ジョージアに到着して、早くも1週間が過ぎようとしています。
トビリシ中心部をだいぶ歩き回ったのですが、この町は本当にきれいで、歩いていて飽きません。
坂道&階段が作り出す絶妙な風景
トビリシの町の中央を東西に隔てて流れるクラ川を隔て、左右に山が連なるトビリシは、坂道の多い街です。
特に観光の名所が集まるナリカラ要塞周辺は坂道&階段、道路はアスファルトではなく石畳やれんがというところも多く、坂道を登ったり下りたりするたびに変わる風景を楽しめます。
坂道を上るのはしんどいけれど、眼下に広がる絶景を見下ろしながらだと、頑張れます!
階段を見つけると、ついつい上りたくなっちゃうんですよね……
階段!石畳!
これだけで興奮できる。
道端に鳩が!
イランの鳩もそうでしたが、トビリシの鳩も茶色で可愛いです。
首都の中心部なのに、なんだかとてもノスタルジックな風景。
軒先に洗濯物を干している、生活感あふれる家も多いです。
ここは、観光地でありながら人々がずっと生活している街でもあります。
トビリシを歩くと、あちこちから「生活の音」「におい」「かけら」に気づかされます。
古い建物もそのままリフォームして使っているところがステキ!
木造の建物も多く、傾いていて「危ないんじゃ?」と思うことも。けれど、人が住んでいます。
この建物は、カラフルなペイントが施されていてかわいい!
こちらはクラ川の東側。
トビリシではプリウスをよく見かけます。私は生まれて初めて、プリウスを充電しているところを見ました!
坂道を登り切ったところには教会がありました。
ナリカラ要塞の反対側は自然が豊かに残る公園になっています。
ここもゆっくり散歩したい……
かと思うと、クラ川にはこんなガラス作りの近代的な橋もかけられています。
この橋は歩行者専用です。
街中にはいたるところにオブジェが。
ヨーロッパだなあと思います。
そして、街中にたくさんある「SPAR」。24時間営業のスーパーとコンビニの中間みたいなお店。
てか、このマークと「スパー」って、日本のコンビニにもあったよね……?
と思って調べてみたら、スパーって、世界最大の食品小売りチェーン店らしい!
ちなみに日本ではすでに撤退済みです。
トビリシの犬と猫と、人々の健全さ
トビリシには野良犬も野良猫もたくさんいます。だれかがエサをあげているようで、痩せている子はあまり見かけません。
どの子も穏やかで人懐こく、道端で丸まって昼寝している姿もよく見かけます。
いじめる人がいないんだな、というところに、トビリシに暮らす人々の「気持ちの余裕」「健全さ」が透けて見えて、とても好感が持てます。
夜のトビリシ
トビリシの治安はとても良く、1人で歩いても特に危険な感じはありません。
日本と変わらない感じです。
リバティスクエアの近くでは、イベントが行われていました。
大音量の音楽になんだろうと近づいてみると、DJが。
キラキラ光る風船を売る人があちこちにいました。
電飾が滝のようにぶら下がる通り。
多くの人がスマホのカメラを向けたり、自撮りを楽しんだり。
夜は冷え込むのですが、星型に切り抜かれたドラム缶がたくさん置かれて、たき火の火の炎が上がります。
ドラム缶の周りに集まって手足を温める人々の姿が見られました。