さてさて、この記事は2019年1月に書いていますが、旅行をしたのは5月です。
正月休みののんびりしている今、書いておこう!と、旅行を思い出しながら記録を綴っています。
ニンビンに到着して2日目の朝。
朝食を取るためにLys Homestayの1階に降りていくと、1人の白人女性が食事中……
階段を下りてきた私とテーブルについていた彼女の目が合います。
「……!?」
なんとこの彼女、サパで一緒にトレッキングしたアメリカ人の女の子でした!!!!!
本当なら「うわーーー、偶然!」と喜ぶところですが、
彼女にはいろいろ思うことも多く……。また、彼女も私に対してまったくフレンドリーではなかったので
気付かないふりで「Good morning」とだけ声をかけて離れたテーブルに。
朝食を摂っていると、ホームステイのママさんから「今日はどこに行くの?」と声を掛けられます。
まったくニンビンの観光地について調べてもいなかったし、仕事も少ししたかったので
「まだ考えてない」
と答えると、ママさんが超笑顔で一枚のプリントを手渡してきました。
それが、ママさん手作りの「宿から行けるおすすめ観光案内地図」だったのです!
すっごくおおざっぱな地図ですが、宿からの距離がキロメートルで書いてあり、「自転車で行けるところもあるよ」とのこと。
地図右下エリアの★マークが宿、そこから左側は「自転車で日帰り旅行できる距離」とのことだったので、
- 宿から約1㎞のThai vi Temple
- 宿から約2kmのBICH DONG
- 宿から約7㎞のBIRD VALLEY
の3箇所に行ってみることに!
往復14kmのお1人様自転車ツアーです!
タムコックでは自転車レンタルができる!
ハノイからニンビンに来て驚いたのは、
道路がちゃんと舗装されていて、道端にやたらバイクが止まっていないこと!
たとえばハノイでは歩道すら埋め尽くすほどのバイクで、車も多くて、とても自転車でなんて走れません!
また、道路も段差が多くてガタガタ。
けれどニンビンは道が平坦できれいに舗装されているうえ、田舎で人も少ないので路上駐車しているバイクが少なく、自転車で安全に走りやすいのです。
というわけで、自転車に乗っている観光客も多い!
試しにタムコックの湖周辺まで行ってみると、湖の周りにレンタル用自転車がたくさん並んでいました!
値段を聞くと、1日8万ドンくらい(記憶が……。すみません)。
「新しい自転車だからおすすめ」と言われ、ママチャリを借りてみました。
タムコック湖周辺には複数のレンタル自転車屋さんがいて、それぞれ値段が違う様子。
いろいろ回って安いレンタル自転車を探すのも楽しそうです。
いざ、THAI VI Tampleへ!
自転車を手に入れたので、宿から一番近い観光名所(?)THAI VI Tample へさっそくGO!
ニンビンは「陸のハロン湾」と言われていて、水田の中ににょきにょきとたくさんの岩山がそびえています。
道の左右にそびえる岩山を緑が覆い、なんとも不思議な雰囲気。
日本っぽいけど、岩山のこんもりした形は日本ではみかけないもの。
なにより、5月の日本はこんなに暑くない!(朝の時点で30度越え)
ほどなくしてThai Vi Templeに到着しました!
白い石造りの立派な門。お寺の前の空き地に自転車を止めて中に入ります。
まだ朝早いからか、観光客の姿はまばら。
数名の欧米人とアジア人のグループがいるのみです。
新しい寺院なのか、とてもきれい。
本堂の中にはござが敷かれ、赤いシャツを着たたくさんの人達がお祈りをしていました。
なぜ赤い服を揃って着ているのかは不明。
寺の左右には漢字の表記。
……不思議です。
ニンビンの岩山に囲まれてたたずむThai Vi Temple
写真だと分からないのですが、とにかく暑い!
まだ午前中なのに、たったい1㎞しか自転車をこいでないのに吹き出す汗。
ミネラルウォーターを飲みながら、本堂の周りをぐるっと歩いてみると……
樹の幹に、なにやら黄緑色の大きな木の実が……
「これはなんだろう?」と(多分)話し合う人々を横目に、私も写真を1枚。
宿に帰ってママさんに写真を見せ「これは何?」と聞いたら、ジャックフルーツでした!
宿の庭にも生えてきたので、ニンビンではとても一般的なフルーツのようです。
寺の裏にはたくさんの野生だと思われるヤギたちが!
人には慣れていなくて近づくと逃げていくのですが、かわいい……
サパではひたすら水牛(バッファロー)ばっかりだったので、癒されました!