さて、まだベトナム旅行の記事をすべてアップしたわけではないのですが、23日の早朝、ベトナムから日本へ帰ってきました。
私がこの旅で使ったのはJALなのですが、JALのハノイー成田便は、0:05発。深夜です。
ハノイのノイバイ空港では他の多くの便が深夜に出発するらしく、空港は夜8時過ぎから急に混みだしました。
さて、深夜の便ということは、飛行機の中で睡眠を取ることになるわけですが、当然ながら熟睡なんてできません。
LCCよりましとはいえ、エコノミー。
フルフラットになるわけでもなく、足を伸ばせるわけでもなく。
うとうとしては起き、またうとうとして……飛行機は朝7時、成田に到着したのでした。
帰国後、頭がぼーっとして頭痛がする
もうかなり疲れ切っていたので、電車に乗るのはやめてリムジンバスで帰宅することに。
最寄り駅の駅前でちょっと野菜を買って家に戻り、荷物を片付けて洗濯をして、とりあえず布団に横になり昼寝をしたわけです。
で、目が覚めたのが昼過ぎ。
どうにもスッキリしない。
まあ、睡眠不足なのと、普段寝ない時間に寝たのもあるから仕方ないのかな、と思わなくもないのですが……
スッキリしない。
寝れば治るかなと思ったけれど、翌朝もスッキリしない。
おまけに、下にあるものを取ろうとするなど、頭を下に向けると頭痛がする!
私、めったに頭痛に悩まされることはないのですが、頭を低くすると頭痛がするっていうのは、過去にも何度かありました。
あのときは自然治癒したんだったっけ……
それにしても、この頭が痛いのはなぜ? 何が原因なの?
頭を下に下げると痛いのは、副鼻腔炎(重症)?
疑問に思って調べてみると「急性副鼻腔炎」がヒット。
蓄膿症みたいに、膿が鼻の奥に溜まってしまうのが原因で、しかも頭痛がする場合は重症らしい。
……おいおい、大丈夫か、私?
不安に思ったものの、少し様子を見ようとその日も早めに布団に入ったのですが……
翌日も、スッキリしないし、やっぱり頭痛が残ってる。
おりしも今日は金曜日。
このまま放置して週末に悪化したら、病院に行けない!
そう思い、とりあえず近くの耳鼻科へ行ってみることにしました。
私、自分が患者として耳鼻科に行くのは、実はこれが初めて!
初の耳鼻科体験です!
飛行機による気圧の変化が頭痛の原因
平日の午前中だったので、それほど混んでおらず、さっくり診察してもらえました。
先生に症状と、症状が出る直前まで海外にいたことを告げると
「ああ、それかあ。聞いておいてよかった」
と先生。
ん?
「ネットで調べると、副鼻腔炎って出てくるでしょ」
「はい」
「でもあなたの場合、飛行機に乗って、暑い国からまだそれほど暑くない日本に移動してきた。それが原因」
えー?
「気圧の変化と気温の変化で、鼻の奥の方が詰まって、鼻の奥にある空間の空気がうまく喚起できていないんだよ」
そんなことあるんですか?
「だから、あなたは鼻の奥にベトナムの空気を入れたまま帰ってきて、それがまだ残っているわけだねえ」
びっくりです。
念のため、と鼻の奥を見て「きれいだから、副鼻腔炎じゃないと思うよ。でも念のため、レントゲンも撮っておきましょう」と先生。
頭のレントゲンを撮るのも、生まれて初めての体験でした。
レントゲン写真も、今はすぐにパソコンで確認できるんだね!
数分で表示された画像をみて
「蓄膿症でもないし、副鼻腔炎でもないよ。大丈夫」
と診断してくれました。
よかった~~
痛み止めを飲むほど痛くはないことを告げると、鼻の通りを良くする小青龍湯という漢方だけ処方してくれました。
海外旅行で、日本と気温差が大きいところへ行った場合、気温の変化と気圧の変化で頭痛が起きる可能性がある。
初めて知りました。
そういえば、今までも海外旅行のあと、ぼーっとすることはあったなあ。
あれは疲れだと思ってたけど……そういう変化も関係しているのかも。
おそらく、日本から海外に到着した際にそういう症状にならないのは、慣れない場所で興奮しているせいもあるのでしょうね。
で、日本に帰ってきて気がゆるんで、症状が出る、と。
頭を下に下げると頭痛がする!という方。
海外旅行の後だったら、副鼻腔炎ではなく、気圧と気温の変化が原因かもしれませんよー