カーシャーンがどんな街なのかを、ざっとご紹介します!
全然人がいないモスク!
散歩中に見つけた丸い屋根。
「モスクだ!」
と喜んだものの、タイルが張られていない土色の丸屋根がちょっと不思議。でも素朴でかわいいです。
近づいてみると、立派な入り口が!
エイヴァーンの鍾乳石飾りは非常に細かいのですが、モザイクは一部にしか張られていません。
モスク入り口には数名の男性がたむろし……失礼、座って休んでいます。
中に入ってみると……
かなり広い!
広場の向こうに巨大な丸屋根とミナレットが見えます。
このモスク、本当に広くて……
1階部分には池のある中庭が。
よく見ると、1階の日影で休んでいる人達の姿も。
視線を正面に戻すとこう。
かなり広いのに、人が全然いないことがお分かりいただけるかと!
はじっこにはバードギール(風取りの塔)が立っています。
「こんなに大きなモスクなのに、観光客が全然いない……ほぼ独り占め状態!」
に大感激。
カーシャーンは観光客が少ないので、ゆっくりゆったりいろいろ見て回れます。
カーシャーンの街中
カーシャーンの表通り。歩道がかなり広くて歩きやすいです。
こうしてみると、歩道もきれいに整備されていて、そういえば段差もあまりありませんでした。ゴミもあまり落ちてなくてきれいです。
歩道の歩きやすさは日本以上。
ちなみに夜はこんな感じ。
夜も一人で歩きましたが、全然危険は感じませんでした。
イランって、郵便局や銀行以外のお店の多くは、遅い時間に開店し、夜更けまで営業しています。
家具屋さんなど「夜店を開けていてもお客さんこないのでは?」というお店も、夜20時を過ぎても普通に営業していました。
カーシャーンに限らずイラン全体で共通していたのが、野良猫の多さ!
犬は野良も飼い犬も少ないようですが、野良猫ちゃんはいっぱいいました。
日本のようにかわいがられている地域猫というわけではなく、どちらかというと煙たがられている様子……
この子も、男性に首根っこを掴まれて連れ出されました。っていうか、首根っこ捕まれる猫ってすごく久しぶりに見た……
カーシャーンのトラディショナルハウス
カーシャーンにはいくつかトラディショナルハウスがあって、古い大邸宅を公開しています。入場料はだいたい20万リアルです。
1軒のトラディショナルハウスに入ってみました。
あまりたくさん写真は撮っていないのですが、池のある中庭があって、かなり広いです。
1階には中庭が、2階は回廊になっていて、地下室もあります。
日差しは強いけれど、日影や地下室はひんやりしていました。
室内は美術館のようにいろいろな展示があります。
そして見つけたのが、この「こたつ」!
こたつって日本独自の文化だと思っていたのですが、イランにもかなり昔からあったことが判明しました。
こたつはこの後、別の場所でも何度か見かけたので、ごく普通に使われていた一般的なものだった様子。
室内から。
ステンドグラスも多くのトラディショナルハウスで使われていた様子。
ちなみにステンドグラスにはきちんと意味があって
「蚊よけ」
なのだそう。
蚊は色のついた光を嫌うため、ステンドグラスがあると蚊が入ってこないのだそうです。
すごいよね!イラニアン、賢い……!
蚊取り線香のような消耗品を必要としない、コストのかからない蚊よけ。薬品も使わないので体に害がなく、しかも美しい!
そしてこちらがトイレ。
イランスタイルは和式です。
だいたいどこもすごくきれいに掃除されていて、抵抗なく使えます。
ちなみにここは紙がありますが、紙がないトイレも多くて、イラン女子に聞いてみたところ
「紙は持ち歩くもの」
なのだそうです。
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