【トルコ】トルコ人ファミリー&日本人彼女の朝ごはんに混ぜてもらう

トルコ滞在2日目。

早朝からブルーモスクを見に行き、そのあと素敵な出会いがありました。

トルコのモスクはあちこち修復中

2022年7月現在、イスタンブールの複数のモスクが修復中で、中に入れないモスクもいくつかありました。

トルコに行ったらぜひ見て見たかった「ブルーモスク」ですが、建物修復中で近くで外観を拝むことはできませんでしたが、中には入れました!

実は前日にもブルーモスクに来たのですが、私が訪れた時間帯はお祈りの時間だったようで、ビジターは入れないとのこと。

翌日改めて朝のお祈りが終わった時間を狙ってブルーモスクに来てみました。

早朝のブルーモスクを遠くから

お祈りスペースは見られたけれど、そのほかにも庭?とか、ブルーモスクの美しい(であろう)外観が見えるところはないのかとブルーモスク周辺を歩きまわっていたところ……

絨毯鑑定士のイスマエルさんと出会う

ブルーモスクの裏手にある「GALERI 44 RUG STORE」というお店の前で日本語で声を掛けられ、お茶をごちそうになりました。

声をかけてくれたのは、恰幅の良いイスマエルさん。日本に15年ほど住んでいたそうで、とても流暢。

イスマエルさんは絨毯のデザイナーであり絨毯鑑定士でもあるそう。

「GALERI 44 RUG STORE」はイスマエルさん一族で経営している会社のようで、イスマエルさんは普段はイスタンブールから飛行機で1時間ほどの場所に住んでいるのですが、今日はわけあってイスタンブールに遊びに来ていたそうです。

ザクロのお茶をいただきながら、モスクについていろいろ話を聞かせてもらいました。

ブルーモスクが修復中で、フェリー乗り場の近くのモスクも修復中だったと話したところ、「私が一番好きなイスマエルモスクは見られるよ」とのこと。

徒歩10分くらいで行けるモスクで、ブルーモスクを作った人の先生が作ったモスクがイスマエルモスクだという話を教えてくれました。

トルコの農業はだいたいオーガニック

イスマエルさんとのお喋りは続きます。

イスマエルさんはあんず農家を営んでいるのだとか!

実は私、他国の農業にはとても興味があって、トルコの農業について聞いたところ「だいたいオーガニックだよ」とのこと!

イランもほとんどオーガニックだと聞いていたのですが、トルコもなんだ!!とうれしくなりました。

安心して野菜や果物が食べられるのって、とってもいい。

トルコでは至る所にフルーツスタンドがあって、カットしたフルーツやフレッシュジュースが飲めます。

フルーツを買ってつまんでいる人も多くて、お値段も安いです。

日本だとフルーツは少し高価なのであまり買えない人も多いと聞きます。さらに日本のフルーツはだいたい農薬まみれ(日本の農薬使用率は世界トップクラス)。

トルコの豊かさにときめきました。

朝食にさそっていただく

その後、イスマエルさんの甥のガールフレンドという日本人女性が現れ(彼に会いにトルコに来たそう)

「これからお店の屋上でみんなで朝ごはんを食べますから、ご一緒に」

と誘っていただき、トルコ式の朝食をごちそうになりました。

飛び入り参加なのに皆さん優しくしていただき、屋上で爽やかな風を感じながら、幸せの朝食タイム。

まさかこんな時間が過ごせるとは思わなかったので、とてもうれしい!

イスマエルさんのお店の屋上から見たブルーモスクのミナレット。

イスマエルさんが小さいころは、ミナレットの扉の鍵が壊れていて、こっそり中に入って登ることもできたのだとか。

「ミナレットからは、イスタンブールが全部見えるよ」とおっしゃっていたのが印象的でした。

※ミナレットは立ち入り禁止です。当時も本当は立ち入り禁止だったそうですが、地元の子どもは自由に出入りしてたんですね。うらやましい!

スレイマニモスクを見に行く!

朝食の後、私と同じく「イスタンブールは初めて」というイスマエルさんの甥の彼女さんと一緒にスレイマニモスクを見に行きました。

ブルーモスクから徒歩約10分。

これは、美しい……!

トルコのモスクって、全体のシルエットがすごく豪華。

内部です。

やっぱり豪華……!

モスクだけれど、ヨーロッパの雰囲気が漂います。

この後もいくつかモスクを見たのですが、エジプティアンバザールの傍のモスク以外は、ヨーロッパ色の強いモスクが多いなという印象でした。