【イラン旅行2019年冬】イラン、冬のホステルとバスルーム事情

イランは暑い国というイメージがありますが、テヘランの緯度は東京都ほとんど同じ。

高度が高く砂漠に囲まれている地域が多いことから、実は日本よりずっと寒いことを旅行前に初めて知りました。

そんなイランの冬の旅。ホステルのお部屋やバスルームは寒くないのかなというのが、渡航前にずっと気になっていました。

イラン冬のホステル、お部屋の中は快適!

今、カーシャーンにいて今回のイラン旅、宿泊先3カ所目となります。

泊まったのはすべてトラディショナルハウスのホステル。

壁は石造りです。

エスファハンの冬の屋外は気温がマイナスになるのですが、お部屋の中は分厚い石の壁に囲まれているのでとにかく温かい!

Howzak House

最初に宿泊したHowzak Houseには大きなガスストーブがあり、ドアの上部には微妙に隙間があるものの、お部屋の中はぽかぽかでした。

2番目に宿泊したカーシャーンのパペットミュージアム(ホステル内にミュージアムがある)のお部屋は、室内に暖房らしい暖房がないのに寒くなくて、夜も毛布1枚だけでまったく寒さを感じることなく眠れるレベル。

3番目、カーシャーンのSaraya Amir(現在も宿泊中)は、お部屋にオイルストーブがあり、ストーブを付けているあいだはもちろん、ストーブを消した後も暖かい空気が逃げずに快適です。

イランの冬、室内はとても過ごしやすいです!

こたつはイランから日本へ渡ってきた

今回宿泊したイランのホステル、Howzak HouseとSaraya Amirにはこたつがありました(Howzak Houseは共用スペース、Saraya Amirには客室)。

Saraya Amirのオーナー、Amirさんが教えてくれたのですが、こたつはもともとイラン発祥のアイテムで、イランから日本に渡ってきたそう!

イランでは、こたつの上に大きな銀色のお盆を乗せて使います。

ただ、こたつの中は日本とは違い、イランのこたつは足がなくて中に四角い箱を入れ、箱の中に暖房が入っているため、中で足を延ばすのは不可。

けれど、こたつに入っていると眠くなるのはイランも日本も共通で、イラン人もこたつに入りながらそのまま横になって寝てしまうそうです。

イランの冬のバスルーム、暖房はあるけれどお湯がぬるい可能性も

バスルーム内にも暖房が設置されていました。

Howzak Houseでは洗面所にオイルヒーターが置かれていてとても暖かく、トイレ兼シャワールーム内はそれほど寒くありません。

裸になっても辛くないレベル。

パペットミュージアムは暖房はなし。

Saraya Amirのバスルームにもオイルヒーター?らしきものがあって、とても暖かいです。

 

ただ、お湯の温度は微妙!

Howzak Houseのバスルーム

Howzak Houseのシャワーのお湯はとてもぬるくて、ちょっと辛かったです。パペットミュージアムはプライベートバスルームの部屋とバスルーム共用の部屋があり、バスルーム共用の部屋を選んだのですが、このバスルームはちょっときれいとは言い難く……。ここではシャワーは使いませんでした。Saraya Amirには共用バスルームが2つあるのですが、1つはとても暖かいシャワーが出て、もう片方は温度が低め。

シャワーのお湯の温度は、暖かいかぬるいか、使ってみなくては分からない賭けのような感じだと知りました。