遅れた飛行機がエスファハンの飛行場に到着したのは深夜22時。
飛行機からバスに乗って空港へ移動し、スーツケースを受け取ります。
テヘランとは段違いに寒くて震えていると、飛行機から移動するバスに乗っていたおじさんが「砂漠の中だから寒いよ」と。
エスファハン、冬はちょっと辛かった……
エスファハンの空港ではSnappが使えない?
Snappでタクシーを手配して宿まで行こうと考えていたのですが、Snappで見つけたドライバーと契約したところ、空港にいたイラン人のグループから「大丈夫?何か困ってる?」と声をかけられました。
Snappを使うから大丈夫だよ、と伝えると「エスファハンの空港ではSnappが使えないよ」とそこにいた女性が。
え、でも契約できたし?と思っていると、その場にいた人が私のスマホを見て「運転手に電話をして」と指示。
どこに泊まるのかを聞かれ、ゲストハウスの名前と住所が書かれた紙を見せると「間違って入力している」と言われ、わけがわからないままに運転手に電話をして、グループの男性と運転手が話をし、……というよくわからない一幕があり、駐車場にいたSnappの車になぜかその男性も乗り込んで皆でゲストハウスに向かう、という展開になりました。
空港の駐車場に入るのはどうやら有料らしく、運転手が料金の支払をしていたのでそれで「空港ではSnappが使えない」のかもしれません。
すったもんだありつつも、深夜23時に無事ゲストハウスに到着。
長かった移動がようやく終わりました。
エスファハンのトラディショナルハウスホステル、Howzak House
宿泊したのは、ジャーメモスクのすぐちかくにあるトラディショナルハウスをリフォームしたホステル、Howzak Houseです。
部屋はトリプル。かなり広く、ガスストーブもあって暖かいです。
中庭付き。ただとても寒くて中庭でゆっくりは厳しかった……。
エスファハンはテヘランより南にあるので温かいと思っていたのですが、砂漠の中の町なので朝晩の冷え込みは厳しく、気温はマイナスです。ただ、昼間は温かくて東京と変わりません。
お茶セット。有料ですがとてもおいしい!
ホステルで食事もできます。ベジタリアン食ばかりですがボリュームたっぷり。2種類頼んで友人とシェアしましたが、完食できませんでした。
こちらが朝食。
こたつのあるお部屋でこたつに入りながらいただけます。とても幸せな時間!
スタッフは皆親切で、バザールまでも近く、バザールを20分歩くとイマーム広場まで行けます。立地も雰囲気も良いのでとてもおすすめ。
ただし、シャワーはぬるいお湯しか出ないのがちょっと辛かったです。けれど、すぐ近くにペルシアンバスがあり(日本の温浴施設みたいな感じ)そこに行くとめちゃくちゃ温まります。宿のシャワーを使わずに済みます!
料金は1泊30ユーロ。2人なので1人15ユーロだと思うと、まあ妥当なお値段です。