麗江古城は旧市街地とも呼ばれているようです。
広い通りの両側にはびっしり土産物屋やレストラン。
一本曲がると、細い路地。
そのバランス感覚がたまらないです。
麗江古城は一つの街なので、いたるところに入り口があります。
水車があるのは、七星街にちかい、たぶんもっとも大きな入り口だと思われるところの一つです。
そこ以外からも入場は可能です。大きな門の前にはチェックする人がいて、チケットを持っていなければそこで買えます。
古城の中は高低差もあり、階段もたくさん。
田舎の良いところは、観光地でも観光客が少ないところ！
ずっと歩いていると、なんだか、この街に長い間住んでいるような気分に……。
日差しがあまりにきついので、土産物屋で帽子を買いました。
25元。約400円でした。
ちなみに、水車の入り口から入ってぐるっと回って、また水車の方へ戻ってくると、喧嘩が勃発していました。
観光客のファミリーと、入場料を取る窓口のところの係りの人たち。
たぶん、80元が高い！とか、そんな感じっぽかったです。
かなり本気の言い合い。
最初はファミリーの男性が。次に女性が。
みんな本気で文句をつけてました。
超エネルギッシュ！！
そしてけっこう長い間言い争いをしたあと、中には入らないで去っていきました……。
入り口ではそんなやりとりがあっても、少し古城の中へ入ると、静か。
そして平和。
そして麗江古城の中を歩いていたら、先ほど言い争いをしていたファミリーに遭遇！！
どうやら、やっぱり80元払って中に入ったようです。
今度は静かに見学していました（笑）
80元は私も「高いな」と思ったのですが
（だってバスが1元だよ。レストランでご飯1杯が2元だよ）
2週間も有効だしね。数日麗江に滞在するなら、チケットを買って持っておくべきだと思います。
それだけの価値はありますよ。
けど、最初に知らずに私が古城の中に迷い込んでしまったように、
大きな門以外にも古城に入ることができるポイントはたくさんあります。
だから80元のチケットを買わずに中に入ることも、出来るといえば出来るけど……
中にはきれいなトイレがたくさんあるし、朝は道路を清掃する車が走っていたりして
維持費も相当かかっていると思います。
日本人の私たちからしたら、80元ってそれほど高額でもないから
麗江古城をずっと守っていくためにもそれくらいの出費はね。
惜しくないんじゃないかと。
こんなステキな風景をずっと保っていってほしいと思うし。
ちなみにホテルのお部屋のバスルームには
「麗江古城の排水管は狭いから、トイレットペーパーは流さないでゴミ箱に捨てて欲しい」という張り紙がしてありました。
台湾みたいだね。
排水管のメンテとかにもお金がかかるんですねー。