香港のトラム（路面電車）は2階建てです。
この2階建てっていうのが珍しいらしく（世界で、イギリスとエジプトと香港にしかないそうです）それならぜひ乗ってみよう！と停留所で待つと……。
すぐにやってきました！
写真はトラムの中から。
香港のトラムは、車両の後ろから乗り込み、1階か2階か好きな方へ。
降りるときに、車両の前で料金を払って下車します（2.3ドル）
私は2階の後ろに陣取り、写真撮影と街並み見学開始！
ちなみにこの日は雨の後だったらしく、2階の座席は窓から吹き込んだ雨で一様にびしゃびしゃに濡れていました。
座りたい人はティッシュやハンカチで座席を拭って着席します。座席はすべてプラスチック。こういう場所を見ると、日本の乗り物はすべて快適な座席なんだな、と実感します。
プラスチックの座席の乗り物なんて………遊園地の乗り物くらい？
公共の乗り物はすべて厚いポリウレタンですよね。
トラムの本数はかなり多いようで、向こうから来るトラムとすれ違うときに、数本続いてたりとか。
そして路線はひたすらまっすぐ。
香港の中心、セントラル地域を横切るように走ります。
速度はかなりゆっくり。なので、二階から街並みを見学するには最適。
カラフルだなー。
このカラフルさが香港の街に合っている気がします。
後ろからも、すぐ次のトラムが来てる！
1階には路線図がありました。
トラムは乗る人や降りる人がいなければ停留所を素通りします。
日本のバスと一緒だね。
トラムには数回乗ったのですが、何度目かにトラムに乗っているとき、だんだんと顔がかゆくなってきてしまいました。
2階の窓際に座って、街並みを見ながら、全開になっている窓から入り込む風に吹かれて
「気持ちいい～」
と思っていた時だったのですが…。
私は普段はすっぴんで、なにもつけないのですが、香港の紫外線をおそれ、日焼け止めとファンデーションを塗っていたのですよね。
そのせいなのかな？
とも思ったのですが、日本にいるときも外出するときは日焼け止めとファンデーション使うし、と考えていたのです。
ついにかゆみに耐え兼ね、一度ホテルに戻って化粧を落とそう！とトラムを降りて歩きだし、しばらくしたらぴたりとかゆみが収まりました。
あれ？？
と思いつつも、化粧は落とさずそのまま観光を続行。
しかしふたたびトラムに乗って2階に座ると顔がかゆくなる……。
想像ですが、香港はかなり車が多いので、大通りを走るトラムの中にいることで、排気ガスをたっぷり浴びているんですよね。
トラムの2階は窓が全開なので。
細かい排気ガスの粒子を受け続けた結果が顔のかゆみだったのではないかと……。
そう、分析しております。
ちなみに日本にいると、日焼け止めを塗ってファンデーションを塗ってもかゆくなりません（同じ商品を使っています）
排気ガスって、やっぱり良くないよね。ということを、自分の顔で実感した香港旅行になりました。
車社会なのは仕方ないにしても、もっと排気ガスが少ない車が主流になってくれたら良いですよね。世界的にね。