宿に電話をかけて、迎えに来てもらうことになりました。

 

私が予約したのは、実はホテルではなく、民宿のようなところ。

ニンビンで宿を探すと、火照るの他に「○○ホームステイ」という宿がたくさん出てきます。

これ、実際のホームステイとはちょっと違って、日本でいう民宿、ペンション形式です。

私が宿泊したのはこちら。

リス ホームステイ

客室3つのこじんまりしたお宿で、背の高いパパさんとフランス語が堪能かつ英語勉強中のママさんがいるお宿でした。

1人だけど、3人用のファミリールームを予約!

1泊約2,000円。激安!

このほか、ダブルベッドの部屋が2つありますが、私が予約したかった期間では、このファミリールームしか開いて無かった……

こーんな広いお部屋!

冷蔵庫もついています。

 

海外のホテルって、どうしてシャワールームがガラス張りなんだろう……

でも、設備は文句なし!キレイにお掃除されていました。

このお宿、とっても素晴らしい。

何が良いって、まず……

朝食は、しぼりたてのフレッシュジュースと冷たく冷えたパイナップルから始まります……

これはマンゴージュース。ちょっと飲んじゃいました。

このほか、バインミーかフォーかを選択可能。

 

フレッシュジュースじゃなくて、ベトナム式コーヒーを頼んだ日もありました。

これもおいしかった!

これは、バナナジュースと野菜のフォー、パイナップルの昼食♪

 

ちなみに、このお宿の庭にマンゴーの木がたくさんあるそうで、マンゴージュースはお庭で摂れたものだと思われます!

 

朝から新鮮なフルーツをたっぷり食べられるって、すっごく幸せ!

そして、観光の提案をママさんがしてくれて、パパさんやママさんのお兄さん達がバイクや車でいろいろなところに連れて行ってくれました!(もちろん有料だけど)

しつこいようですが、ハノイで悪質なタクシードライバーからボラれたばかりだったので、自分でタクシーを捕まえるのにはとっても抵抗があった私。しかもニンビンにはGrabがないし……

宿のママさんが手配してくれる、身内のバイクタクシーやタクシーなら安心です。

お兄さんが運転するバイクタクシーで観光もしましたが、とっても安全運転でした。

 

夕方になると、お庭に置いてあるテーブルにパパさんが座ってお茶を入れ、隣のおじさんが遊びに来ておしゃべりしています。

庭の冷蔵庫からビールを貰い、ハンモックに寝っ転がりながらビールを楽しみ、おじさんたちと通じているかどうかわからないおしゃべりをしたりしました(笑)

 

ホスピタリティ高くて、お値段も安いのでとってもおすすめのお宿。エクスペディアかブッキングドットコムから予約できますが、エクスペディアから予約することをおすすめします。

というのは、チェックアウト時に判明したのですが、タクシー代などもろもろがUSDでの請求だったのです。ドンに直して支払もできると思いますが、そのとき、どんなレートが適用されているかもわからないですよね。私はカード決済しましたが、ホテルでカード払いすると手数料を上乗せされます。でも、エクスペディアならサイト上からカード決済できて、手数料はかかりません。

あと、こちらのお宿で手配してくれるタクシーやバスのチケットの値段は、全部ドンではなくUSDです。「タクシー、1日20ドル」と聞いていたので、「20,000ドン」のことだと思っていたのですが、会計時に「USD20」だったことが判明。これって、けっこう差があります。

ベトナムでは、ドンのカンマより上の部分だけを指し、ドル、と表現することが多いので、てっきりドンのことだと思っていたので、請求書を見て「エッ……」と思いました(まあ、それでも日本でタクシーを使うことに比べたら安いのですが)

ちょうど同じ時期に一人旅で来ていた韓国人の女の子と仲良くなったのですが、彼女もドンだと思っていたらしく、後から「請求書を見たらUSDだったから驚いた。ドンだと思ってた」とこそっと耳打ちされました。

ちなみに、アメリカ人の女性客も会計時にママさん何やら長いこと話し合い「まけてよ」というようなことを言っていたので、彼女も「ドンだと思っていろいろ頼んだらドルだった」のでしょう。

 

とはいっても、気になったのはここだけ。

帰り、ハノイ空港までのミニバスの手配もしてくれましたし、バスが来るところまで送ってくれて、最後に何度もハグしてくれました。

夕方、バルコニーで涼んでいるとママさんがやってきておしゃべりの相手をしてくれるのも楽しかったです。

いいお宿に泊まりました!

LYS HomeStay ニンビン

何をしても開かないビンの蓋を、5秒で開ける方法

ビンの蓋がしっかり閉まりすぎていて、何をしても「開かない~!!!!」って困惑すること、ありますよね。

「蓋が開けられない」とあの手この手を試し、最終的に諦めて1年ほど放置したビン、ある方法を試したらすっごく簡単に開けられました!

開かないの蓋を開ける方法

蓋がしっかり閉まってなかなか開けられないときは、こんな方法を試すと良いと言われています。

・蓋を温める

これは、温めることによって金属製の蓋が膨張し、開けやすくなるから、という理論。ビンをさかさまにして、湯せんに浸けたりします。

・蓋を軽く机の角などにぶつけてみる

・右手と左手を逆にしてビンと蓋を持ってみる(いつも右手で蓋を開けている人なら、左手で試してみる)

 

この方法のほかに、

・ビンの蓋のところに輪ゴムを巻き付ける(手が滑らないようにするため)

・便利なグッズを使う

 

こういう便利グッズを買って(100均でも売ってます)挑戦するのが一般的。

ここに書いた方法を片っ端から試せば、だいたいのビンの蓋は開けられます。

 

しかし。どうしてもあけられなかったビンが、こちら。

輸入食材を扱うお店で見かけることが多い、スペインから輸入したオリーブの瓶詰です。

確か300円くらいで勝ったのですが、ビンがまったく開けられなくて、上記に書いたどの方法でもあけられなくて、放置していました。

 

超簡単にビンの蓋を開ける方法

ところがある夜。

お腹が空いているのに家にある食料が切れ、でも夜で外まで買いに行くのが面倒、という場面がありまして。

「あのビンが開けられれば、オリーブが食べられるのに!!!」と思ったのです。

そこで、ふと思い出したのが

「蓋に穴をあけると、ビンの蓋が開く場合がある」と書かれた、何かのブログ記事。

 

……穴。

穴か。

 

……でも下手したら、穴をあけただけで蓋が開かず、穴をあけたことによって中味が劣化して、結局ひとつぶもオリーブを食べられずにびんごと捨ててるはめになる、という結末になる可能性が……

 

迷ったものの、ひもじさに耐えられず(いつの時代の人間なんだ)

ついに思い切って、キリを片手にビンを握りしめました。

 

ちなみにキリは、金物屋で買った便利セットみたいなのの中のひとつ。

こういうの。で、ビンの蓋に突き立てたところ

すっごく簡単にキリが突き刺さり、かと思ったら、内側からビンの蓋がベコッと膨れました。

まるで「ずっと空気がたりなかった場所に、ようやく空気が入ってきた!」といわんばかり。

 

もしかして、これで開くの……?

と思いながら、恐る恐るキリを引き抜いて蓋を回すと

超簡単に蓋が開きました!!!!

 

蓋が開いた興奮で、写真がブレています。

 

 

……なあんだ……もっと早くこうすれば良かった。

あんなに長い間悩んで放置していたのがバカみたいだったわ……

 

ちなみに、このGOYAのオリーブ

あっさりした味わいで、なかなかおいしかったです♪

 

温めても、便利グッズを使っても、蓋を打ち付けても、男の人に頼んでも開かないビンの蓋は

キリで穴を開ければ、5秒で開けられる!!!

 

ということが分かりました!

 

引越し歴6回、夏が暑くて苦しかった家と、過ごしやすい家の違い

今年の夏、おかしいですよね。

各地で最高気温を更新。埼玉の熊谷では7月に41.1度、8月は仙台で37度。

37度って、東北の温度じゃないでしょ……

 

さてさて、信じられないくらい暑い日本列島。

多治見が暑い、熊谷が暑いと「暑い」ことで有名な地域・地名もありますが……。それ以外にも「熱くなりがちな部屋(家)」があるって、ご存知でした?

引越し歴6回、いろんな家に住んできた私が「暑くなるからやめておいた方が良い家」と「夏でも涼しくて過ごしやすい家」の違いをお伝えします!

次に引越しで家探しをする人の参考にして欲しい!

私の引っ越し履歴

まず、最初にお伝えしておきたいのが、私の引っ越し履歴。

大学を卒業してすぐに練馬区で1人暮らしを始め、その後練馬区内で5回、現在は川崎市に住んでいます。

1回目 練馬区 4階建てマンションの2階、左右に部屋あり。南向きだけど日差しが一切入らない激狭物件

2回目 練馬区 一軒家の1階を間借り、南向き。庭付き

3回目 練馬区 3階建てマンションの1階、半地下。南西角部屋

4回目 練馬区 4階建てマンションの4階 南西角部屋

5回目 練馬区 3階建てアパートの2階 西向き 建物の真ん中

6回目 川崎市 2階建てアパートの1階 南西角部屋

 

この中で、どこが一番暑い部屋で、どこが一番涼しい部屋か、想像つきますか?

 

涼しくて過ごしやすいのは、1階か半地下

ズバリ、いちばん涼しかったのが、3回目に住んだマンションの1階(半地下)の物件と、現在の住まいであるアパートの1階。そして、今思えば涼しかった一軒家の1階。

1階って防犯面から嫌がらわれることも多いのですが、夏は絶対に涼しいんです!!!

涼しかった家 一軒家の1階

一軒家に至っては、南側と北側に窓があったので、両方を開けると風が通るんですよね。

おかげで、住んでいた2年間のうち、エアコンを使ったのは友達が泊まりに来た夜だけ。それ以外は、エアコン不使用で過ごしていました。

一軒家の風通しの良さは半端なかったし、庭付きなので窓を開けていても、コンクリートからの照り返しがない!家が土に囲まれていることのすごさも味わいました。夏は本当にありがたかった!(超ボロで虫がいっぱいでたけどね!)

涼しかった家 マンションの半地下

薄暗くて嫌なイメージがあるかもしれませんが、温度的な面でいえば、半地下は夏も冬も超おススメです。これも、土のすごさなんだろうなあ……

夏は、明らかに家に帰って玄関のドアを開け、中に入ると「涼しいな」と感じましたし、冬も外から帰って部屋に入ると「あったかい」と感じていました。

南向きだけど半地下なので、確かに日差しは入らないのですが、その分部屋の中も暑くなりにくいです。

この家も、夏、エアコンを比較的使わずに過ごせる家でした。

涼しかった家 アパートの1階

そして、現在住んでいるアパートの1階も涼しいです。もちろん、今年の暑さは尋常ではないのでエアコンを使っていますが、それでもやっぱり、外から帰宅して家のドアを開けると「中は涼しいな」と感じます。

外の気温が34度くらいになる日でも、扇風機だけで過ごしている日もけっこうあります。

日当たりがとにかくいいので、窓ガラスが熱を持つため、昼間は自分がいる部屋以外はカーテンを閉めて、熱気を部屋にいれないようにしています。

暑くて辛かったのはマンション最上階角部屋

暑くて本当に「無理!!!!」と思ったのは、マンション最上階でした。

半地下の家からマンション最上階への引っ越し。良い展望に惹かれてだったのですが……とにかく暑い。

安いマンションだったのでエレベーターがなく階段で1階から4階まで上がっていたのですが、3階を通り過ぎて4階に向かう途中から、明らかに建物内の温度がぐっと上がるのです。

そして部屋のドアを開けると、中は灼熱地獄!!!!!

壁に触ると、壁がもう暑い!熱を持ってる!!!

マンションってコンクリートに覆われているじゃないですか。灼熱の太陽に照らされてコンクリートが熱を持ち、それが室内にしっかり伝わっちゃってるんです。

特に角部屋最悪。あっちもこっちも熱くなった壁に囲まれ、生きた心地がしませんでした。

引っ越しが8月で、当時、半地下の家もまだ被って契約していたので、マンション最上階に引っ越した後もときどき半地下の家に戻っていたのですが

「温度が全然違う……いままですごく恵まれた空間に住んでいたんだ……( ;∀;)」

と初めて気づき、引っ越しをとても後悔したことを、昨日のことのように思い出します。

マンション最上階、絶対におすすめしません!!!!

夏、室内でできるだけ涼しく過ごすコツ

なんかもう、こういうハウツーみたいなの大好きなので、私が生活の中で学んだ「涼しく過ごすコツ」をお教えします!

カーテンを引いて、ガラスから伝わる熱をシャットアウト

ガラスやサッシって、熱の伝導率が高いんですよ。だから真夏にサッシを触ると「アチチ!」ってなるし、窓ガラスも暑くなっています。

その熱がそのまま室内に伝わってきてしまうので、カーテンを引いておきましょう。

これだけで、室内の温度がけっこうかわりますよ。

ミントのアロマで涼感ゲット♪

ミントって涼しいイメージがありますが、あれ、本当に涼しいんです。

ほら、フリスク食べた後って口の中が涼しくなるでしょ。ミントはメントールという物質を含んでいて、メントールが体に触れると私達の体は「涼しさ」を感じられるんです。

その涼しさを一番敏感に感じるのは口と目なんですが、肌でもちゃんと感じることができます!

というわけで、ミントの精油をディフィーザーでたいたり、布にミントの精油を垂らして部屋の中に置いておく、という使い方で涼しさを得られます。

手軽で、しかもオシャレっていう(笑)夏の過ごし方!

エアコンの室外機に屋根を作る

こんな35度超えの日が続くと、どうしても毎日お世話になるのがエアコン。でも電気代もバカにならないです!

で、エアコンの電気代を節約するためにはどうしたらいいかっていうと……

フィルターの掃除とか、室内で扇風機回すとか、そういうよく言われてることはもちろんですが、忘れちゃならないのが

「室外機を日影の中にいれる」

ということ!

室外機って、本来日影に設置するものなんです。でも住環境によっては、どうしても日当たりの良い場所に置かれることもあります。

で、室外機自体もけっこう電力消費しているんですけど、室外機が熱くなると、消費する電力も高くなっちゃうんです。

そのため、室外機が暑くならないようにしてあげることで、エアコン利用時の電気代をおさえることができます。

室外機が暑くならないためにどうしたらいいかっていうと、エアコンカバーを使って室外機に屋根を作り、直射日光があたらないようにすること。

送料無料 室外機カバー 2個セット アルミ★送料無料

こういうのです!

これは楽天で売られている商品で2個で1780円だからけっこう安いんじゃないかな。

室外機のてっぺんに当たる日差しを跳ね返すだけでも違います。あとは室外機がコンクリートに囲まれたところにある場合は、照り返しで室外機が熱を持つ場合もあるので、すのこやウッドデッキを敷いたり……っていうのも効果あります。

注意したいのは、室外機の前にスダレを垂らすなど、モノを置かないこと。

室外機の前にモノがくると、室外機が排気した熱気をまた吸い込んでしまい、余計に電気代がかかっちゃうんです。

室外機の周りは風通し良くしておくのがおすすめ。

 

ほくろを簡単に皮膚科で取った話

先日。

ふと鏡を見たら、鼻の下にうっすらあったシミが濃くなっていることに気づき

「なんかめっちゃ老けて見える!」

と思って、どうしようかと考え……

ちょうど数カ月前、知人から「皮膚科に行くと、液体窒素でシミを焼いて取ってくれる。保険がきくからすごく安かった」という話しを聞いたことを思い出し、かかりつけの皮膚科に行ってみました。

シミじゃなくてほくろだった

病気でもないのに、皮膚科に行ってもいいものだろうかとちょっと悩んだのですが

最近お受けしている医師へインタビューする仕事で、ほとんどの医師が「ちょっとしたことでも相談してほしい」「こんなことで病院に行ったら怒られるかなとか、思わなくていい」と言っていたことを思い出して

「行ってしまえ!」と来院したわけです。

で、先生に

「どうしました」

と言われて

「シミが気になるんです」

とちょっとドキドキしながら伝えたら、ごく普通に

「どのシミ?」と聞かれました。

(なあんだ、美容皮膚科みたいな勢いで対応してもらえるんだ!)と思いながら、ここ、と鼻の下を指さすと、拡大鏡みたいなので見て

「これ、シミじゃなくてほくろですよ」

と……!

なんと。

「CO2レーザーで焼いて取れますけど、取りますか?」

とあっさり聞いてくれました。

ほくろは、皮膚科で保険で取れる!

おおお……

しかも保険が使えるって!!!!

 

私はほくろができやすい体質で、20代の頃、エステのほくろをレーザーで取るコースを契約し、数万円払って20個ちかいほくろを取った経験があるのですが……

 

近所で、保険でほくろって取れるんだね!!!!

 

知ってたら最初から皮膚科に来てたよ……。

 

ついでに他の気になるほくろもとってあげるよ、と先生に言われて、口元にあったほくろを3つ取ってもらうことに。

ベッドに横になり、患部にまず麻酔を打ちます。

この麻酔をしてくれるってところも、皮膚科ならではだよね。エステじゃ、なかった……痛いの我慢してた。

麻酔は比較的すぐにきいて、5分後くらいにレーザーで気になるほくろを焼き切りました。

あっというまです。

 

処置の方法としては、ほくろをレーザーで焼いて取ってしまい、その上に再発を防ぐためもう一度レーザーを打ちます。

で、お薬塗って絆創膏をつけて終わり。

レーザーを打ったその後

レーザーを打ったあとは、表面の皮膚が取れているので、少しだけへこんだみたいになっています。で、そこをできるだけきれいに治すため、お薬をつけて、下の皮膚ができるまで絆創膏を張り、乾燥させないようにと指示されました。

だいたい2週間が目安だけど、1週間後に見せに来てね、と言われて終わり。

で、ほかにも気になるシミがあったので

「シミに付けるお薬もらえますか?」

と聞いてみたら、あっさりハイドロキノンが配合されたロート製薬のお薬を処方してくれました。

DRXという王スリで、約2000円。こちらは自費。

ケシミンも薬局で買うとそれくらいの値段がしたと思うのですが、なんかこっちのほうが、効果ありそうだよね。

目元の気になるシミにぬりぬりしてます。

 

シミもほくろも、気軽に皮膚科に相談して良かった!

なんか病院って敷居がたかくてさ。

特に病気でもなくて美容目的なのに、「美容」じゃない一般の医院に行くのって駄目なんじゃないかって思ってたけど、全然そんなことなかったです。

あっさり気になる部分にレーザーしてくれて、お薬もくれて、しかもレーザーは保険適用!

 

何でもっと早く皮膚科に相談しなかったんだろうとしみじみ思います……

 

だから、シミやほくろで悩んでいる皆さん!

近所の皮膚科で相談してみて!

私は、ほくろを3つ取って、ハイドロキノンのお薬もらって、8,000円くらいだった。

美容専門のクリニックに行ってレーザーやるのと比べたら、ずっと割安だし、地元のクリニックだから電車代もかからないし、とても良かったです(^^)

 

 

フィリピンの学校事情、増える子どもに対応できず、1日2サイクルで授業!

私は英語力向上のため、スカイプでフィリピン人の先生から英会話を習っています。

もう3年くらいになるかな。

まだまだですが、始めたころと比べると格段に話せるようにはなってきました。

で、先日。

中年の女性の先生と話していたところ、私が「朝ごはん食べたけど、お腹すいた」と話したら(午前10時くらいのレッスン)、先生が「私は朝ごはん食べない習慣になっちゃった」と。

「朝ごはん食べないと、お腹すかない?」と私がたずねると、先生曰く

「娘が朝5時に出かけるから、その前に起きて娘にお弁当を持たせなくちゃいけない。食べてる余裕がないのよ」

朝7時から授業が始まる、これがフィリピンの「普通」

ええええ、朝5時に出かける!?

先生の娘さんは高校生。

なぜそんなに早く学校に行くのかと、なんと驚きの返答が。

「フィリピンでは子どもが増えていて学校が足りない。だから学校では、1日に2サイクルで授業をしている。私の娘は、午前の授業を受ける生徒なの」

……なんと!!!!!

学校の二期作!!!!

増え続ける子供に対し、学校の建設が間に合わないため(もしくはもう建設を諦めたのか)、フィリピンの学校は「午前コース」と「午後コース」があるのが普通。

午前コースは朝7時から授業が始まりお昼まで、午後コースは13時くらいから授業が始まり18時ころに終わるそう。

確かにこうやって対応すれば、子どもが多くて学校が足りなくても授業はできるよね。

スゴイ………

フィリピンの過酷な交通事情、学校まで片道2時間

けど、ちょっと待って。

朝7時から授業なのに、娘さんは5時に家を出るの?という疑問が。

早く行って自習でもするのか、それともクラブの朝練か?と思ったのですが、答えはどちらもNO。

正解は「スクールバスで学校に行くけれど、渋滞がひどくて学校まで2時間かかるため」とのこと………!!!

そのため、娘さんは5時に家を出る時、ママに作ってもらったお弁当(たぶんサンドイッチとか)を持って行って、バスの中で食べるのだそう。

で7時に学校に到着して授業が始まるというわけ。

「そんなに遠いの?」

と聞くと、距離的には大して離れていないそう。

先生の家はマニラにあり、家のすぐそばで鉄道を作る工事をしているそう。近所に駅ができる予定で、学校のそばにも駅ができる予定。先生の家と学校の近くの駅は、駅3つ分しか離れていないとのことで……

「早く鉄道が開通して、電車で通学できるようになるといいね」

と話したのですが、駅が開通する頃には娘さん、卒業してそうだな……

 

ちなみに授業が終わったあと、またバスで帰宅するのだけれど、それも片道2時間。

帰りはずっと寝てくるのだそう。

通学に往復4時間、これがマニラの子どもたちの生活。娘さんも大変だし、それをサポートするお母さんも大変。

 

自転車なら渋滞関係ないのでは?と思って聞いてみたこともあるのですが、爆走する車やバイクが多く、信号無視も当たり前。また、誘拐も多く、あらゆる意味で

「自転車は危ないから」

ということで、スクールバスを利用するのが一般的なようです。

また、道路もボコボコなので自転車での走行には適していないんですよね。

 

2サイクルで授業をしている学校がある、ということが驚き。でもこれはフィリピンではふつう。

そんな文化の違いを知れたことが新鮮で嬉しい、そんなレッスンでした。

あー、フィリピン、行ってみたいな。

ベトナム タクシーで偽札をつかまされる

サパからハノイへ戻ってきて、そこからニンビンに移動するという、まさに旅の中継地点。

私はベトナムでタクシートラブルに遭遇しました。

偽札タクシー

一度ハノイでグラブを使ってから、使いやすいさと安さ、料金が事前に表示されることから「ぼられない」という安心感で

「今回もグラブを使おう」

と思っていたのです。

ところが降り出した激しい雨に、グラブタクシーがつかまらない!

タクシーを予約しても「問い合わせ中です」というようなロード画面のあと、「タクシーを見つけられませんでした」という表示に変わるというのを何度か繰り返しました。

このとき、すでに夜7時半過ぎ。

その日、ニンビンではホテルではなくホームステイ形式の宿を予約していて「23時までにチェックインして」という連絡をホストからもらっていました。

ハノイからニンビンは約2時間。

間に合うとは思うけれど、あまり時間の余裕がないな……

 

そんな焦りから、グラブを諦めてタクシーを捕まえることにしたのです。

 

今思えば、その辺のお店どこにでも入って、何か買って「悪いんだけど、タクシー呼んでもらえないかな」と頼めば良かったのですが、私は今自分が下りたバスの後ろで、タクシーを捕まえようと手を上げました。

そんな私に声をかけてきた男性が。

「タクシーに乗りたいの? 俺、タクシーの運転手だから、こっちに来なよ。乗りなよ」

 

数台のタクシーがすでに客を乗せて通り過ぎていたこともあって、私はそのタクシーについていってしまったのです。

 

メータータクシーだけど、なんだか回りが早い?

ドアの脇のバックミラーが片方割れているけれど、ドアのところには料金表もあるしメーターも付いているしで大丈夫かな?

そう思いながらタクシーに乗り込みました。

運転手にバスターミナルの名前を見せると「OK」と走り出します。

なんだか不安だったのでメーターをにらんでいたのですが、なんだか回りが早いような……

しかも、いくら走ってもバスステーションにつかない。

バスステーション(ザバッというらしい)って、そんなに遠いの?

 

不安になり、GoogleMAPで調べてみると、けっこう遠く……

大丈夫かな。

時間がないこともありソワソワしながらタクシー運転手に話しかけます。

「ハノイで生まれ育ったの?」

すると彼は「サパ出身だ」と答えました。

ちょうどサパに行ってきたばかりのこともあり「サパは涼しくて良いよね」なんて返事をしたら、そこから彼が怒涛のように話し出したのです。

かなり早口かつ微妙な英語だったのでほとんど聞き取れなかったのですが、どうやら「マニー」と繰り返し言っていたのでお金についての話らしい……

適当に相槌をうちながら「そういえば私がサパ-ハノイ間のバスの後ろにスーツケースを持って立っていたから、この人は私がサパから戻ってきたことを知っているのでは? ……サパ出身って怪しいな」

そんなことを思ったのです。

その時点で、そのタクシーを降りれば良かったのですが、なんと言って下りればよいかのかが分からず私はそのままタクシーの後部座席で適当に相槌を打っていました。

犯罪タクシーの手口

やがてバスはザバッターミナルに到着。

メーターの金額は280万ドン。

高すぎる気がしたけれど「もういいや、払っちゃおう」

と財布を見ると、500万ドン札と10万ドン札など、ちょうどいい単位のお金がありませんでした。

500万ドン札を渡すと「もう少し小さいお金はないか」と聞かれたのですが「ない」と返答しました。

おつりを探すドライバー。

タクシーのルームランプをつけようとするのですが、ランプが付きません。

そのうちに

「もう一枚500万ドン札ある?」

と聞いて来たのです。

さっき渡した500万ドン札で足りるはずなのに、といぶかしく思っていると、何度も「もう一枚、500万ドン札をくれ」としつこくせがみます。

なんだろうと思いながら、さらに500万ドン札を渡したところ(ほんとうに私、バカ)

彼は20万ドン札を4枚、私に渡しました。

ちょっと負けてくれたのかな?

なんて思いながらお金を受け取ってタクシーを降り、バスターミナルの中に入っていきます。

いろいろな人が「どこへ行くの?」と声をかけてきたのですが、すべて無視してターミナルの奥のチケット売り場へ行くと、なんだか非常に閑散としている……

売り場のお姉さんに「ニンビンに行きたい」と言うと「今日はもう、ニンビン行きは終わった。次は明日の朝」という返事!

まさかの……

「うそでしょ」と思いながらターミナルのバス乗り場に戻ると、それでもたくさんの路線バスが止まっています。

本当にニンビンには今日はもう行けないの?

そんな思いを抱えながら、その辺りにいた人にダメ元で「ニンビンに行きたいんだけど」と話しかけてみたのです。

すると1台の原付が私の隣で止まって、どこに行きたいの?と聞いてきました。

「ニンビン」

と答えたところに、一人の初老の男性が近づいてきて、その原付の男を追い払うようにし、私のスーツケースを掴んですたすたと歩き始めたのです!

かなりビックリしながらその初老の男性についていったところ、バスターミナルの端っこに止まっているバスを指さし「ニンビン」と教えてくれました!

おそらく(勝手な予想ですが)声をかけてきた原付についていくと、チップを請求されるのではないかな、と。

初老の男性はバスターミナルのスタッフか何かで、その事情を知っていて、本当に親切で私をニンビン行のバスまで連れて行ってくれたのだと思います。

優しい……!

特に何も請求せず、彼はふたたびバスターミナルの奥へと戻っていきました。

 

チケット売り場で「ニンビン行きのバスは今日は終わった」と言われたのは、そのバス会社のバスが終わっただけのこと。

夜8時を回っていましたが、ニンビンを経由するバスに乗ることができました!

 

バスの外で若い男性(スタッフ)にスーツケースを渡し「ニンビン!ニンビン!」と伝えてニンビンで降りたいことをアピール。

料金はバスの中で払うんだと言われ、バスに乗り込みます。

こちらのバスも、靴を脱いで上がるタイプで、2段ベッドの完全に横になって移動できる形式。

今度は下の段の席を確保しました。

バスがスタートしてしばらくしてから、スタッフがバス代を集めに回ってきます。

10万ドンだと言われたので、さきほどタクシーのおつりでもらった20万ドンを渡したところ

「これ、違うよ」

と。

え、と思って彼を見てみれば、他の2万ドン札と並べて見せてくれました。

偽札……

明らかに色が濃いし、透かしの部分になんだか分からない人の顔のイラストが付いている。

ホテルに着いてから、念のため撮影。上が偽札、下が本物。

すごくびっくりして、さきほどタクシーでお釣りでもらった他の20万ドン札を出してみたところ全て偽札(コピー)でした。

バスのスタッフがとても残念そうな顔で私を見ていて、「えぇぇぇ……」という感じ。

周辺のお客さんも偽札と私を見比べ「あーあ」みたいな反応……

 

タクシートラブルに合って、考えたこと

やりきれない気持ちで財布をさぐり10万ドンを渡してとにかく支払を済ませたのですが、なんていうか、

騙された自分のアホさ加減が悔しいと

とても悲しいのと

怒りと

いろいろな感情が渦巻きました。

そんな中で、ふと自分の中に生まれたのが

「私はお金をだまし取られたけど、でも私の中の大事な部分が損なわれたわけではない」

という不思議な感情でした。

 

私は騙されたけれど、私が騙したわけではない。

私の人間性が損なわれたわけではないし、私は犯罪者になっていない。

人としての私の価値が落ちたわけではないんだ

 

犯罪に巻き込まれて、お金をだまし取られて、こんな気持ちになるとは思いませんでした。

同時に、あのタクシードライバーに対して、哀れみを感じました。

 

あんなことをしなければいけないほど、あの人はお金に困っていたのだろうか

その行為をするたびに、自分を貶めていくことに気づいているだろうか

そんなことを繰り返しても、自分は少しも高いところへはいけないのに。

 

私がだまし取られたお金は、約70万ドン。

日本円で3500円です。

それがベトナム人にとって、どのくらい価値があるのかは分かりません。

 

その後、たまたま読んでいた小説の中で

大金を手にした男が、そのお金を有効に使うことができず、ただ使い果たし、その後ホームレスになっていくというエピソードがありました。

自分で努力して手に入れたわけではないお金を手にしても、ほとんどの人間はそれをただ、浪費してしまい、そこから何かを生み出すことはできないのです。

自分で働いて手にしたお金なら、その価値が分かるから、大事に使うし、それだけのお金を手に入れることができるスキルがあるということは、継続して同じくらいの金額を手に入れ続けることができます。

そうなって、初めて「価値あるものを生み出す資金」としてお金は生きてくるのではないかと思うのです。

 

彼が犯罪で手に入れた70万ドン。

 

どうせろくなことに使われないだろうし、彼が堕落していくのを助長していく資金になるのだろうなと思います。

 

 

ちなみに彼に渡された偽札は、ニンビンのホテルで写真を撮ったあと破り捨ててしまったのですが

 

……警察に行って被害届を出せば良かったです。

これって、旅行保険の対象になったよね……

海外旅行から帰国したら、頭痛に悩まされる……

さて、まだベトナム旅行の記事をすべてアップしたわけではないのですが、23日の早朝、ベトナムから日本へ帰ってきました。

私がこの旅で使ったのはJALなのですが、JALのハノイー成田便は、0:05発。深夜です。

ハノイのノイバイ空港では他の多くの便が深夜に出発するらしく、空港は夜8時過ぎから急に混みだしました。

 

さて、深夜の便ということは、飛行機の中で睡眠を取ることになるわけですが、当然ながら熟睡なんてできません。

LCCよりましとはいえ、エコノミー。

フルフラットになるわけでもなく、足を伸ばせるわけでもなく。

うとうとしては起き、またうとうとして……飛行機は朝7時、成田に到着したのでした。

帰国後、頭がぼーっとして頭痛がする

もうかなり疲れ切っていたので、電車に乗るのはやめてリムジンバスで帰宅することに。

最寄り駅の駅前でちょっと野菜を買って家に戻り、荷物を片付けて洗濯をして、とりあえず布団に横になり昼寝をしたわけです。

 

で、目が覚めたのが昼過ぎ。

どうにもスッキリしない。

まあ、睡眠不足なのと、普段寝ない時間に寝たのもあるから仕方ないのかな、と思わなくもないのですが……

スッキリしない。

 

寝れば治るかなと思ったけれど、翌朝もスッキリしない。

おまけに、下にあるものを取ろうとするなど、頭を下に向けると頭痛がする!

 

私、めったに頭痛に悩まされることはないのですが、頭を低くすると頭痛がするっていうのは、過去にも何度かありました。

あのときは自然治癒したんだったっけ……

それにしても、この頭が痛いのはなぜ? 何が原因なの?

頭を下に下げると痛いのは、副鼻腔炎(重症)?

疑問に思って調べてみると「急性副鼻腔炎」がヒット。

蓄膿症みたいに、膿が鼻の奥に溜まってしまうのが原因で、しかも頭痛がする場合は重症らしい。

 

……おいおい、大丈夫か、私?

 

不安に思ったものの、少し様子を見ようとその日も早めに布団に入ったのですが……

翌日も、スッキリしないし、やっぱり頭痛が残ってる。

 

おりしも今日は金曜日。

このまま放置して週末に悪化したら、病院に行けない!

 

そう思い、とりあえず近くの耳鼻科へ行ってみることにしました。

私、自分が患者として耳鼻科に行くのは、実はこれが初めて!

初の耳鼻科体験です!

 

飛行機による気圧の変化が頭痛の原因

平日の午前中だったので、それほど混んでおらず、さっくり診察してもらえました。

先生に症状と、症状が出る直前まで海外にいたことを告げると

「ああ、それかあ。聞いておいてよかった」

と先生。

ん?

「ネットで調べると、副鼻腔炎って出てくるでしょ」

「はい」

「でもあなたの場合、飛行機に乗って、暑い国からまだそれほど暑くない日本に移動してきた。それが原因」

えー?

「気圧の変化と気温の変化で、鼻の奥の方が詰まって、鼻の奥にある空間の空気がうまく喚起できていないんだよ」

そんなことあるんですか?

「だから、あなたは鼻の奥にベトナムの空気を入れたまま帰ってきて、それがまだ残っているわけだねえ」

びっくりです。

 

念のため、と鼻の奥を見て「きれいだから、副鼻腔炎じゃないと思うよ。でも念のため、レントゲンも撮っておきましょう」と先生。

頭のレントゲンを撮るのも、生まれて初めての体験でした。

 

レントゲン写真も、今はすぐにパソコンで確認できるんだね!

数分で表示された画像をみて

「蓄膿症でもないし、副鼻腔炎でもないよ。大丈夫」

と診断してくれました。

 

よかった~~

 

痛み止めを飲むほど痛くはないことを告げると、鼻の通りを良くする小青龍湯という漢方だけ処方してくれました。

 

海外旅行で、日本と気温差が大きいところへ行った場合、気温の変化と気圧の変化で頭痛が起きる可能性がある。

 

初めて知りました。

そういえば、今までも海外旅行のあと、ぼーっとすることはあったなあ。

あれは疲れだと思ってたけど……そういう変化も関係しているのかも。

 

おそらく、日本から海外に到着した際にそういう症状にならないのは、慣れない場所で興奮しているせいもあるのでしょうね。

で、日本に帰ってきて気がゆるんで、症状が出る、と。

 

頭を下に下げると頭痛がする!という方。

海外旅行の後だったら、副鼻腔炎ではなく、気圧と気温の変化が原因かもしれませんよー

 

ベトナム サパ サパからハノイへ、バスで戻る

サパに5日間滞在し、いよいよハノイへ戻ることになりました。

この次に向かう場所はニンビン。

ニンビンはこの旅の途中、お世話になった旅行会社の方のおすすめの場所で、サパでも出会った人達に「次はニンビンへ行く」というと「すごく良いところだったよ!」と何度も言われた場所です。

ハノイからサパまでは電車を使って移動しましたが、サパからハノイはバスを使うことに。

ホテルをチェックアウトするときに、ハノイ行のバスが出るバス停までタクシーを呼んでもらいました。

私が使うバスはインターバス。

乗り場はサパ南の南側にあるサクセスホテルというホテル前です。

ちなみにサクセスホテルの中にインターバスのサパオフィスがあって(机と椅子があるだけだけど)、サクセスホテルで荷物も預かってくれます(といっても、ロビーに置かせてもらえるだけなので安全面はちょっと疑問ですが)

サクセスホテルで荷物を預かってもらう

当初11時のバスを予約していたのですが、13時半に変更になりました。

このあたりも英語だけのやりとりだと不安だったのですが、日本人対応の旅行会社の方が手配してくれたので、安心。

 

12時にホテルをチェックアウトし、インターバスの乗り場までタクシーで移動して「13時半のバスに乗りたいから荷物おいてもいい?」と聞いたら「そこに置いて」とソファの後ろを示されました。

 

そこには大量のリュックサックが!

皆、考えることは同じらしい(笑)

「13時に戻ってきてね」

と言われたので、そのあたりで食事をすることに。

バスに乗る前におすすめの、おいしいレストラン

ホテルの前の通りをサパ教会のほうへ戻るように歩いて行くと、1軒のレストランが欧米人観光客でにぎわっていたので、私もそこに入ってみることにしました。

黄色い壁のレストラン。

1階はテラス席もあります。

野菜のフォーとベトナム茶を注文。

お茶がティーバックなのがちょっと残念ですが。フォーはとっても美味しかった!

あっさりした塩味スープで、野菜のお皿も付いてくるところが素敵です。

ベトナムではいくつかのレストランで、この「野菜皿」が付いてきます(頼まなくても)

料金に含まれているようで、追加料金を取られたことはありません。

野菜のお皿には、レタスやバジル、パクチーのほか、シソなどが入っています!

食べ方が分からないので、私は野菜をちぎってフォーのスープに入れ、しゃぶしゃぶしたり、葉っぱでフォーを包んで一緒に食べてみたりしました。

このレストラン、安くて良かったなあ。

たしかこれで、6万ドンくらいです(約300円)

店員さんが英語ができる人で「日本人?」と聞かれました。

どうしてわかるのか聞いたところ、「発音が……」とのこと。

わたし、めっちゃ日本語英語なんだなー(苦笑)

今まで海外で「日本人?」と聞かれたときは「顔が日本人だ」と言われることが多かったのですが、発音で日本人だと言われたのは初めてでした。

ちなみにこのレストランでトイレも借りたのですが、とてもきれいに掃除されていて使いやすかったです。

念のため、この後サクセスホテルのトイレもチェックしたのですが、こちらは狭くてあまり……

バスに乗る前に用を足すなら、このレストランで食事をした後に、ついでにトイレも借りるのが良いでしょう。

初体験!ベトナムの長距離バス

さてこの後、湖の周りを散策してホテルに戻りました。

ホテルのロビー内はあふれるような人!

皆、ハノイ行のバスを待つ人です。

サクセスホテルのトイレは地下にあるのですが、地下はスタッフファミリーのキッチンとなっていて、その中の家族用トイレを使わせてもらうような感じです。

まるで「よそのお宅にちょっと失礼」という感じ……

トイレ内にペーパーはないのでポケットティッシュ必須。

トイレ内スペースには手洗い用の水道もないため、キッチンの水道をお借りして手を洗いました。

 

さて、バスが到着してスタッフに荷物を預け、次々にバスに乗り込みます。

乗る前にスタッフが名前をチェック。

このとき、特にバウチャーを見せる必要はありませんでした。

バスに乗る時に袋を渡されるので、靴を脱いではだしで上がります。

バスの中はベッドタイプの座席が2段になっていて、横3列。

1階はほぼ満席だったので、2階に上がりました。

バスの中の様子。椅子はほぼフラットになります。足元に荷物を入れて置ける仕様。足も伸ばせます。

椅子を少し上げると、椅子の後ろに収納ボックスがありました。そこに靴をしまう人が多いようです。

2階から下を見下ろした図。

寝心地は悪くないです。

バスに乗る時に、お水とウェットティッシュがもらえます。

 

気になる寝心地はまあまあ。

横になれるのはとっても楽です!

みなさん、横になってさっそくスマホをいじっていました。

私も前日にダウンロードしていた電子書籍で読書!

 

ちなみにWi-Fiも使えるようですが、バスが走っている間はとてもWi-Fiが弱くて使いものになりませんでした。

バスが休憩所に止まると快適に使えます。

 

サパ-ハノイ間のバス、休憩について

サパとハノイの間を走るバスの走行時間は約5時間。

その間、3回休憩があると聞いていましたが、2回しかありませんでした。

しかも1回目は、バスが走り出してから約1時間後という「早すぎない?」というタイミング。

2回目が1回目の休憩から3時間ほど後だったので、トイレが心配な方は、1回目の休憩のときにもトイレに行っておいたほうが良いです。

私はすっごくトイレに行きたくなってしまって、我慢するのが大変でした……

 

日本だと、高速バスって約2時間おきに休憩があるんですよね。

でもベトナムは、ないです。

で、日本だと、高速道路に休憩所がいっぱいあるじゃないですか。

ベトナムは……

ないのか、バスは使いにくいのか

2回目の休憩は、高速を一回おりて、高速の外にあるお土産物屋さんでした。

 

ちなみに、休憩所ではバスの外に巨大なかごが置いてありサンダルがいっぱい入っていて自由に使っていいので、靴をもって出る必要はありません。

そして休憩所のトイレにはペーパーはありません!

私はいつもジーンズのポケットにティッシュを入れていたので、助かりました。

ペーパーはトイレの外で購入することができます。

 

2回目の休憩は結構長くて、みな、ここでお菓子やバインミーを買ってお腹を満たしていました。

私も丸い巨大なおせんべいのようなものを買ってみました!

薄くて、見た目は南部せんべいみたいな感じ。2万ドン。

 

すごく薄味で、表面にココナッツやクラッシュしたナッツがかけてあり、まあまあおいしいです。

バスの中では食べきれず、そのままおせんべいをバリバリに割って日本に持ち帰ってきて、おやつとして食べています(笑)

砕いたあとのお菓子。

しけったりもしないし、買って1週間以上経つのにまだおいしくいただけます!

 

ベトナムのバスはすごく寒いと聞いていたのですが、私が乗ったバスはそうでもありませんでした。

座席にあった毛布を足にかけていたらそれで充分。

他の乗客の人達も、半袖やノースリーブで全然大丈夫そうでした。

 

私も「念のため」とストールを持っていたのですが、使わずに済みました。

 

で、休憩後。

このとき、突風が吹き始めて雲行きが怪しいことに。

夕立です。

バスは再び高速に入ろうとしたのですが、なぜか料金所が閉鎖されているようで、料金所の前には長い車の列が……

反対側(高速から出たい車)も、出られずに長い列。

なぜこんなことが起きているのか分からないままにしばらく料金所前で待機しました。

 

ベトナムって、すぐにみんなクラクションを鳴らすのですが、イライラし始めたドライバーが鳴らすクラクション響いていました。

 

その後、しばらくたって料金所を通過できるようになり、バスは再び高速へ。

もうこの時点でだいぶハノイに近づいているようでした。

 

ハノイでバスが着いた場所は……何もない!

ハノイ市内に戻ると、雨がザーザー!

かなりひどい天気です。

バスは大通りの道端に止まり、そこで下ろされました。

特に何があるというわけではなく、道端にストリートレストランが1軒ある程度……

 

私はこの後、ニンビンに異動するためにニンビン行のバスに乗る予定。

ニンビン行きのバスはとてもたくさん出ているので、事前に手配する必要はないと聞いていました。

ニンビンへ行くバスが出る、バスステーションの名前は調べていたので、グラブを使って移動の手筈を整えることに!

 

できればその辺りのレストランやカフェに入って、お茶でも飲みたかったのですが、そういうお店も無さそう。

仕方なく道端に立ったまま、グラブで車を探しました。

 

ところがこの後、とても残念なトラブルに遭遇してしまうのです……