実は今回の旅行、航空券を東京⇔テヘランで予約していました。
しかし、アメリカが司令官を爆殺したことにより、イランとの関係が緊張。私がアルメニアからジョージアに移動した日には、イランを出発した旅客機が墜落するという事件もあり、
「帰りの飛行機、トビリシ発に変えられないかな……」
と思っていました。
航空会社に電話して相談したところ、今回の件を受けてイランからの便なら、他の国からの便に振り替えができるとのこと。どこに振り替え可能かを確認したところ、候補の中にキプロスがありました。
実は、Kakashi Haouseで会った女性から、「ジョージアからLCCでキプロスに2000円くらいで行けるうえに、キプロスってすごく暖かくて気候が良いらしい」と聞いていて
「いいなぁ……行ってみたいなあ」
と思っていたこともあり
「じゃあ、キプロスに変更お願いします!」
と依頼。帰りの便に合わせて、キプロスへ向かうことになりました。
“Wizz Air”でクタイシ→キプロスを予約
クタイシとキプロスを結ぶのは、Wizz AirというヨーロッパのLCCです。
公式サイトからチケットを検索すると、クタイシ⇔キプロス(ラルナカ)の便は火曜日と土曜日の週に2回だけの運行でした。
金額を調べると、確かに一番安い料金は2000円くらいなんだけれど、これは手荷物だけで乗れる人の料金の様子。スーツケースを預けた私は片道約8,000円。
でも、1万円以下で海外にいけるってすごい……
飛行時間は約2時間半。ヨーロッパで「海外旅行がすごくお手軽」なんだと実感しました。
LCC”Wizz Air”の発着空港、クタイシへ移動
実はこれもKakashi Haouseで会った女性から聞いていたのですが、ジョージアでLCCが発着する空港はクタイシという町にあり、トビリシの空港ではないとのこと。
クタイシまではバスで3時間くらいで行けると聞いていたので調べてみると、値段も10ギルと格安(約400円)。
クタイシの空港から12:55発の飛行機に乗るため、10時にはクタイシに着いていたい。バスで3時間ということは朝8時には出発するバス(マルシュ)に乗りたいけど、どうやら「ある程度人が集まらないと出発しない」らしい。
その上、1月のジョージアは日が昇るのが朝8時半くらいということもあって、
「明るくなる前に動きたくない……し、万が一、飛行機の時間に間に合わなかったら嫌だ」
という思いもあり、前日にクタイシに移動することにしました。
クタイシ行きのバスは、地下鉄のDidube(ディドゥベ)駅西口から出ているそう。地下鉄での移動も考えたのですが、トビリシの地下鉄のスゴイ速さのエスカレーターにスーツケースを持って乗るのがちょっと怖かったのと、エスカレーターのない駅もあったことを思い出し
「いいや、楽して確実に行こう」
とタクシーを使うことに。
ジョージアでは、「Yandex」というタクシーアプリを使っていました。
宿泊していたAirBの宿からDidube(ディドゥベ)駅西口まで7ギル(約280円)。まあ、重いスーツケースを引きずらずに済むなら、それだけで本当にありがたいから問題なし。
やってきたタクシーに乗り込んで「Didube、マルシュ!」と伝えると通じたようで、「どこまで行くの? バトゥミ?」と聞かれたので「クタイシ!」と答えたら、タクシー乗り場でクタイシに行くバスを探すところまでやってくれました。
ジョージアの人、本当に親切……。
このDidube(ディドゥベ)駅のバスターミナルには本当にたくさんのバスが集まっていてとても広いので、1人では大変だったかも。助かりました。
ちなみにこのエリアには両替所もたくさん並んでいます(レートの良し悪しは不明)。あと、パン屋さんやキオスク的なところもあるので、食料の調達も可能です。
この日は雨。
バスに乗り込んでから乗客が集まって出発するまで、約1時間かかりました。
ちなみにバス(マルシュ)はベンツ!
でも座り心地は微妙。
そういえば、料金として12ギル請求されたので(10って聞いてたけど……まあいいか)と思いながら12ギル支払い。
その後に来たお兄さんも12ギル払っていたので、12がスタンダードなのか、外国人料金なのか?
どっちにしても3時間の旅が500円以下なので「まあいいか」という感じです。
途中1回、トイレ休憩を挟み、バスは無事、クタイシの有名な「マクドナルドの横のバスステーション」へ到着しました。