引越し歴6回、夏が暑くて苦しかった家と、過ごしやすい家の違い

今年の夏、おかしいですよね。

各地で最高気温を更新。埼玉の熊谷では7月に41.1度、8月は仙台で37度。

37度って、東北の温度じゃないでしょ……

 

さてさて、信じられないくらい暑い日本列島。

多治見が暑い、熊谷が暑いと「暑い」ことで有名な地域・地名もありますが……。それ以外にも「熱くなりがちな部屋(家)」があるって、ご存知でした?

引越し歴6回、いろんな家に住んできた私が「暑くなるからやめておいた方が良い家」と「夏でも涼しくて過ごしやすい家」の違いをお伝えします!

次に引越しで家探しをする人の参考にして欲しい!

私の引っ越し履歴

まず、最初にお伝えしておきたいのが、私の引っ越し履歴。

大学を卒業してすぐに練馬区で1人暮らしを始め、その後練馬区内で5回、現在は川崎市に住んでいます。

1回目 練馬区 4階建てマンションの2階、左右に部屋あり。南向きだけど日差しが一切入らない激狭物件

2回目 練馬区 一軒家の1階を間借り、南向き。庭付き

3回目 練馬区 3階建てマンションの1階、半地下。南西角部屋

4回目 練馬区 4階建てマンションの4階 南西角部屋

5回目 練馬区 3階建てアパートの2階 西向き 建物の真ん中

6回目 川崎市 2階建てアパートの1階 南西角部屋

 

この中で、どこが一番暑い部屋で、どこが一番涼しい部屋か、想像つきますか?

 

涼しくて過ごしやすいのは、1階か半地下

ズバリ、いちばん涼しかったのが、3回目に住んだマンションの1階(半地下)の物件と、現在の住まいであるアパートの1階。そして、今思えば涼しかった一軒家の1階。

1階って防犯面から嫌がらわれることも多いのですが、夏は絶対に涼しいんです!!!

涼しかった家 一軒家の1階

一軒家に至っては、南側と北側に窓があったので、両方を開けると風が通るんですよね。

おかげで、住んでいた2年間のうち、エアコンを使ったのは友達が泊まりに来た夜だけ。それ以外は、エアコン不使用で過ごしていました。

一軒家の風通しの良さは半端なかったし、庭付きなので窓を開けていても、コンクリートからの照り返しがない!家が土に囲まれていることのすごさも味わいました。夏は本当にありがたかった!(超ボロで虫がいっぱいでたけどね!)

涼しかった家 マンションの半地下

薄暗くて嫌なイメージがあるかもしれませんが、温度的な面でいえば、半地下は夏も冬も超おススメです。これも、土のすごさなんだろうなあ……

夏は、明らかに家に帰って玄関のドアを開け、中に入ると「涼しいな」と感じましたし、冬も外から帰って部屋に入ると「あったかい」と感じていました。

南向きだけど半地下なので、確かに日差しは入らないのですが、その分部屋の中も暑くなりにくいです。

この家も、夏、エアコンを比較的使わずに過ごせる家でした。

涼しかった家 アパートの1階

そして、現在住んでいるアパートの1階も涼しいです。もちろん、今年の暑さは尋常ではないのでエアコンを使っていますが、それでもやっぱり、外から帰宅して家のドアを開けると「中は涼しいな」と感じます。

外の気温が34度くらいになる日でも、扇風機だけで過ごしている日もけっこうあります。

日当たりがとにかくいいので、窓ガラスが熱を持つため、昼間は自分がいる部屋以外はカーテンを閉めて、熱気を部屋にいれないようにしています。

暑くて辛かったのはマンション最上階角部屋

暑くて本当に「無理!!!!」と思ったのは、マンション最上階でした。

半地下の家からマンション最上階への引っ越し。良い展望に惹かれてだったのですが……とにかく暑い。

安いマンションだったのでエレベーターがなく階段で1階から4階まで上がっていたのですが、3階を通り過ぎて4階に向かう途中から、明らかに建物内の温度がぐっと上がるのです。

そして部屋のドアを開けると、中は灼熱地獄!!!!!

壁に触ると、壁がもう暑い!熱を持ってる!!!

マンションってコンクリートに覆われているじゃないですか。灼熱の太陽に照らされてコンクリートが熱を持ち、それが室内にしっかり伝わっちゃってるんです。

特に角部屋最悪。あっちもこっちも熱くなった壁に囲まれ、生きた心地がしませんでした。

引っ越しが8月で、当時、半地下の家もまだ被って契約していたので、マンション最上階に引っ越した後もときどき半地下の家に戻っていたのですが

「温度が全然違う……いままですごく恵まれた空間に住んでいたんだ……( ;∀;)」

と初めて気づき、引っ越しをとても後悔したことを、昨日のことのように思い出します。

マンション最上階、絶対におすすめしません!!!!

夏、室内でできるだけ涼しく過ごすコツ

なんかもう、こういうハウツーみたいなの大好きなので、私が生活の中で学んだ「涼しく過ごすコツ」をお教えします!

カーテンを引いて、ガラスから伝わる熱をシャットアウト

ガラスやサッシって、熱の伝導率が高いんですよ。だから真夏にサッシを触ると「アチチ!」ってなるし、窓ガラスも暑くなっています。

その熱がそのまま室内に伝わってきてしまうので、カーテンを引いておきましょう。

これだけで、室内の温度がけっこうかわりますよ。

ミントのアロマで涼感ゲット♪

ミントって涼しいイメージがありますが、あれ、本当に涼しいんです。

ほら、フリスク食べた後って口の中が涼しくなるでしょ。ミントはメントールという物質を含んでいて、メントールが体に触れると私達の体は「涼しさ」を感じられるんです。

その涼しさを一番敏感に感じるのは口と目なんですが、肌でもちゃんと感じることができます!

というわけで、ミントの精油をディフィーザーでたいたり、布にミントの精油を垂らして部屋の中に置いておく、という使い方で涼しさを得られます。

手軽で、しかもオシャレっていう(笑)夏の過ごし方!

エアコンの室外機に屋根を作る

こんな35度超えの日が続くと、どうしても毎日お世話になるのがエアコン。でも電気代もバカにならないです!

で、エアコンの電気代を節約するためにはどうしたらいいかっていうと……

フィルターの掃除とか、室内で扇風機回すとか、そういうよく言われてることはもちろんですが、忘れちゃならないのが

「室外機を日影の中にいれる」

ということ!

室外機って、本来日影に設置するものなんです。でも住環境によっては、どうしても日当たりの良い場所に置かれることもあります。

で、室外機自体もけっこう電力消費しているんですけど、室外機が熱くなると、消費する電力も高くなっちゃうんです。

そのため、室外機が暑くならないようにしてあげることで、エアコン利用時の電気代をおさえることができます。

室外機が暑くならないためにどうしたらいいかっていうと、エアコンカバーを使って室外機に屋根を作り、直射日光があたらないようにすること。

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こういうのです!

これは楽天で売られている商品で2個で1780円だからけっこう安いんじゃないかな。

室外機のてっぺんに当たる日差しを跳ね返すだけでも違います。あとは室外機がコンクリートに囲まれたところにある場合は、照り返しで室外機が熱を持つ場合もあるので、すのこやウッドデッキを敷いたり……っていうのも効果あります。

注意したいのは、室外機の前にスダレを垂らすなど、モノを置かないこと。

室外機の前にモノがくると、室外機が排気した熱気をまた吸い込んでしまい、余計に電気代がかかっちゃうんです。

室外機の周りは風通し良くしておくのがおすすめ。