ペルセポリスの観光の後、予約した宿まで送ってもらいました。
シーラーズのホステルは紹介で決定!HODOPHILE
シーラーズで予約したのはHODOPHILEというゲストハウス。
ヤズドで宿泊したタローネのスタッフ・ナリゲスちゃんに「次はシーラーズに行こうと思うんだけど、おすすめの宿ある?」と聞くと「友だちがやっているゲストハウスがおすすめ」と、教えてくれたのが、HODOPHILEでした。
このとき、ナリゲスちゃんにはじめてHOSTEL WORLDというホステル専用の予約サイトを教えてもらったのですが、イランのホステル&ゲストハウスがオンラインで予約できるのでとても便利です。
さて、HODOPHILEの住所まで来たのだけれど、それらしき建物や看板がない……
困っていると、タクシードライバーがHODOPHILEに電話をかけてくれました。
すると、ごくごく普通の一般住宅(広いけど)の門が開き、「Welcome」と迎えてくれました!
イランのホステル、看板が出ていない&分かりにくいことがあるので要注意です。
彼が、HODOPHILEのオーナー、ハミッドさん。
超爽やかで気さくで親切です!
こちらが私が予約したシングルのお部屋。小さなベッドと
デスクとしても使えるドレッサーがあり、ノマドワーカーとしてはとても助かりました!
窓の外はどうやら幼稚園のようで、子どもたちの賑やかな声が聞こえてきます。
HODOPHILEには2匹の犬(ポメラニアン)もいるので、犬がダメという人は要注意(1階のダイニング以外には入らないように躾けられています)
バスルームは1階が洋式、2階が和式。
きれいに掃除されていて、広々しています。
自由に飲める紅茶があったり、ゲームがあったりと居心地よく過ごせます。
これで朝食がついて1泊約700円。激安!!!
キャリーム・ハーン城塞
ホステルはシーラーズの町の中心部にあり、とても便利な立地です。
ハミッドさんにおすすめの両替商や旅行代理店などの情報を聞いてから「これから、近くに観光できるところある?」と聞いたところ、ライトアップされるモスクがあると教えてもらい、出かけてみることにしました。
モスクがあると思われる方向に向って歩くと、ライトアップされたキャリーム・ハーン城塞が。
異国情緒たっぷり!
この周辺は人もそれなりに多く、賑わっていますが危険な感じはありません。
ただ、両替商が多い通りの交差点だけは、多くの人が「両替するよ」と声をかけてきます。そこは完全スルー!
キャリーム・ハーン城塞の周辺にはインフォメーションスタンドもあります。
そして、「I💓SHERAZ」のモニュメントも!
絶好の写真スポットです。
ちなみに、キャリーム・ハーン城塞、昼間来て見るとこんな感じ。
池と緑が広がっている憩いの場。回廊には土産物屋さんもあります。
この場所、かつてはお風呂として使われていたそう。
こちらが建物内に再現されていたお風呂。というか、サウナっぽい?
こちらもお風呂です。
キャリーム・ハーン城塞前で地元の青年サイードくんと知り合いました。「モスクをこれから見に行く」と話したところ、「案内してあげる」とガイドを申し出てくれました。
マスジュデ・ヴァルキール
キャリーム・ハーン城塞のすぐ近く。
バザールの入り口に建つのが、マスジュデ・ヴァルキール。夜21時まで開いているモスクです。
こちらも、ライトアップがとてもきれい。
バーザール
マスジュデ・ヴァルキールのそばからバザールに入ります。
日が暮れてもバザールは人が多く、活気があります。
じゅうたんやカーテンなど、布製品が並ぶ一角。
こちらは素朴な雰囲気の一角。
バザールは場所によって雰囲気が大きく変わります。
日本と違って、テスターはありません。
シーラーズのバザールでは、小鳥が入った鳥かごを店先に吊るしているお店がたくさんあり、あちこちから小鳥のさえずりが聞こえます。
シャー・チェラーグ廟
夜間のライトアップが美しいのが、シャー・チェラーグ廟。バザールを抜けた先にあり、歩いて行けます。
後日、陽が落ちる前の時間に訪れた写真とともにご紹介します。
雫型のドームがとても素敵です。
地球の歩き方をみると、「廟内に入れるのはムスリムのみ」とのことでしたが、観光客でも問題無く入れました。
中はキラキラしていてとても華やか。
中に敷かれたじゅうたんの上で休む人達。
ラマダン中ということもあり、熱心に祈りを捧げる人もたくさんいます。
キラキラした壁面に圧倒されますが、子ども達は中で走り回って遊んでいました。
外壁、中庭のタイルで作られたモザイクがとても見事で、見ごたえがあります。
とても細かい鍾乳石飾り。
日本にはない、この繊細で美しい建築物、どれだけ見ても見飽きることがありません。
エスファハンのモスクに匹敵する豪華さと美しさ!
見惚れてしまいます。
モザイクに黄色がたくさん使われていると、すごく華やかです。
壁見てるだけで1日過ぎそう……
中庭には噴水もあり、とても居心地の良い空間となっています。
シャー・チェラーグ廟は、観光客は入り口で荷物チェックをして、カラフルなチャドルを着せてもらいます。
ちょうど、観光客用のチャドルを着た女性がこの写真に写っていました。
これが、日没少し前のシャー・チェラーグ廟。
もう少し日が暮れて着ると、ライトアップされました!
きれい!
空が暗くなるとこんな感じ。
放送でコーランが流れる中、多くの人が地面に座りライトアップされるシャー・チェラーグ廟を見上げます。
ここは、日が暮れる前に到着して、変わりゆく風景を眺めるがおすすめ。