さて、カットカット村を観光したあとは、ドラゴンマウンテンへ行ってみることに。
ドラゴンマウンテンというのは正式名称ではなく(でも、サパの人に「ドラゴンマウンテン」と言えば通じます)正しくはHam Rong Mountain。
Ham Rong が龍のことを指すので、ドラゴンマウンテンと呼ぶようです。
ちなみに、日本のガイドブックには「ハムロンの丘」という名前で載っていますが、丘ではありません。山です。
このドラゴンマウンテンが
「なぜ、もっと早くに来なかったんだ~~!!!!」
というくらい、素敵なところでした!
サパの町を見下ろせるドラゴンマウンテン
ドラゴンマウンがあるのは、サパ大聖堂の右側の道を進み、左手にある階段を上った先です。
階段の途中にチケット売り場があるので、ここでチケットを購入。7万ドン(350円)
チケット売り場のだいぶ先にドラゴンマウンテンの入場ゲートがあります。
ゲートをくぐり、かなり険しい石の階段を上っていくと、レストランが。
このレストランの右手に展望台があり、そこからサパの町を見下ろすことができます。
山間にたたずむサパシティ。
やっぱり、アジアにいるって感じがしない!
サパ教会などがある街を見下ろせるのはこの展望台なのですが、ドラゴンマウンテンを楽しめるのは、レストランの左側のコースです!
広大な花壇が広がる左側のエリア!すっごく癒される……!
レストランの左側の森の中の階段を上がっていくと……
なんだか不思議なキャラクターがいたりします。
これらのキャラクターの先には
きれいな花壇が広がるエリアが!
私がドラゴンマウンテンを訪れたのは17時過ぎ。
もう日が傾いている時間帯だったので人もちらほらとしかおらず、なんとも幻想的。
花壇の向こうには、サパ湖とその周辺の町が見下ろせます。
綺麗……!
さらに花壇を抜けて山の上の方に進むと、なにやらごつごつした岩が多い空間に変化します。
なんだこれは。
時間が遅いということもあり、この幻想的な空間には私一人。
夕方の柔らかい光に包まれたドラゴンマウンテンは、なんとなく天空の城ラピュタの世界を連想させます。
花壇から続いていた道は、この岩と岩の間を縫うようにしてつながり
一転して、なにやらアドベンチャーな雰囲気に!
インディジョーンズみたいですよ!
迷路好き・探検好きにはきっとたまらない、ハムロンの丘
この岩を縫う道がすごくて
すっごい狭いところを通ったり……
開けたところに出たり……
岩がごつごつしている中に野の花が揺れていたり
やっぱり幻想的!
そして、もう暗くなり始めていたので、岩の間を通る道の写真をあまり撮っていなかったのですが
迷路ちっくで、すごくおもしろかったです!
もっと早い時間に来ていたら、いろいろ歩きまわって遊んだんだけどなあ!
さすがに日が暮れはじめていたし、
ベトナムは日本のように外灯があって、夜でも明るいというわけではないので、完全に日が落ちる前に撤退することにしました。
このハムロンの丘、昼間に来ると、少数民族のダンスが見られるそうです。
ああ、見たかったなあ!
惜しいことをした。
すっかり暗くなってしまった帰り道。
ネズミーランドの主人公らしき生き物がいるのを発見。
たぶん、無許可でバッタもん(笑)
夕暮れに沈むドラゴンマウンテンはすごく綺麗だったので、幻想的な空間が好きな方は、ぜひ閉園時間ぎりぎりまで粘ってほしいです。