伏見稲荷大社は山頂まで登るべき!

さて、取材を終えて一泊したあと、どこかを観光してから帰ろうと思ったわけですが、どこがいいかな?
と考えて頭に浮かんだのが、この風景。

伏見稲荷大社です。

写真でよく見かける有名な場所ですが、修学旅行では訪れていないし、そのあと個人旅行で京都に来た時も行っていない。

修学旅行も個人旅行も、欲張って「いっぱい、いろんなところを見たいから、移動に時間かけたくない!」という思いがあり、京都観光のメインになる銀閣寺や清水寺、三十三間堂近辺にしか行っていないのです。
今回は時間もたっぷりあるし、1人だからゆっくり好きなように回れる!と思い、伏見稲荷大社へ行ってみることに!

伏見稲荷大社は京阪電車かJRでアクセスできますが、京都駅近くからならJRのほうが便利です。
2駅なので、実はすぐ。

駅を降りて少しあるくともう、稲荷大社の鳥居が見えてきます。

社務所ではお守りのほか、鳥居の形の絵馬が売られています。
鳥居の絵馬がいっぱいぶら下がる図はすごい!

絵馬に書かれた願い事は、多国籍。
そう、外国から来た観光客がとっても多いのです!

連なる鳥居に、写真を撮りまくる人々。
とにかくすごい人です!

この鳥居を抜けていくと、こんな道案内が出ている広場に出ます。

ここには甘味処があり、すこし坂を上っているので京都の街が一望できますが……

ここで引き返しちゃだめです!
伏見稲荷大社の醍醐味は、ここから始まるといっても過言ではありません。

ここからさらに右か左に進んで山を登ると、すごく面白い風景に出会えるのです。

道順だと左に進むようなのですが、気づかなかったわたしは右へすすみました。
ちなみにここで引き返していく人たちも多いので、ここから観光客の姿がグッと減り、写真を撮りたい人は人に邪魔されず、鳥居がある風景を思う存分撮影出来ます。

上り坂の石階段と鳥居。

静かです。
静かなだけに余計
「うわぁ~~~」
って気分を味わえます。

そしてところどころ、開けた場所にでると、こんな風景に出会うことができます。
なんだろう?って思いますよね。

実は全て、小さな社。

全部、いろいろなお稲荷さんがお祀りされているのです。

その風景はまるで、街中のよう。

お稲荷さんの社ひとつひとつが、現代の街の住宅みたいに見えました。

通路の両側に並ぶお稲荷さん。

こんな感じで、お稲荷さんの集落が続きます。

この風景がなんともミステリアス。

自分がガリバーになって石造りの街を見下ろしているかのような錯覚に陥ります。

私は赤い鳥居が立ち並ぶ風景よりも、むしろこのお稲荷さんの街が印象的でした。

 

 

ちなみにこれらのお稲荷さんの街に入ると、無料で引くことができるおみくじがあります!

おみくじの結果は掲示されているので、出てきた番号と照らし合わせ……

面白いのは、このおみくじ、「大吉」「吉」など、私たちが普段よく見て知っている結果以外にもいろいろな結果があります!

ぐるりと山頂まで登って下りてくると、約2時間弱。私はゆっくり目で歩き、お稲荷さんの街もじっくり見たのでこれくらいかかりました。

四つ辻まで戻って来て、おしるこをいただきました。

ちなみに普段あまり動かないので、翌日はしっかりふくらはぎが筋肉痛に……。

良い運動になりました!