【2020ジョージア】トビリシのホテル、トマズハウスに宿泊

ジョージアのトビリシで2軒目に宿泊したのが、地下鉄ツェレテリ駅から徒歩 4分の場所にあるHOTEL TOMA’S HOUSE。

物価から考えると、トビリシのホテルは「以外と安くない」感じで、ちょっといいかも、と思うホテルだと1泊4,000円くらいします。そんな中、HOTEL TOMA’S HOUSEは「条件の割にリーズナブル」なホテルでした。

中心部から遠いけど、地下鉄を使えばアクセスは良い

HOTEL TOMA’S HOUSEは、観光の中心となるオールドトビリシからは少し離れていて、市の中心部には地下鉄を使いアクセスする場所にあります。

ただし、地下鉄は1回0.5ギル(20円)なうえ、2分に1回くらいの頻度で来るので、観光には便利な立地と言えるのではないかと(でも、トビリシにはもっと便利な場所にたくさんホテルあるけど……)

近くにはスタジアムや遊園地がありのどかな反面、旧ソ連時代を彷彿させるようなローカル味のある建物も多く、「観光地化されていないトビリシ」を感じられます。

観光客のための、というより生活のためのエリアなので、レストランは地下鉄駅を出たすぐのところに、ジョージアのファミレス的なものが1つあるきりです。

ちなみに、トビリシのメインの観光地に行くには地下鉄かタクシー必須な場所ですが、チェックイン時にチャージすると使える地下鉄用カードを渡してくれたので助かりました(スイカやPASMOみたいなカード。駅で自分でチャージする必要あり)。

場所がちょっとわかりにくかった

これ以前に宿泊していたBLISS HOTELからY.taxiというGRUBみたいなアプリを使って移動したのですが、約5ラリ(200円くらい)と非常にお手頃でした。

ところが、地図が示した場所で降りてもホテルらしきものが見当たらない……

MAPS MEを見ながらキョロキョロしていると、門で閉じられた柵の向こうに「HOTEL」の文字が!

すっごい分かりにくいけれど、民家にしか見えないこの建物がホテルでした。

オーナー夫妻?おじさんとおばさんがニコニコでステキ

チェックインしたときはフロントの女の子がまだ来ていないとのことで、オーナーだと思われるおじさんとおばさんがニコニコしながら迎えてくれました。

2人とも英語はほとんど話せませんが、気持ちよく対応してくれて、お部屋まで案内してくれました。

お部屋は3階。

かなり広いけれど、いろいろ内装工事の不備が感じられる場所があったりなかったり……

オイルヒーターを入れてくれたのですが、とにかくお部屋が寒かった!

冷蔵庫、クローゼットもあって、広さがありがたいです。

ノマドワーカーにはありがたいライティングデスク付き。

仕事がはかどります。

バスルーム。

きれいに掃除されているのですが、こちらも少し寒かった……。ヒーターは付いてるんだけどね。

だけど、洗濯物はすぐ乾きました!

猫がいっぱいいるホテル

トビリシには野良犬も野良猫もいっぱいいて(どちらかというと、地域犬と地域猫)、どちらも人懐こいのですが、このホテルの中庭にも猫がたくさんいました。

中庭に出ると近寄ってきて撫でさせてくれます。

ホテルのオーナー夫妻(だと思われる)はフワフワした長毛の猫を室内飼いで飼っていて、中庭にいる猫は「私たちの猫ではない」と言っていましたが、猫が暖かく過ごせるよう、庭には布を敷き詰めた段ボールが置かれていてほっこりしました。

朝食の席で、日本人夫婦に出会う

さて、トビリシには日本人が多いと聞いていたのですが、トビリシについて3日間、私は全く日本人と会って会話をしていませんでした。

正確には街中を歩ている最中、日本人かな?と思う人とすれ違うことはあったのですが、言葉をかけるまでに至らず……

もっと日本人が多いと思っていたので、なんだか拍子抜けした感もありました。

ところが。

TOMA’S HOUSEでの朝食の席に、日本人だと思われる二人が!

二人の会話も聞こえてきて日本語だったので、思い切って話しかけてみました。

お二人はサウジアラビアに住むご夫婦で、ジョージアには観光でいらしたそう。

サウジアラビアに住んでいる人がいるなんて!と驚きだったのですが、「何もすることがなくて」と奥様。

確かに、ようやく一般人が入国して観光できる国になったばかり、というのもあって、住んで楽しいとは違うようです。

私が「ジョージアで日本人に初めて会いました!」というと、お二人も「私たちもです」と。

同じホテルに、たまたま同じ期間で宿泊している、という偶然がうれしい出会いでした。

TOMA’S HOUSE(ブッキングドットコム)