【イラン旅行】エスファハン、シェイフ・ロトフォッラー・モスク

「世界の半分」と呼ばれるイマーム広場。王様のモスク(イマームモスク)の見学が終わったら、シェイフ・ロトフォッラー・モスクへ。

一般的には聖職者長のモスク(シェイフ・ロトフォッラー・モスク)と呼ばれているそうですが、私はイランで地元の人から「女王様のモスク」と教えられました。たぶん、イマームモスクが「王様のモスク」と呼ばれていることへの対比でしょう。

アーリ―ガープ宮殿から見る、女王様のモスク

イマーム広場にあるアーリーガープ宮殿の展望台からは、広場全体が見渡せます。女王様のモスク(シェイフ・ロトフォッラー・モスク)は、アーリーガープ宮殿の向かい側です。

アーリーガープ宮殿から眺めるシェイフ・ロトフォッラー・モスク

長方形の池を挟み、ちょうど向かい側。屋根の一部を補修しています。

こちらも20万リアルの入場料を払って入館します。日本円で約150円くらいかな。

小さいけれど豪華さが半端ないシェイフ・ロトフォッラー・モスク

シェイフ・ロトフォッラー・モスク内部

ほぼ野外の王様のモスク(イマームモスク)と比べ、女王様のモスク(シェイフ・ロトフォッラー・モスク)は全て屋根に覆われていてほぼ室内。

そのためか、タイルの劣化が少ないようで、モザイクが非常に鮮やか。一際華やかです。

こちらは入場してすぐのいわゆる廊下にあたる場所ですが、とても廊下とは思えない……

ただ、全体的に非常にこじんまりしていて、この廊下もあまり広くはありません。

シェイフ・ロトフォッラー・モスク内部

内部はこの大きな広間がひとつと、この下にも部屋がありました。地下には何本もの柱が立ち、お土産物屋さんがあります。

が、見どころはなんといってもこの広間!

精密なモザイクも本当に美しい……!

カメラを持ち、夢中になってシャッターを切る人があちこちに。モザイクを背景に「奇跡の一枚」を友達と撮り合う女の子たちも。

シェイフ・ロトフォッラー・モスクの鍾乳石飾り

壁面には小さめな鍾乳石飾りも。

イマームモスク、シェイフ・ロトフォッラー・モスクともとても精密なタイルのモザイクが張られていますが、これはこれらのモスクが「お金がある」から。

もっと小さなモスクや地方のモスクでは、モザイクが張られていない鍾乳石飾りや、途中まで張ってあとは放置されてしまったらしいエイバーンを数多く見かけました。

シェイフ・ロトフォッラー・モスクの丸天井

黄色い色のタイルが多く使われているこちらのモスク、丸屋根の内側も黄色がメインです。見ていると吸い込まれそう……。

厚い石で作られたモスクの中は日差しから遮られ、空気もなんだか違って感じられます。

華やかでありながら静謐。

イランの、エスファハンの人たちが大切に守ってきた場所なのだと強く感じます。

日本の古寺を訪れたときとも、また違う感覚です。

シェイフ・ロトフォッラー・モスクの壁面モザイク

壁の見事なモザイク。

これを見て「ペルシャ絨毯みたいだ……」

と思った人も多いのでは。

まさにその通り。ペルシャ絨毯には遊牧民が作る絨毯とそうではない絨毯の2種類があります。

遊牧民の絨毯は彼らのインスピレーションに基づいたもので、自然や動物の絵柄が描かれることが多いのですが、遊牧民ではない人たちが作る絨毯は、モスクのモザイク模様を模しています。

ちなみにペルシャ絨毯はどこで作られたかによってもいろいろな違いがあるそうで「これはカーシャーン産」「これはエスファハン産」と、強いこだわりを持って紹介されます(どう違うのか聞き忘れたことを後悔しています……)

シェイフ・ロトフォッラー・モスク

天井近くの、細かく細工された明り取りから差し込む日差しが幻想的。

ここは人がとても少ないので、ボーっと「空間をひたすら味わう」のにも最適です。

ただ、座れるようなところがないので(汗)ちょっと疲れるかも……

 

 

 

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